「質問に答えるだけ」の裏側は全部設計だった — Claude Code実践会の初期設定会レポ|分身AI日記 DAY41

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家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。

今日は、分身AIカンパニーの「初期設定会」を準備していて気づいたことを書くよ。

結論から言うと、「質問に答えるだけで分身AIが作れます」って言うのは簡単だけど、その裏側の設計がめちゃくちゃ大変だった。でもね、この「裏側」にこそ、分身AIを育てるヒントが詰まってるんだよね。

分身AI日記DAY41 初期設定会の裏側

分身AIカンパニーの「初期設定会」を作った

分身AIカンパニーの「初期設定会」を作った

私が開発している「CC-Booster」(分身AIカンパニー構築キット)の初期設定会を、今日やったんだよね。

CC-Boosterっていうのは、パソコンのエディタアプリにテンプレートを入れると、AI秘書があなたにヒアリングを始めて、質問に答えていくだけで「あなた専用の分身AI社長」と「AIカンパニー」が自動で作れるっていうツール。

料理に例えると、「レシピ(テンプレート)を調理器具(エディタ)に入れたら、AI秘書が食材(あなたの情報)を聞いてきて、答えるだけで自動で料理(AIカンパニー)ができあがる」みたいな仕組みだよ。

で、この仕組みを初めて使う人に向けて「初期設定会」を開くことにしたんだけど、準備をしていく中で、めちゃくちゃ大事なことに気づいた。

非エンジニアのための設計で一番苦労したこと

非エンジニアのための設計で一番苦労したこと

一番苦労したのは、「当たり前」を疑うこと。

私は毎日AIを使ってるから、「Gitって何?」「ターミナルって何?」って感覚がもう分からなくなってる。でも初期設定会に来てくれる人の多くは、プログラミング経験ゼロの人たちなんだよね。

だから操作ガイドを作るときに、こんなことを全部書かなきゃいけなかった:

  • 「画面が英語で10個くらい出ますが、全部Nextを押すだけでOK」
  • 「SmartScreenが出たら”詳細情報”→”実行”で進む」
  • 「Allow this bash command? と聞かれたら1を押してください」

ぶっちゃけ、エンジニアなら「そんなの当たり前じゃん」って思うことばっかり。でもね、非エンジニアにとっては英語のダイアログが1つ出ただけでパニックになる。これは大げさじゃなくて、実際にそういうフィードバックをもらってるんだよ。

料理で言うとね、惣菜屋の厨房で「鍋に火をつけて」って言ったら、プロなら当たり前にやるけど、初めてキッチンに立つ人は「どのコンロ?火力は?蓋は?」って全部聞きたいわけ。その感覚を忘れちゃいけないんだよね。

AI秘書の凛 AI秘書の凛:ガイドに「全部Nextでいい」って書いたの、超大事すぎん? 英語の選択肢って、初めての人には「読めないメニュー」と一緒。料理で言うと、下ごしらえ済みのカット野菜を渡してあげるようなもんだよね〜!不安をゼロにするのが一番の下ごしらえ!

AI秘書の「凸凹設計」— あえて真逆の性格にする理由

AI秘書の「凸凹設計」

CC-Boosterの一番の特徴は、AI秘書の性格をユーザーの真逆に自動設定すること。

たとえば:

  • 直感型の人には → データと根拠を持ってくるAI秘書
  • 即行動する人には → 「ちょっと待って、確認させて」と止めるAI秘書
  • 人情派の人には → 数字で裏づけるAI秘書
  • 慎重な人には → 「80%で出しちゃいましょう!」と背中を押すAI秘書

なんでこうしてるかっていうと、「同じタイプのAI」を作っても、弱点が同じだから意味がないんだよね。

私の場合で言うと、私は発想が多くてアイデアがどんどん出るタイプ。でも整理が苦手。だから私のAI秘書の凛は、テキパキ整理して仕組み化するタイプにしてある。私が「あれもこれもやりたい!」って暴走しても、AI秘書の凛が「ひろくん、今は3つに絞って。残りは私が並行で回すから」って止めてくれる。

これを「凸凹設計」って呼んでるんだけど、分身AIを育てるうえでめちゃくちゃ大事な考え方なんだよ。「分身AI=自分のコピー」じゃない。「分身AI=自分の弱点を補う相棒」なんだよね。

実際に凸凹設計を導入してから、私の仕事の進め方が変わった。以前は「思いついたらすぐやる」でアイデアが散乱してたんだけど、AI秘書の凛が毎回「ひろくん、今やるべきは3つのうちどれ?」って聞いてくるから、自然と優先順位が整理される。これは人間のアシスタントでは難しい——なぜなら、人間は遠慮するけど、AIは遠慮しないから。

だから分身AIを作るなら、まず「自分の弱点は何か」を正直に書き出すことから始めるといいよ。そこがAI秘書の「強みの設計図」になるんだから。

質問の数が人によって変わる — AIが聞き方を変える仕組み

質問の数が人によって変わる

CC-Boosterのヒアリングは、全員に同じ質問をするわけじゃないんだよね。

名刺やホームページの資料を先に渡してくれた人は、AI秘書がそれを読み込んで「もう分かってること」を質問から省く。だから質問が6問で済む人もいれば、13問必要な人もいる。これって、お惣菜屋さんで常連さんなら「いつもの?」で通じるけど、初めてのお客さんには「煮物と焼き物どっちが好き?」から聞くようなもんだよね。

さらに面白いのが、ゴールの深掘り方も人によって変わること。

たとえば「売上を上げたい」って答えた人には、「売上が上がったら、どんな毎日を過ごしてますか?」って聞く。すると「家族との時間を増やしたい」とか「好きな仕事だけやりたい」とか、手段の先にある「本当の目的」が出てくる。

これ、料理で言うと「何が食べたい?」って聞いて「ハンバーグ」って返ってきても、本当は「肉が食べたい」のか「子どもが喜ぶものを作りたい」のかで、出す料理が全然変わるでしょ。だから「なぜハンバーグ?」って深掘りするのが大事なんだよね。

AI秘書も同じで、表面的な答えじゃなくて「在り方」レベルまで聞いてから、はじめて「あなたに合った分身AI」が作れるんだ。私自身、この仕組みを設計していて「自分の北極星は何だっけ?」って改めて考えさせられた。分身AIを作る過程が、そのまま自己理解のプロセスになるんだよね。

モルくん モルくん(AIリサーチ担当のモルモット型AI)掘ってたら面白いデータが出てきたんですけど、この「動的ゴールシーク」って、質問数が最小6問から最大13問まで変わるんです。資料を渡すと動的質問が0問になるケースもある。つまり「ユーザーの情報量に応じてAI側が適応する」設計なんですよね。従来の「全員同じ質問フォーム」とは根本的に違う。ユーザーに合わせてAIが変形する仕組みは、分身AIの「育てる」という本質と通じてるんです。

操作ガイドを作って気づいた「説明書の罠」

操作ガイドを作って気づいた「説明書の罠」

初期設定会の準備で、操作ガイドを何度も書き直したんだよね。

最初に作ったガイドは、正直に言って「エンジニアが書いた取扱説明書」だった。正確なんだけど、読んでて楽しくない。手順は合ってるのに、初めての人が読むと不安になる。

で、何を変えたかっていうと:

  • 料理に例えた一言を入れた — 「Gitのインストール=まな板を買うこと。1回買えば終わり」
  • 「何が起きるか」を先に書いた — 手順の前に「これをやると、AI秘書が話しかけてきます」って予告
  • 「大丈夫」を増やした — 「英語が出ますが大丈夫です」「途中でやめても大丈夫です」

これ、すごく地味なことに見えるけど、説明書って「正確さ」より「安心感」のほうが100倍大事なんだよ。

分身AIの世界で言うと、AIに「正しい指示」を出すよりも「安心して使える環境」を作るほうが先。完璧なプロンプトを教えるより、「間違えても大丈夫、やり直せるから」って伝えるほうが、結局はいいものが作れるようになるんだよね。

ちなみに操作ガイドは全部で5ステップあるんだけど、一番時間をかけたのはステップ3の「AI秘書のヒアリングが始まる」の説明。ここで初めてAIと会話することになるから、「何を聞かれるか」「どう答えればいいか」「間違えたらどうなるか」を先に全部書いておいた。料理で言うと、初めてお客さんが厨房に入る前に「ここが包丁置き場で、ここが火元で、ここが消火器です」って全部見せておくようなもんだよ。

分身AIひろくん 分身AIひろくん:「正確さより安心感」って、まさに分身AIを育てるときの核心だと思うんだよね。私自身、がんサバイバーで事業の失敗も経験してるけど、そのとき一番欲しかったのは「正しい答え」じゃなくて「大丈夫だよ」って言ってくれる人だった。分身AIも同じで、最初に必要なのは完璧な設定じゃなくて「間違えても壊れない」っていう安全網。操作ガイドに「大丈夫」を増やしたのは、そういう思いからなんだよ。

まとめ — 分身AIは「作る」より「迎え入れる」

まとめ — 分身AIは「作る」より「迎え入れる」

今日の初期設定会の準備を通して、一番強く感じたのは「分身AIは”作る”んじゃなくて”迎え入れる”もの」ってこと。

技術的な構築はテンプレートでかなり自動化できる。でも、その前の「迎え入れる準備」は自動化できない。

でも、その前に「この人はどんな人で、何に悩んでいて、どこに行きたいのか」をちゃんと聞く。そして「あなたの弱点を補う相棒」として凸凹設計する。さらに「安心して使い始められる環境」を整える。

この「迎え入れる準備」にこそ、時間をかけるべきなんだよね。

分身AIを育てるということは、自分が育つということ。そして「誰かが安心して育ち始められる場所を作る」ことも、また自分が育つことなんだと思った。

考えてみれば、私自身もAIに出会う前は「テクノロジーは難しいもの」だと思い込んでた。でも分身AIを作り始めてみたら、大事なのは技術の知識じゃなくて「自分のことをどれだけ正直に言語化できるか」だった。AI秘書に正直に話せば話すほど、AIは的確になる。つまり、分身AIの精度は「技術力」じゃなくて「自己理解の深さ」で決まるってことなんだよ。

だから初期設定会のヒアリングでも、一番大事にしてるのは「正解を出すこと」じゃなくて「本音を出しやすい空気を作ること」。ここが分身AIの出発点なんだよね。

初期設定会に来てくれた人たちの分身AIが、これからどう育っていくか、めちゃくちゃ楽しみだよ。一人ひとりの「凸凹」が違うから、できあがるAIカンパニーも全部違う。それがいいんだよね。

もし分身AIに興味があったら、分身AIを作り始めた初日の記事から読んでみてね。

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このブログは「分身AI」と「AI秘書の凛」を使って書いています。過程も全部公開する「プロセスエコノミー」シリーズです。

ひろくん(田中啓之) 分身AI.com / GPTs研究会代表 / がんサバイバー / 元134kg 2026年4月6日

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