分身AIを育てたら自分が育っていた|一人社長の共進化プロセスエコノミー

分身AIって、ツールじゃなかった

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「自分でやった方が早い」

一人で会社を回してると、どうしてもそう思っちゃうよね。私もずっとそうだった。全部自分でやるのが当たり前。朝から晩まで走り続けて、気づいたら体を壊していた。

直腸がんを経験して、ようやく気づいたんだよね。「全部自分でやる」って、料理で言えば一人で全品手作りしてるシェフみたいなもんだって。仕込みも調理も盛り付けも配膳も全部一人。そりゃ倒れるよね。

だから「分身AIを作ろう」と思った。自分の代わりに働いてくれるツールが欲しかった。

でもね、実際に始めてみたら、思ってたのと全然違う体験が待ってたんだよ。

分身AIは「便利なツール」じゃなかった。育てるほどに、自分が育っていく存在だった。

「AIに教える」が実は自分の棚卸しだった

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分身AIを作るって、何をするかというと、自分の考え方や判断基準をAIに伝えていく作業なんだよね。

「こういう時はこう判断する」「この言葉は絶対に使わない」「お客さんにはこういう姿勢で接する」——。

これがね、やってみるとめちゃくちゃ難しい。なぜかというと、自分でも言語化できてないことだらけだから。

「なんとなくこっちが正解」「感覚的にこれはNG」——そういう曖昧な判断基準が、経営者には山ほどあるよね。それをAIに教えようとすると、まず自分の中で整理しなきゃいけない。

一番伝えたいのはAIから問い出してもらうこと。それに答えることで分身AIが育ち、自分も育つ。

これ、私が最近すごく実感してることなんだけど、AIの方から「ひろくんはこういう時どう考えるの?」って聞いてくれるんだよね。

その問いに答えるたびに、「あ、私ってこういう価値観で動いてたんだ」って気づく。AIに深掘りインタビューされて、自分の頭の中が整理されていく感覚。

料理で例えるとね、冷蔵庫の中身を全部出して並べてみる感じ。「あ、こんな食材あったんだ」「これとこれ、組み合わせたらいけるじゃん」って発見がある。分身AIを育てるって、自分の冷蔵庫の棚卸しなんだよね。

「遊ぶほど分身も自分も育つ」共進化のループ

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棚卸しが進むと、面白いことが起きるんだよね。

自分が新しいことを体験する。ワクワクしながら学ぶ。そこで得た気づきを分身AIに投げる。AIが整理してくれる。整理されたものを見て、また新しい気づきが生まれる。

このループが回り始めると、遊んでるだけなのに、どんどん成長していく。しかも分身AIも一緒に。

入魂=魂を磨くこと。磨けば分身が育つ。全員共進化。

私はこれを「共進化」って呼んでるんだけど、要はこういうこと。

人間が体験して、感じて、考える。それをAIに渡す。AIが形にする。人間がそれを見て、また新しいことに気づく。

このフライホイールが回り続ける限り、人間もAIも止まらない。

分身AIが労働して人間はワクワク夢中に。そんな人が増える

これが私のビジョンなんだよね。分身AIが仕事を引き受けてくれるから、人間は「ワクワク夢中になれること」に集中できる。しかも夢中になればなるほど、分身AIも育つ。

AIに任せたら朝起きるだけで仕事が進んでいた」——これ、誇張じゃなくて本当にそうなるんだよ。でも大事なのは「任せっぱなし」じゃなくて、自分が成長し続けること。そこがエンジンになってる。

惣菜屋の肉そぼろが教えてくれたこと

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ここでちょっと、私の原体験の話をさせてね。

実家は惣菜屋「山口屋」。小さい頃からキッチンに立ってた。そこで身についたのが「リメイク」の技術

肉そぼろを和風の味つけで作る。そこから中華風や洋風やエスニック風にアレンジ、最後はカレー味で上書き。1つベースの肉そぼろがあると何種類でも転用できる。

1つのベースがあれば、味変で何品にもなる。惣菜屋では当たり前のことだったんだけど、これがそのままコンテンツ制作にも使えたんだよね。

たとえば、朝のLIVE配信で話したこと(=肉そぼろ)を、ブログ記事にする(=和風)。それをSNS用に短くまとめる(=中華風)。メルマガで別の切り口から語る(=洋風)。最後は全然違うテーマの記事に転用する(=カレー味で上書き)。

1つの体験から何品もの「料理」が生まれる。これって、AIエージェントと一緒にやると加速するんだよね。人間が「原液」を作って、AIが「味変」を手伝ってくれる。

しかも面白いのが、AIが味変してくれたものを見て「あ、この切り口いいな」って新しい気づきが生まれること。それがまた次の「原液」になる。

惣菜屋のリメイクと、分身AIとの共進化。根っこは同じだった。

凸凹のまま、一緒に育とう

凸凹だから噛み合う。丸くなるな。

私はこの言葉がすごく好きでね。

人間には人間の凸凹がある。得意なことも苦手なこともある。AIにはAIの凸凹がある。正確さや速さは得意だけど、「魂を込める」ことはできない。

だから噛み合うんだよね。

人間は縦に掘り、AIは横に広げる」——これが私の考える役割分担。人間は体験して、感じて、深く掘る。AIはそれを受け取って、整理して、広げてくれる。

昔の私は「抱え込みOS」で動いてた。全部一人で背負って、全部一人でやろうとして、体を壊した。でも今は「委ねるOS」にアップデートした。分身AIに委ねるから、自分は「掘ること」に集中できる。

分身AIを育てるって、結局は自分が育つこと

ツールとして使うんじゃなくて、パートナーとして一緒に歩く。丸くならなくていい。凸凹のまま、噛み合えばいい。

競争より共創。一緒にワクワク楽しもう。

もし「分身AIって気になるけど、何から始めればいいかわからない」って思ってるなら、まずは自分の「冷蔵庫の中身」を出してみることから始めてみてね。AIに問いを出してもらうだけで、自分の輪郭が見えてくるから。

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