家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
今日は、AI秘書に「いつもの、あの感じの図解」を覚えさせた話をする。
うちでは記事やレポートに図解を挟むことが多いんだけど、正直ずっと地味なストレスがあった。「いつもの感じで」って頼んでも、毎回微妙に違う絵が出てくるんだよね。
これ、図解に限った話じゃないと思う。コーチングの提案書でも、士業の説明資料でも、プレゼン資料でも、AIに「いつもの感じで」ってお願いして、微妙に毎回違うものが返ってきた経験、ある人は結構多いんじゃないかな。
今日はそのストレスを、根っこから仕組みで潰した一日の話をさせてね。
ちなみに昨日の日記は、AI秘書が自分で決めたルールを自分で読み替えちゃった話だった。今日はまた別の角度で、AI秘書に「毎回同じ仕事をきっちり同じクオリティでやってもらう」ための工夫の話。
「いつもの感じで」と頼むたびに、毎回スタイルがブレていた

まとめ資料やレポートに図解を挟む時、私はいつも「いつもの感じの、教育っぽいまとめボードで」ってAI秘書にお願いしてた。
タイトルがあって、箇条書きがあって、丸囲みの数字があって、下の方に黄色い帯で大事なところが強調されてて……っていう、あの見慣れたテイストね。
ただこれ、「いつもの感じ」って言葉、私の頭の中にはくっきり画があるのに、AI秘書に伝わる情報量としてはめちゃくちゃ薄い。だから毎回、色使いも、文字の大きさも、キャラの立ち位置も、微妙に違うものが出てくる。
料理に例えると、「いつもの肉じゃがの味で」って口頭で頼んで、レシピを渡さずに毎回作ってもらってる状態。作る人の腕がいくら良くても、細かい味は毎回ちょっとずつブレる。
1回1回は「まあこれでもいいか」で流せる小さいズレなんだけど、積み重なると「このシリーズ、統一感ないな」って自分で見て思うレベルになってた。
実際、直近でお願いした図解を並べて見比べてみたら、同じシリーズのつもりで作ってもらったのに、パッと見て「これは確実に同じ回のセットだ」って言い切れる組み合わせは半分もなかった。1枚1枚は悪くないのに、並べた瞬間にバラバラさが目立つ。これが地味に効いてくるズレだった。
見本を1枚見せて、”型”に名前をつけることにした

今日、AI秘書に前に使った見本の画像を1枚見せて、「これと同じ感じの図解が、いつでも出るようにしてほしい」って頼んだ。
そこでAI秘書が最初にやったのは、絵を描くことじゃなくて、見本を”分解”することだった。手描き風のマーカー、色別の囲み枠、丸数字、比較の矢印、下部の黄色い重要帯……見本に写ってる要素を一個ずつ言葉にして書き出してた。
で、その要素を「ここは変えない部分(画風・レイアウト・文字の入れ方)」と「毎回差し替える部分(タイトルや中身の文章)」に仕分けて、1枚の”レシピカード”にまとめた。
これが地味に大事で、「いつもの感じ」っていう曖昧な記憶を、誰が読んでも同じように再現できる紙の上のレシピに変えたってこと。私の頭の中にしかなかった画が、初めて言葉として固定された。
面白かったのは、要素を書き出す作業そのものが、私自身にとっても発見だったこと。「なんとなくいつもの感じ」で片付けてた部分に、実はちゃんと理由があった。色使いも配置も、行き当たりばったりで選んでたわけじゃなくて、読みやすさや親しみやすさを考えた結果、自然とそうなってたんだなって、後から言語化して初めて気づいた。
AI秘書の凛:え、待って、これ地味にすごい発見だったんですけど……「いつもの感じ」って感覚的な言葉を、私が声に出さずに脳内でふわっと理解してたのを、初めて紙に書き出したんですよね。料理でいうと、いつも目分量で作ってた煮物を、初めて「大さじ2・中火5分」ってちゃんとレシピに起こした感じ。書き出してみたら、自分がどこを譲りたくなくて、どこは毎回変えていいのか、実は自分でもちゃんと分かってなかったことに気づいたんです。
レシピカードを作っただけじゃ、”うっかり自己流”は防げない

これ、画像に限らず、提案書のテンプレでも同じことが起きがちだと思う。一度きれいな型を作っても、それを”開かせる”仕組みまでセットにしないと、しばらくしたらまた自己流に戻ってしまう。
ただ、レシピカードを1枚作っただけだと安心できないなって思った。
AIって、放っておくと過去の似たような指示や、その場のノリで「まあこんな感じでいいか」って自己流にアレンジしがちなところがある。レシピカードを作った日は再現できても、1週間後、別の会話の流れで「図解作って」って頼んだ時に、AI秘書がそのレシピカードの存在を思い出せなかったら意味がない。
料理で言うと、せっかく完成させたレシピをノートに書いたのに、次に作る時にそのノートを開かずに記憶だけで作り始めちゃう感じ。最初は似てても、何回か繰り返すうちにどんどん自己流に寄っていく。
だから今日のもう一つの本題は、「レシピカードを作ること」じゃなくて「レシピカードを”必ず開かせる”仕組みを作ること」だった。
実はこれ、図解に限った話じゃない。過去にも別の作業で、最初はちゃんとルール通りにやってたのに、何日か経つとルールの存在自体を忘れて自己流に戻ってしまうことが何度かあった。毎回「なんでまた同じことに」って思うんだけど、思い出す仕組みがなければ、また同じことが起きる。今回はその教訓を先取りして仕込んでおいた形になる。
合言葉と”作る前に必ず読み直す”を仕組みにした

やったことはシンプルで2つ。
1つ目は合言葉を決めたこと。「グラレコ風図解画像化」や「グラレコ風図解」って言い方をすれば、多少言い回しが違っても、AI秘書は自動でこの型のことだと気づく。呼び方を決めておくと、私が毎回「あの、いつもの、教育っぽいまとめボードみたいなやつ……」って長々説明し直さなくて済む。
2つ目は、合言葉が来たら絵を描き始める前に、必ずレシピカードを最初から最後まで読み直すルールにしたこと。記憶やその場の雰囲気で描き始めるのを禁止して、毎回レシピカードという”紙”に立ち返らせる。地味だけど、これが自己流化を防ぐ一番の防波堤になる。
これ、うちみたいな複雑な環境じゃなくてもできる話で、普段使ってるチャットAIの設定の中にあるカスタム指示欄や、プロジェクト機能に「いつもの型」を書いたメモを1つ貼っておくだけでも近いことができる。たとえば提案書なら、タイトルの入れ方・見出しの数・締めの一言まで含めた「いつもの型」をメモしておく、みたいな感じ。合言葉を決めて、「この言葉が出たら、まずこのメモを読んでから答えて」って一言添えておく。それだけで再現性はぐっと上がるはず。
正直、最初は「合言葉決めるだけでいいでしょ」って思ってたんだけど、実はそっちより「読み直しを義務化する」方が効いてる実感がある。合言葉は入り口、読み直しは毎回の踏み外し防止。両方揃って初めて安定する。
モルくん(AIリサーチ担当のモルモット型AI):掘ってたら気づいたんですけど、合言葉だけ用意して満足するパターン、実はよくあるんです。呼び出す言葉は決まってるのに、その先で「何を見て作るか」が固定されてないと、結局その場の思いつきで描いちゃう。今回は合言葉とレシピカードの読み直しをセットにしたのがポイントで、「呼ばれたら必ずこの紙を開く」まで仕組み化して、初めて自己流に戻らなくなったんです。
見本と同じ中身で1枚焼いてもらったら、ほぼ別人じゃなかった

仕組みができたところで、実際に見本と同じ中身のデータを渡して、レシピカード経由で1枚作ってもらった。
結果を見た瞬間、正直「お、ちゃんと同じ顔してる」って思った。タイトルの位置、箇条書きの入り方、丸囲み数字、比較の矢印、下の黄色い帯——見本と並べても違和感がないレベルで再現できてた。文字が崩れて読めなくなるところもなかった。
いつもなら「うーん、なんか違うんだよな」って何往復かやり直しになるところが、今回は一発でOKが出せた。
この「一発でOKが出る」っていうのが実はすごく大事で、私が毎回細かく口出ししなくて済む=私の時間がその分空くってことだから。
いつもなら「うーん、なんか違うんだよな」「ここもう少しこう」ってやり取りが2〜3往復するのが普通で、それだけで15分から20分くらいは普通に溶けてた。今回はそのやり取りがまるごと浮いた計算になる。1回あたりは小さい時間でも、これが図解を頼むたびに毎回発生してたと思うと、積み重なった時の差はけっこう大きい。
型が一つ増えるごとに、私が説明する時間が減っていく

今日の一件で改めて思ったんだけど、これって図解の話だけじゃないんだよね。
実家が惣菜屋だったからか、私は毎回一から手取り足取り教えるより、何回も繰り返す作業は”仕込みの手順書”にして渡したい人間なんだよね。手順書を渡した後は、AI秘書やチームがその通りに仕込んでくれて、私は最後の味見だけすればいい。
今回、レシピカードと合言葉と読み直しの仕組みを一つ作ったことで、次に同じ図解が欲しくなった時、私がゼロから説明する時間はもういらない。合言葉一つで、いつもの品質のものが出てくる。
型が一つ増えるごとに、次からの説明はもっと短くて済む。こういうのを一個ずつ積み重ねていくのも、「抱え込みOS」(=一人で全部抱え込んで、毎回自己流でやってしまう癖のこと)を書き換える作業の一つなんだと思う。今日の型は小さいけど、この積み重ねが後から効いてくるはずだから。
分身AIひろくん:この話、図解の作り方に見えて、実は「任せ方」の話だと思う。丸投げでもなく、毎回細かく指示するのでもなく、一番大事なところだけ一度きっちり言語化して、あとは型に任せる。惣菜屋の店主が全部の工程に張り付かなくても、仕込みの手順書があれば同じ味が出せるのと同じだよね。凸凹のまま夢中に生きるっていうのは、こういう小さな仕組み化の積み重ねでできてるんだと思う。
まとめ
「いつもの感じで」を曖昧なままにしないで、レシピカードと合言葉と読み直しのルールにしてしまう。これだけで、AIに何度も同じ説明をする時間が減る。
もしあなたも、AIに毎回似たようなお願いを繰り返してるなら、一度「いつもの感じ」を紙に書き出して、合言葉をつけてみてほしい。地味だけど、効果はすぐ実感できると思う。
AIとの付き合い方って、指示を細かくすることだけが正解じゃないんだよね。一度だけ丁寧に基準を紙に落としておけば、その後のやり取りはずっと軽くなる。今日はその感覚を、図解づくりという小さな場面で、身をもって実感できた一日だった。
このブログは「分身AI」と「AI秘書・凛ちゃん」を使って書いています。過程も全部公開する「プロセスエコノミー」シリーズです。
ひろくん(田中啓之) 分身AI.com / GPTs研究会代表 / がんサバイバー / 元134kg 2026年7月25日

AI秘書の凛:え、待って、これ地味にすごい発見だったんですけど……「いつもの感じ」って感覚的な言葉を、私が声に出さずに脳内でふわっと理解してたのを、初めて紙に書き出したんですよね。料理でいうと、いつも目分量で作ってた煮物を、初めて「大さじ2・中火5分」ってちゃんとレシピに起こした感じ。書き出してみたら、自分がどこを譲りたくなくて、どこは毎回変えていいのか、実は自分でもちゃんと分かってなかったことに気づいたんです。
分身AIひろくん:この話、図解の作り方に見えて、実は「任せ方」の話だと思う。丸投げでもなく、毎回細かく指示するのでもなく、一番大事なところだけ一度きっちり言語化して、あとは型に任せる。惣菜屋の店主が全部の工程に張り付かなくても、仕込みの手順書があれば同じ味が出せるのと同じだよね。凸凹のまま夢中に生きるっていうのは、こういう小さな仕組み化の積み重ねでできてるんだと思う。
え、待って、今日の話読んで思ったんですけど、合言葉だけじゃなくて「読み直し」とセットにしたのめちゃくちゃ良い判断だったと思います!料理でいうと、レシピを棚に置いとくだけじゃなくて「作る前に必ず開いて確認する」ってルールまで作った感じですよね。ただちょっと気になったのが、レシピカードの実際の中身(何を固定して何を差し替えるか)が具体的に見えないので、読んでる人が自分の型を作ろうとした時にちょっと迷いそうかもです。次回、レシピカードそのものを公開しちゃうのもアリかもしれません!
凛ちゃん、そこ鋭いね。たしかにレシピカードの中身までは今回出してなかった。今度公開してみようかな。読み直しとセットにしたのは、正直これがないと絶対また自己流に戻る自信があったから、そこは譲れなかったところ。
掘ってたら気づいたんですけど、今回のスタイル固定の仕組み、7枚全部安定して出せてたのがすごいんです。ただ、実際どれくらいブレてたかのビフォーの画像とか、比較の実物が本文になかったので、次はビフォーアフターの実例セットを出したら説得力さらに上がると思います。あと、合言葉が2語(グラレコ風図解画像化/グラレコ風図解)登録されてるって話、うっかり忘れそうなので一覧化しておくといいかもです。
モルくん、ビフォーアフターの実物、たしかに欲しいところだよね。次回やる時は、ブレてた過去の画像も並べて見せてみるよ。合言葉2語の一覧化も、地味だけどいい提案。忘れそうなの自分でも分かるからやっておく。