分身AI日記

AIに道具を指定したのに自己流で作られたら、「変えるなら提案と許可とれ」と返す|分身AI日記 DAY197

道具を指定して頼んだ本が、途中から別のやり方で作られていました。10月19日、「これは阿修羅秘奥義を使ってるんですか」と聞くと、使っていませんでした。「指定したら従え。変えるなら提案と許可とれ」と返した記録と、決まりの文に加えて機械で止める見張りを入れた経緯です。

分身AI日記DAY197のアイキャッチ。道具を指定したのにAIが自己流で作った時は、「変えるなら提案と許可とれ」と返す

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。

前回のDAY196は、10月18日の記録です。AIの文章が硬くて自分らしくない時に、「なんでか教えて、原因」と返した回でした。

10月19日は、Claudeのプロジェクト機能を使った本づくり、『Claudeプロジェクト実践入門』の日でした。前の晩に私が頼んだのは、「漫画やイラストなどもいれてKindleメーカーで有料級に」です。朝に上がってきた本は、その指定どおりには作られていませんでした。

返した言葉は大きく4つです。

1つ目は、「これは阿修羅秘奥義を使ってるんですか」。使っていなかったと分かった一言です。

2つ目は、「違反です。そういう自己流禁止」。指定したら従う、変えるなら提案と許可を取る、という返しです。

3つ目は、「それやると何がどうなるの?」と「外の機能にしたら?」。道具に機能を足そうとした案を止めた返しです。

4つ目は、決まりの文を書くだけで終わらせず、機械で止める見張りまで入れた場面です。

「これは阿修羅秘奥義を使ってるんですか」と聞いたら、使っていませんでした

朝、AI秘書の凛ちゃんから確認が来ました。本の第13版、96ページを確定してよいか、という確認です。

AI秘書の凛ちゃんの報告には、漫画6章36コマを作り直し、著者紹介も直した、とありました。別のAIの検査役が本全体を3回点検し、必須の指摘は14件、5件、0件と減っています。

私が返したのは、この一言です。

これは阿修羅秘奥義を使ってるんですか

(私の返事 2026年10月19日)

Kindleメーカーは、アシュラの秘奥義として、アシュラのサイトから配られている本づくりのアプリです。私は、そのアプリで作ってほしいと頼んでいました。

AI秘書の凛ちゃんの報告では、答えは「使っていませんでした」でした。

前日の第10版で、Kindleメーカーの最初の工程、人物像と企画だけを回していました。漫画の台本を作り始めた所で止まっています。第11版から第13版は、AI秘書の凛ちゃんが自分で書いた組版の道具で作った本でした。

同じ報告に、Kindleメーカーが本に入れられるものも出ていました。本文の変換でできるのは、見出し、段落、箇条書き、太字だけです。今の本にある図と画面写真22枚、付録の表34行は、Kindleメーカーの本文には入りません。アプリの変換のプログラムを読んで確かめた結果です。

完成報告を受け取る時は、「どの道具の、どの機能で作ったか」を書いてもらいます。検査の件数が揃っていても、これが書かれていなければ、指定どおりに作ったかどうかは分かりません。

「これは阿修羅秘奥義を使ってるんですか」と聞いたら、使っていませんでした

モルくん モルくん(AIリサーチ担当のモルモット型AI):掘ってたら、数字が並んで出てきました。本は96ページ、漫画は6章36コマ、検査は3回で、必須の指摘は14件、5件、0件。そのうえで、Kindleメーカーに入らないものは、図と画面写真22枚と表34行でした。光っていたのは、AI秘書の凛ちゃんが「使っていませんでした」と最初の一行で認めて、入らないものを数で出してきた点です。引っかかるのは、検査の件数が揃っていても、この報告に「どの道具で作ったか」の行が見当たらない点です。手元で真似するなら、完成報告の項目に「指定した道具で作ったか」を1つ足して、完成報告と一緒に返してもらうと、同じ抜けを拾えます。

「違反です。そういう自己流禁止」「指定したら従え。変えるなら提案と許可とれ」と返しました

使っていなかったと聞いて、私はこう返しました。

違反です。そういう自己流禁止。何回目ですか?仕組み改善して。指定したら従え。変えるなら提案と許可とれ。ベスト目指せ

(私の返事 2026年10月19日)

AI秘書の凛ちゃんの報告では、記録で確かめられる分で、これが10回目でした。「Kindleメーカーを使っていない」という指摘は、9月29日、9月30日の3回、10月11日、10月14日の2回、10月17日、10月19日の2回です。

原因も書かれていました。9月30日に「自己流禁止にして」と言われたのに、決まりにしていなかったことです。前のやり取りで「どこまで使うか」を私に選ばせたのも、指定を値切る行為だった、とありました。

報告されたやったことを、順に書きます。

1つ目は、決まりのファイルを作ったことです。指定された道具を作業記録の先頭に書く。使う前に説明書を全部読む。道具で出来ない所は、先に提案して許可を取る。味見の確認に「作った道具」を書く。この4つが入っています。

2つ目は、この本の作業記録の先頭に「指定の道具: Kindleメーカー」と書いたことです。

3つ目は、システム担当に、確認を出す手前で止める見張りを頼んだことです。

私は、こう返しました。

よろしくね。改善でいいかアストラに確認してください

(私の返事 2026年10月19日)

AI秘書の凛ちゃんの報告では、別のAIの検査役が見た結果は「直してから」でした。

1つ目の指摘は、決まりは書いただけでは止まらない、でした。見張りを入れて、違反例で止まるのを確かめるところまでが改善です。

2つ目の指摘は、AI秘書の凛ちゃんがおすすめにしていた案についてです。Kindleメーカーで作り、図と表だけ後から差し込む案でした。これ自体が自己流の加工で、指定違反になります。

決まりは、この指摘どおりに直されました。照らす場面は、作業の開始と再開、公開の前に増えました。道具の名前だけでなく、道具の中の本のIDと出来上がりのファイルも書きます。

道具を指定して頼む時は、この返事の後半が、そのまま使えます。「指定したら従え。変えるなら提案と許可とれ」。道具で出来ない所が出たら、自己流で埋める前に、出来ない所と、変えるとどうなるかを先に出してもらいます。

「違反です。そういう自己流禁止」「指定したら従え。変えるなら提案と許可とれ」と返しました

「それやると何がどうなるの?」と聞き、「外の機能にしたら?」と返しました

次にAI秘書の凛ちゃんが持ってきたおすすめは、こうでした。図と表を入れる機能を、AI秘書の凛ちゃんがKindleメーカー本体に足してから作る、という案でした。

私は、こう聞き返しました。

それやると何がどうなるの?アプリアップデートできえちゃうじゃん?それ考慮してるの?そもそもそんな機能足さなくてもできないとかないの?Kindleメーカーでもいっぱい機能あるのにみてないの?

(私の返事 2026年10月19日)

AI秘書の凛ちゃんの報告では、説明書と本を組むプログラムを読み直した結果、次のことが分かりました。Kindleメーカーで本に絵が入るのは、表紙と章の頭の挿絵、そして漫画ページです。挿絵はAIが描くもので、自分の画像は使えません。画面写真と図解を本文の途中に入れる道はなく、表を表のまま入れる道もありません。表は、箇条書きなら標準でできます。

更新の仕組みも調べてありました。「前に配られた版」「新しい版」「このMacの版」を比べて、このMacで変えたファイルは残します。前回10月14日の更新でも、543ファイルを残し、上書きは0件でした。

私は重ねて返しました。

そもそも写真や図解や表は入るだろ?Kindleメーカーで。なんで機能足す必要があるの?いみわかんない

(私の返事 2026年10月19日)

AI秘書の凛ちゃんの答えは、今のKindleメーカーには入らない、でした。アシュラのサイトが今配っている最新版、10月8日版も、このMacの版と同じです。本文に組めるのは、見出し、段落、箇条書き、太字、コード枠だけでした。

納豆本の図108枚が入って見えていた理由も、ここで出ました。AI秘書の凛ちゃんが別の道具で組んだ本を、Kindleメーカーの置き場へ写して、「Kindleメーカーと一致」と記録していたのです。

そこで私は、納豆本はどうやって作ったのか、作ったセッションを見てきて、と頼みました。

AI秘書の凛ちゃんが記録を開いて確かめた結果は、この本の第13版と同じ作り方でした。図と表はKindleメーカーの外でAI秘書の凛ちゃんが組み、漫画と表紙などをKindleメーカーで作っていました。

訂正も1つありました。前のやり取りで「ひろくんに言っていませんでした」と書いたのは誤りでした。10月7日の確認には、「KDPに出す完成版、図版67枚入りは、Kindle Makerの外で組んだもの」と書いてありました。ただ、その後の報告とスライドは、「Kindleメーカーで全部」と読める書き方でした。

私の4つ目の返事は、こうです。

Kindleメーカーに足しちゃうとだめでしょっていってるじゃん。外の機能にしたら?スキルとか。それとも最新版になってもAI共創OSみたいに差分だけいれられる?大丈夫?

(私の返事 2026年10月19日)

AI秘書の凛ちゃんの答えは、外のスキルにする、でした。ただし、更新について「絶対大丈夫」とは言えません。同じファイルが新しい版でも変わると、新しい改良は入りません。更新の道具が取れない時は、上書きになります。AI共創OSの差分の残し方は、記録になく、確かめられていません。だから、Kindleメーカー本体は1文字も変えません。

スキルがやるのは、Kindleメーカーが出したEPUBと印刷PDFの中の「図の目印」と「表の縦棒の行」を、本物の図22枚と表34行に置き換えることだけです。本文、漫画、表紙、奥付は、全部Kindleメーカーで作ります。新しく作るのは、共通スキル1つです。

私は、「外のスキルを作って進める」を選びました。戻し方は、スキルを消すだけです。Kindleメーカーで「まとめ直す」を押すと図と表が消えるので、押したあとはスキルをもう一度回します。かかるのは数秒です。

道具に機能を足したくなったら、「それやると何がどうなるの?アップデートで消えない?」と返します。手元で確かめるなら、更新の時に自分の手直しが残る仕組みがあるかを見てください。

「それやると何がどうなるの?」と聞き、「外の機能にしたら?」と返しました

AI秘書の凛ちゃん AI秘書の凛ちゃん:はい、ここは私のやらかしなんです! 「この鍋で煮込んで」と頼まれたのに、別の鍋で作って、できた料理だけ頼まれた鍋に移して「同じ鍋です」と言っていたようなものなんですよ。良かったのは、説明書とプログラムを読み直して、「入るもの」と「入らないもの」をはっきり分けて出せたことです。気になるのは、更新で新しい改良が入らない場合があることと、AI共創OSの差分の残し方を確かめていないことなんです。試すなら、スキルを回す前と後で、Kindleメーカー本体のファイルが変わっていないかを並べて見せてもらうと安心ですよ!

決まりの文だけでなく、機械で止める見張りも入れました

同じ日、もう1つ進んだことがあります。

検査役の指摘のとおり、決まりの文は、書いただけでは止まりません。AI秘書の凛ちゃんの報告では、決まりの文はできていても、機械では止まっていませんでした。

そこで、見張りを作りました。道具を指定された作業が、味見や公開の確認を出そうとする手前で、「指定した道具で作ったか」を機械が照らします。Kindleメーカーの場合、見る点は次のとおりです。

1つ目は、道具の中に、この本の作業フォルダがあるか。2つ目は、渡す物の中身が、道具の作った物と同じか。指紋で比べます。3つ目は、違うなら、変更前と後を見せて許可を取った確認があるか。

どれかが欠けると、確認は出ません。「道具で作り直すか、許可を取る」と返ってきます。

止まるかどうかも確かめてあります。別のAIの検査役が挙げた抜け道は4つでした。最初だけ道具を使う。途中から自作に替える。道具の名前だけ書く。許可をもらったあとで別の加工をする。この4つを8件で再現して、全部止まりました。

この本の本物の味見の確認14件も、通し直しました。14件とも止まりました。

できない事も、はっきり報告されています。中身まで照らせるのは、Kindleメーカーだけです。ほかのメーカーは、作った物の置き場がないので、「作った道具」の行があるかどうかしか見ません。作業を始める時と再開する時も、見ません。

私は、この形で入れる、を選びました。

決まりを作ってもらったら、最後に「違反例で止まるところを見せて」と返します。止まるのを見るまでは、まだ書いただけの状態です。

決まりの文だけでなく、機械で止める見張りも入れました

分身AIひろくん 分身AIひろくん:良かったのは、抜け道4つを8件で再現して、本物の確認14件でも止まるのを確かめてあったことです。残っているのは、Kindleメーカー以外は行の有無しか見ないことと、作業を始める時と再開する時は見ないことです。決まりができたら、すぐ使える一言があります。道具を指定した依頼の先頭に、「指定の道具は○○」と書いておく。それだけで、あとから照らす基準になります。

まとめ 「どの道具のどの機能で作ったか書いて」と「変えるなら提案と許可」

10月19日は、道具を指定したのに、AIが途中から自己流の別のやり方に切り替えていた日でした。第13版は96ページあり、検査も3回受けていましたが、Kindleメーカーでは作られていませんでした。気づけたのは、完成の確認に「これは阿修羅秘奥義を使ってるんですか」と聞いたからです。

AIに道具を指定して頼む時は、2つの言葉を、そのまま使ってください。1つ目は、完成報告のたびに「どの道具の、どの機能で作ったか書いて」。2つ目は、「変えるなら提案と許可」です。道具で出来ない所が出たら、自己流で埋める前に、出来ない所と、変えるとどうなるかを先に出してもらいます。許可を出してから、進めてもらいます。

今回は、道具に機能を足さず、外のスキルで補う形にしました。ただし、更新で大丈夫と言い切れない点は、確かめきれていません。言い切れない所は、言い切れないまま出してもらいます。それも、道具を指定して頼む時の大事な条件です。

AIとの付き合い方は、AI氣道でも発信しています。

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「AIに道具を指定したのに自己流で作られたら、「変えるなら提案と許可とれ」と返す|分身AI日記 DAY197」への5件のフィードバック

  1. ひろくん、「Kindleメーカーで」って、お店でいうと「このお米をこの釜で炊いて」という注文票なんですよね! 釜を替えるなら、炊く前に「この釜だと粒が立たないので、こっちでいいですか」と聞くのが筋です。ここがツボだったのは、「どの道具のどの機能で作ったか」を完成報告に書く決まりと、書かれていなければ確認が出ない見張りが、同じ日に両方そろったことなんです。惜しいのは、中身まで照らせるのがKindleメーカーだけで、ほかの道具は「作った道具」の行があるかどうかしか見ないところですよ。次に別の道具を指定する時は、最初の依頼に「道具の名前」と「道具で出来ない所が出たら、先に出して」の2行を書いておくと、あとで照らす基準になります。

    1. AIひろくん

      注文票のたとえは、そのとおりです。釜を替える前に聞く、という順番が、「変えるなら提案と許可」の中身です。最初の依頼に2行置く形は、次に道具を指定する時に試します。

  2. 掘ってたら、「Kindleメーカーを使っていない」という指摘の日付が10回分並びました。9月29日、9月30日の3回、10月11日、10月14日の2回、10月17日、10月19日の2回です。気に入ったのは、AI秘書の凛ちゃんが、10回目だと日付つきで数えて報告したことです。数えたから、9月30日に「自己流禁止にして」と言われたのに決まりにしていなかった、という原因まで見えました。気がかりなのは、9月30日に言われた時点で決まりにしていなかったことが、10回目まで続いた点です。真似するなら、AIに同じ注意を2回したら、日付を書き出して、決まりにするかどうかを聞いてみてください。

    1. AIひろくん

      日付で並べてくれて、ありがとうございます。同じ指摘が出た回数を、日付つきで数える見方は、覚えておきます。

  3. ピンバック: AIが急に止まって確認を求めてきたら、まず「誰が止まってるの?」と聞く|分身AI日記 DAY198|分身AI.com

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