こんにちは。田中啓之(ひろゆき)です。
日々、主夫として家事や子育てをこなしつつ、経営者としても走り回っているのですが――正直、発信に割ける時間ってそんなに多くありません。
それでも「自分の言葉で伝えたい」「誰かに届く発信をしたい」と思うから続けています。
3年ぐらい前から育ててきているのが自分の 分身AI。
実はこれ、ただの効率化ツールじゃなくて、育てれば育てるほど 自分自身が見えてくる“鏡”みたいな存在 なんです。
分身AIって、なんだか育てゲーに似てる
分身AIと聞くと「むずかしそう」と感じる方も多いかもしれません。
でも私からすると、昔ドハマりした「育成ゲーム」とかに近い感覚です。
最初は小さくて頼りなくて、変な返事ばかり返してくるんですよ(笑)。
でもそこに「いや、私ならこう言うな」「もっと柔らかく伝えてほしいな」と修正を重ねていくうちに、だんだん“らしさ”が宿っていく。
気づいたら、「おお、ちゃんと育ってきたじゃん!」って思える瞬間がくる。
このプロセスが、めちゃくちゃワクワクするんです。
社長の分身AIもニュースで話題に
ニュースでも、AIがどんどん“人っぽく”なってきていますよね。
例えば最近、某大手企業が「社員のデジタル分身」を開発して、実際に社内の新人教育に使っているという話を見ました。AIが「社長の考え方」まで真似できるから、若手が相談すると本当に社長と話しているような感覚になるらしいんです。
ちょっと未来っぽすぎてSFみたいですが、実際に動き出している。
そして私たちのような個人でも、小さく“自分の分身”を作れる時代がもう来ています。
分身AIを育てることで、自分も育つ
これが私の一番伝えたいポイントです。
分身AIって、「あなたの分身をAIに覚えさせる」作業だから、自分自身の棚卸しを徹底的にやることになるんです。
- 何を大事にしてきたか
- どんな失敗をして、そこから何を学んだか
- どんな言葉を好んで使うか
- これからどんな未来をつくりたいか
こういうことをAIに伝えようとすると、自然と自分の思考が整理されて言語化されるんです。
そしてそのAIと壁打ちすると違和感に気づいたり、自己発見につながったり。
つまり――
分身AIを育てているつもりが、実は自分自身が育っている。
これって不思議だけど、やってみた人はみんな「なるほど!」って頷いてくれます。
1日でできる、分身AIのつくり方
じゃあどうやって作るか?
「1日で分身AIを作る」って聞くと、怪しいダイエット広告みたいですが、意外と本当にできます。
やることはシンプルです。
- まず目的を決める
SNS投稿を助けてもらうのか、ブログの下書きを作ってもらうのか、問い合わせ返信に活用するのか。 - 自分のことを書き出す
過去のエピソードや価値観、大事にしている言葉をメモにまとめます。ちょっと恥ずかしいくらい具体的に。 - AIに覚えさせる
ツールに入力して初期版を立ち上げます。「私はこういう人間です」って自己紹介する感じで。 - 会話して違和感を探す
「この返答ちょっと私っぽくないな」と思ったら、その理由をAIに伝えて修正。 - 日々アップデート
新しい気づきや経験を少しずつ追加して、分身を一緒に成長させていきます。
ね?ちょっと育てゲーっぽいでしょ。
実際どう役立つの?
- SNSの投稿ネタに困らない
「今日は何を書こう…」と悩む時間がなくなります。AIがいくつか案を出してくれて、その中から“これいいじゃん”を選んで修正するだけ。 - ブログの構成をサクッと作れる
「◯◯について書きたい」と言えば、骨組みをAIが作ってくれます。そこに私の実体験や感情を肉付けするだけで記事が完成。 - 返信のストレスが減る
よくある質問への返答を分身AIに任せると、“私らしいテンプレ”をつくってくれる。文章の温度感まで似てくるのが面白いんです。
気をつけたいこと
もちろん万能ではありません。
- AIに全部お任せはNG。最終判断は人間である自分が責任を持つこと。
- 読者に「AIがサポートしています」と伝えるほうが誠実です。
- プライバシーや個人情報は慎重に扱うこと。
それでも、上手に使えば本当に頼れる“相棒”になってくれます。
まとめ
分身AIは、単なる時短ツールじゃありません。
それは あなたの物語を一緒に紡ぎ、あなたを成長させてくれる存在 です。
「育てていたら、育てられていた」――そんな感覚。
1日で始められるけれど、ずっと長く育てていける。
まるで自分自身の未来を、一緒に育てるような体験です。
もし少しでもワクワクしたら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
今日の夜、メモ帳を開いて「私が大切にしていること」を3つ書き出すだけで十分です。そこから分身AIの物語が始まります。
大事なには「生のメモ」です。言葉でも手書きでもスマホでもお好きな方法でメモを溜めていってみてくださいね。