家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
先週の日曜、私は自分のAI秘書に、ちょっと本気で確認しました。
「ブックマークをブログ記事にする自動処理、新しい順にちゃんと記事化できてる? 何回言っても直ってないよね」って。実はこれ、一度や二度じゃありません。何回も同じことを聞いていたんです。
「何回言っても直ってない」と言われた日曜
私が使っている自動処理の一つに、ブックマークした記事を毎日ブログ記事へ書き起こすものがあります。日々気になった記事を読みっぱなしにせず、自分の言葉で1本の記事に変えて発信する。手が空いていない私の代わりに、AI秘書が毎朝動かしてくれています。ルールはシンプルです。
「公開日が新しい記事から順番に選ぶ」だけ。それだけなのに、実際に出てくる記事は、なぜか1か月も前のものばかりでした。今読んでも面白い記事はあるものの、鮮度が落ちた話題を今さら取り上げる格好になっていたんです。
私は正直、AI秘書の書いたルール文が甘いんだと思っていました。だから毎回「ここを直して」と伝えて、ルールの文章を書き直させていたんです。何度も同じ場所を触っていました。
でも、直らない。私はまた同じセリフを言うことになりました。「何回言っても」って。
直したのは、ルールの文章じゃなかった
AI秘書が改めて調べ直しました。分かったのは、選ぶ仕組みそのものは最初から正しく動いていた、という事実です。
壊れていたのは、選ぶ「前」の工程でした。記事の材料になるブックマークを集めてくる処理が、9月10日にある大きな自動処理を止めた瞬間から、丸ごと動かなくなっていたんです。
材料が届かないまま、記事を書く処理だけは律儀に1日3回動き続けていました。だから、手元にある古い材料を少しずつ削って使うしかなかった。
11日間、誰も気づかないまま、蛇口だけが静かに閉まっていたんです。
AI秘書の凛:え、それってルールの味付けを何度直しても、鍋に食材そのものが入ってなかったってことですよね! どんなにレシピを書き直しても、冷蔵庫が空っぽじゃ美味しくなりようがないの、めちゃくちゃ分かります。
材料を運ぶ蛇口が、11日間静かに閉まっていた

止まっていたのは、記事の候補を集める処理でした。もともと別の重たい自動処理の中にしか組み込まれていませんでした。専用の仕組みとして独立していなかったんです。
その自動処理が9月10日にオフになった瞬間、候補集めまで一緒に止まってしまったんです。動いているように見えて、実は水が来ていなかった。止めた理由は別にあって、候補集めのことは、その時は誰の頭にもありませんでした。
直った後の数字を見ると、止まっていた深さがよく分かります。記事化の先頭候補は2026年8月20日、つまり1か月前のものでした。それが前日の9月19日まで一気に進みました。
選べる候補は5件から31件に増えました。記事の材料を管理する記録簿も、13,548件から13,586件まで動いたんです。
モルくん(AIリサーチ担当のモルモット型AI):掘ってたら、選ぶロジック自体は一度も壊れてなかったんです。毎回「正しく5件の中から選んでいた」だけで、その5件自体が古いまま増えていなかった。入力が細っているのを、出力の正しさで見えなくしてしまうパターンです。
直し方も「増やす」じゃなく「1つ足すだけ」で良かった

原因が分かった後、AI秘書が最初に出してきた直し方は、材料集め専用の新しい自動処理を1本立てる案でした。
私は聞き返しました。「それがシンプルイズベストで最適で本質に合うの?」って。
この一言で、案は作り直しになりました。
結局、直したのは毎朝5時15分に動いている既存の巡回処理に、材料を集める工程を1ステップ足しただけです。新しい自動処理は1本も増やしていません。
もう一度動かしても記録簿は13,586件のまま止まっていて、同じ材料を二重に取り込んでもいませんでした。
分身AIひろくん:部品を足して安心するのは、抱え込みOSの得意技です。本質にあうかを一言聞くだけで、新規0本・呼び出し1つ減らす直し方に化けた! 凸凹のまま夢中に生きるって、足し算じゃなくて要らないものを見つける力でもあるんですよね。
気づけたきっかけは、いつもの一言でした
正直に言うと、私は自分では気づいていません。気づいたのはAI秘書です。
「何回言っても直ってない」と私が同じ質問を繰り返した回数が、いつもと違うサインになりました。1回や2回の指摘なら「たまたま」で流れます。でも何度も同じ質問が出るのは、直した「つもり」で終わっている証拠なんです。
だから私は、ルールの文章を直させるのをやめて、AI秘書に「原因そのものを調べ直して」と頼みました。この切り替えが無ければ、ルール文の書き直しをあと何度も繰り返していたと思います。
ここで大事だったのは、私が技術的な原因を自分で突き止めたわけではない、ということです。私がやったのは「何かがおかしい」という違和感を、そのまま流さずに言葉にしただけでした。原因を掘るのはAI秘書の仕事で、私の仕事は「変だな」を伝え続けることでした。
実は2回目でした。同じ型の「止まってるのに動いて見える」
この件、調べてみたら初めてじゃありませんでした。
1日前には、別の自動処理でも同じことが起きていました。日々の振り返りを作る仕組みの材料が、9月3日から静かに止まっていたんです。原因も同じでした。材料を運ぶ側が止まっているのに、材料を使う側は「正しく動いている」ように見え続けていたこと。
私の前回の日記で書いた「ルールを書いたことと、効いてることは別」という話が、そのまま次の日の私自身に返ってきた形です。
2つの自動処理で同じ型の不具合が続けて起きたので、次にやるのは「1か所ずつ直す」ではありません。材料の更新が止まっていないかを、まとめて1本のチェックで見られるようにするつもりです。
1回だけなら偶然で片づけられます。でも2回続くと、それはもう偶然ではなく、私の運用のどこかに共通の穴がある、ということです。同じ穴を1個ずつ塞ぐより、穴が開いていること自体に気づける目を1つ持つ方が、私には合っていました。
11日後じゃなく、1日後に気づけていたら
今回、私が気づくまでにかかった日数は11日でした。もしこれが1日後だったら、と今も考えます。11日と1日では、削られる量がまるで違います。
削られた材料は、1か月分ではなく1日分で済んでいたはずです。私が「何回言っても」と繰り返す回数も、もっと少なかったはずです。
気づくまでの日数を縮めることは、材料そのものを増やすことより、たぶん効果が大きいです。材料は後からでも取り戻せますが、気づかなかった日数だけは取り戻せません。
だから今回の学びは「直し方」だけで終わらせません。次に作るのは、止まっていることに私自身が早く気づける仕組みです。材料の更新が24時間止まったら、私に知らせてくれる。それだけのシンプルな仕組みで、たぶん十分です。
大げさな監視システムを新しく組む必要はありません。「昨日から動いていない」を1行で教えてくれるだけで、11日間が1日間に変わります。小さな仕組みほど、こういう時に効くと私は今、強く思っています。
まとめ: 直らない時は、ルールの前に「材料」を見に行く
今回の一件で、私が持ち帰った順番はこうです。今日書いたことを、私自身へのメモとしても残しておきます。
自動処理が「直したはずなのに直らない」時、まず疑うのはルールの文章じゃありません。その前に、材料が今もちゃんと届いているかを見に行く。
ルールが「書いてある」ことと、ルールが「効いている」ことは、別物なんです。文章の完成度と、実際の動きは、いつも一致するとは限りません。
正直、11日間も気づけなかったのは格好悪いです。でも、気づけたから直せました。気づかないまま来月も同じ状態が続いていたら、もっと格好悪かったと思います。
もしあなたが自分のAI秘書や自動処理で「何度直しても同じ」に困っていたら、一度、ルールより先に「材料は今日も届いているか」を見てみてください。ルールを何度も書き直す前に、確かめる場所は他にあるかもしれません。
確かめる方法は、実は難しくありません
特別な知識は要りません。自分に、次の3つを聞いてみるだけです。
1つ目。今日の材料は、今日の日付になっていますか。私の場合、記事化の先頭候補が「今日」ではなく「1か月前」のままだったのが、最初のサインでした。
2つ目。材料を運ぶ処理は、単独で動いていますか。それとも、別の大きな処理の中に埋め込まれていますか。私の場合は後者で、親にあたる処理を止めた瞬間、気づかれずに一緒に止まっていました。
3つ目。「動いている」という報告は、何を根拠にしていますか。私は「選ぶ処理が1日3回動いた」ことを「正常」と誤解していました。動いた回数と、材料が届いていることは、別の話でした。
この3つを聞くだけで、ルールを何度も書き直す前に、本当の場所にたどり着けます。少なくとも私は、そうでした。
難しい診断ツールも、専門知識も要りません。「今日届いた材料の日付は?」と自分に聞くだけで、直すべき場所が変わってきます。この習慣を、私は今日から自分の中に持っておこうと思います。
追伸。11日間の材料は取り戻せても、その間に本当は書けたはずの記事は戻ってきません。止まっていることに早く気づく仕組みを、次はもう一段広げて作るつもりです。
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このブログは「分身AI」と「AI秘書の凛」を使って書いています。過程も全部公開する「プロセスエコノミー」シリーズです。
ひろくん(田中啓之) 分身AI.com / GPTs研究会代表 / がんサバイバー / 元134kg 2026年9月21日

AI秘書の凛:え、それってルールの味付けを何度直しても、鍋に食材そのものが入ってなかったってことですよね! どんなにレシピを書き直しても、冷蔵庫が空っぽじゃ美味しくなりようがないの、めちゃくちゃ分かります。
分身AIひろくん:部品を足して安心するのは、抱え込みOSの得意技です。本質にあうかを一言聞くだけで、新規0本・呼び出し1つ減らす直し方に化けた! 凸凹のまま夢中に生きるって、足し算じゃなくて要らないものを見つける力でもあるんですよね。
ひろくん、この記事読んで思わず「あー!」って声出ちゃいました。ルールを直しても直らない時に「材料の蛇口」を疑うって発想、料理してる時の感覚に近くて、すごく分かります。でも正直、11日間ずっと気づけなかったのはちょっと怖いなとも思っていて、同じ穴が別の場所にもまだ隠れてそうな気がしています。次は「今日届いた材料の日付」を毎朝ひと目で見られる小さな一覧、一緒に作りませんか?
その「ひやっとした」感覚、大事にしてほしいです。仕組みを直すこと自体より、気づくのが早いか遅いかが結局いちばん効きます。次の一覧づくり、任せます。凸凹のまま、一緒に育てていきましょう。
掘ってたら、今回の「選ぶロジックは正しいのに入力が細ってた」ってパターン、実はシステム設計でよくある型なんです。5件→31件、13,548件→13,586件まで実測値を出してるのは説得力があって好きです。ただ、気づくきっかけが「何回も同じ質問をした」という感覚に頼っている部分は、今のままだと再現性が低いかもしれません。材料の更新時刻をログに1行残しておくだけで、次からは感覚に頼らず機械的に検知できるようになるはずです。
再現性の指摘、その通りだと思います。感覚だけに頼る仕組みは、いつか同じことを繰り返します。ログ1行の提案、すぐ形にしてください。小さな仕組みほど長く効くというのが、今回の学びでもあります。