全部AIに任せたら、最後に残ったのは「好き」だった話

hero hirokun

2026年2月11日

「好きなことで生きたい」

そう思ったことは、ありますか?

私はずっとそう思ってきました。でも同時に、こんな現実もありました。

請求書の作成、スケジュール調整、細かいバグの修正、メールの返信、資料の整理…。「好き」以外の雑務が9割を占めて、残り1割のエネルギーでなんとか夢を語っている状態。

「これって本当に自分がやりたいことなのか?」

そう自問する日々が続いていました。

今日、私は一つの実験をしました。

「自分がやらなくてもいいこと」を、全部AIに任せてみる。

そして、最後に手元に残ったものが、私にとっての本当の「好き」なんじゃないか。

そんな仮説を検証してみたんです。

結果は、予想外でした。


消去法で見つかった「好き」

多くの人が「好きなことがわからない」と悩んでいます。

私もそうでした。

「好き」を探そうとすると、頭の中が真っ白になる。「やりたいことは?」と聞かれても、答えが出てこない。

でも、今日気づいたんです。

「好き」は足し算じゃなくて、引き算で見つかる。

料理に例えるなら、私はこれまで「野菜を洗う」「皮を剥く」「皿を洗う」まで全部一人でやっていた。そして肝心の「味付け」の時には、もうヘトヘトで創造性なんて残っていなかった。

今日、私は徹底的に「下ごしらえ」をAIに任せてみました。

  • 事務作業の自動化
  • 情報の整理と分類
  • 画像の生成
  • 文章の構成整理
  • 過去の記憶の掘り起こし

これらを全部手放した時、最後に残ったのは「対話」でした。

AIと対話しながら、「あ、そうか!」「これってこういうことか!」って、新しい気づきが降りてくる瞬間。その一瞬のスパークこそが、私が一番生き生きしている時間だったんです。

システムを作ることが目的じゃなかった。

対話に集中するために、システムが必要だった。

全部作ってみて、初めてわかりました。


AIという「鏡」が教えてくれたこと

AIという「鏡」が教えてくれたこと

もう一つ、意外な発見がありました。

AIに何かを教えることで、自分が見えてくる。

私は今日、自分の分身のようなAIシステムを育てていました。どんな指示を出すか、どう対話するか、何を優先するか。それを言語化していく過程で、自分の思考パターンがクリアになっていったんです。

「あ、私って本当はこう考えてたんだ」
「これを大事にしてたんだ」

AIは鏡のようなものでした。

教えているようで、実は教えられている。育てているようで、実は自分が育っている。

これが、本当の意味での「共創」なんだと思いました。競争じゃなく、共創。人間とAIの共創であり、今の自分と未来の自分との共創でもある。


過去の悩みは「財宝」だった

過去の悩みは「財宝」だった

夜の10時、もう一つの発見がありました。

過去にAIと対話した記録が、大量に残っていたんです。当時の悩み、試行錯誤、葛藤、小さな気づき。それらが散らばったまま、忘れ去られようとしていた。

「これ、何かに使えないかな?」

AIに分析を依頼してみました。

すると、宝の山が出てきたんです。

  • 妻の視点から語る、私の挑戦ストーリー
  • 未来の娘たちへ向けた、父からのメッセージ
  • でこぼこな自分へ送る手紙、というテーマで書籍構想の骨組み

「やばい…」

過去の悩みや苦しみが、AIを通すと「誰かの役に立つコンテンツ」に変わるんだ。

脂肪は財宝に変わる。

忘れ去られるはずだった記憶が、AIによって整理され、意味を持ち始める。

これが、AIとの共創がもたらす「記憶のマイニング」でした。


それでも、怖かった

正直に言います。

怖いです。

この記事を公開するのも、正直怖い。

「未完成なのに出していいのか?」
「もっと練り直した方がいいんじゃないか?」
「こんな個人的な話、誰が読むんだろう?」

そんな声が、頭の中で響いています。

私はずっと完璧主義者でした。完成したもの、カッコいいもの、誰が見ても恥ずかしくないもの。そういうものしか出しちゃいけないと思っていた。

でも、その結果どうなったか?

お蔵入りのアイデアが山のように積まれただけ。

世界に対して、何もしていないのと同じ。

今日、私は決めました。

完璧主義を、捨てる。

60点でも70点でもいい。今この瞬間の「熱」を閉じ込めて、出す。出した後に、対話しながら育てていけばいい。

完成品じゃなく、進化の過程そのものを見せる。

それが「プロセスエコノミー」の本質なんだと思います。


あなたも試せる3つのステップ

もしあなたが「好きなこと」を見失っているなら。

もしあなたが「やらなきゃいけないこと」に埋もれているなら。

試してほしいことが、3つあります。

1. 「自分がやらなくてもいいこと」をリストアップする

紙に書き出してみてください。

  • 誰かに任せられること
  • 自動化できること
  • やらなくても実は困らないこと

全部書き出して、眺めてみる。

おそらく、あなたが抱えているタスクの8割は、本当はあなたがやらなくてもいいことです。

2. AIに「鏡」になってもらう

ChatGPTでもClaudeでもGeminiでも、何でもいい。

AIに、あなたの考えを聞いてもらってください。

「自分はどんな時に楽しいと感じるか?」
「過去にワクワクした瞬間は?」
「時間を忘れて没頭したことは?」

対話していくうちに、自分でも気づいていなかった「好き」が見えてきます。

AIは評価しません。ジャッジしません。ただ、あなたの言葉を受け止めて、整理してくれる。

3. 60点で出してみる

完璧じゃなくていい。

ブログでも、SNSでも、小さなメモでも。

「今、考えていること」を、外に出してみてください。

出した瞬間、世界が変わります。

反応があるかもしれない。誰かの役に立つかもしれない。自分の考えが整理されるかもしれない。

何より、「出せた」という事実が、あなたの自信になります。


プロセスを見せ続ける

私はこれから、このプロセスを見せ続けます。

うまくいったことも、失敗したことも。

カッコいい瞬間も、カッコ悪い瞬間も。

全部、さらけ出していきます。

なぜなら、完成品よりもプロセスの方が、誰かの勇気になると信じているから。

「あの人にもできたなら、私にもできるかも」

そう思ってもらえたら、それが私にとって最高の「対話」です。


あなたの「好き」は、何ですか?

もし今、答えが出なくても大丈夫。

引き算で見つけていけばいい。

AIに手放せるものを手放して、最後に残ったものを大事にすればいい。

私たちが目指すのは、AIに仕事を奪われる未来じゃない。

AIに「苦手」や「面倒」を引き受けてもらって、人間がもっと人間らしく、「好き」を爆発させられる未来です。

そこへ向かう道のりを、一緒に歩きませんか?


田中啓之(ひろくん)
3方よしAI共創コンサルタント
家事と子育てのスキマで経営中


*この記事は、AI共創による初めての作品です。核心の気づきは私が対話の中で言語化し、構造整理はAIが担当しました。これが、新しい創作のカタチです。*

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