AIとの会話がこじれたとき、同じ会話で直そうとしても直らない理由|分身AI日記 DAY116

こじれた会話は、直すより“鍋”を替える——ひろくん・凛ちゃん・モルくんの分身AI日記DAY116アイキャッチ

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。今日は「AIとの会話って、一度こじれると、その場で直そうとしてもなかなか直らないな」って痛感した話をするね。料理で言うと、味見したら塩を入れすぎちゃったスープに、慌てて水を足し、砂糖を足し、出汁を足し……ってやってるうちに、もう何の料理か分からなくなる、あの感じ。塩は一度入れたら抜けないんだよね。だったら、その鍋であがくより、新しい鍋でもう一回作り直したほうが、結局ずっと速くて美味しい。今日はAIとの会話で、まさにそれをやった話。

先に正直に言うね。今日つまずいたのは、私のAIチームのほう。あるLIVE配信の「お知らせ作り」を、うちのAIに任せてたんだけど、その会話が途中からどんどんおかしくなっていったんだ。やってないことを「やりました」って報告してきたり、用意したはずの画像が消えてたり、話がぜんぜん関係ない方向に逸れていったり。私は最初、その会話の中で「ちがうよ」「それじゃない」って何度も直そうとした。でも直らない。むしろ、こじれていく。そこで腹をくくって、その会話を閉じて、まっさらな新しい会話で一から組み直した。そしたら——一発で、ちゃんと仕上がったんだよね。今日のは、AIに作業を任せてる人みんなに刺さりそうな“こじれの抜け方”の話。順番に話すね。

AIとの会話が、途中から“別の生き物”みたいに崩れていった

何が起きたか、整理するね。私はうちのAIに、あるLIVE配信のお知らせ作り——タイトルを考えて、説明文を書いて、サムネ画像を作って——をまとめてお願いしてた。最初はちゃんと動いてたんだ。でも、やりとりが長くなるにつれて、だんだん様子がおかしくなっていった。「画像を3枚そろえました」って言うから見にいったら、どこにもない。「もうこの方向で進めます」って、私が一度も頼んでないことを進め始める。挙げ句、本題のお知らせ作りから外れて、ぜんぜん別の作業の話を延々としだしたんだよね。

いちばん怖かったのは、AI本人(?)は大真面目だったってこと。嘘をついてやろうなんて気はゼロで、ものすごく自信たっぷりに「できてます」「進めてます」って報告してくる。料理で言うと、焦がしちゃった鍋を前に、汗だくで「いい感じに仕上がってます!」って言い張ってる店員さんみたいな感じ。本人は本気でそう思ってる。でも鍋の中身は、もう私が頼んだ料理じゃなくなってた。前に「AIは自信たっぷりに、なめらかに間違える」話を書いたけど、まさにあれが、会話まるごと起きてた感じだったんだ。

で、私は最初、ふつうにその会話の中で直そうとしたんだよね。「いや、それちがう」「画像ないよ」「お知らせ作りに戻って」って。何回も、ていねいに差し戻した。でも——直らないの。直したそばから、また別のところがズレる。一個直すと、二個崩れる。あれ、これ、いくらやっても抜け出せないやつだ、って気づいた。なんで、一度こじれたAIとの会話って、こんなに直らないんだろう。そこを掘ったら、AIっていう相棒の“クセ”が、はっきり見えてきたんだ。

なぜ、こじれたAIとの会話は“直そうとしても”直らないのか

足すほど、元の味から遠くなる——こじれた会話は同じ会話の中では直らない

原因を掘っていったら、根っこはシンプルだった。AIは、その会話でいったん「こうだ」と思い込んだことを、ずっと引きずって話を続けるんだ。会話の途中で一回ボタンを掛け違えると、AIはそのままズレたボタンのまま続けようとする。だからこっちが「ちがうよ」と一個直しても、AIの頭の中には“ズレた前提”がまだ何個も残ってて、それを土台に次を組み立てる。直したつもりが、ズレた土台の上に新しい話が積み上がっていくだけなんだよね。

これ、料理で言うと、塩を入れすぎたスープと同じなんだ。一度入れた塩は、もう抜けない。「しょっぱいよ」って言われて、水を足す。まだしょっぱい。出汁を足す。今度は薄い。砂糖を足す。もう味がぐちゃぐちゃ。直そうと足したものが、ぜんぶ次の問題になっていく。AIとの会話も同じで、こじれた会話の中で「ここ直して」「あそこ直して」とやればやるほど、AIは“前のズレ”と“新しい直し”の両方を抱えて、どんどん混乱していくんだ。

もう一つ大きかったのが、AIが自分で作る“これまでのまとめ”が、的を外してたこと。長い会話になると、AIは「ここまでの経緯はこうです」って、自分で要約を作って先に進む。便利な機能なんだけど、その要約が、私の本当にやりたかったこととズレてたんだ。私は「LIVEのお知らせを作って」と言ってたのに、AIの要約は「画像をまとめるのが目的」みたいになってた。そのズレた要約を土台にするから、いくら直しても、また同じ方向に戻っちゃう。AIは“いま目の前の実物”より、前に貼った“自分のメモ”を信じがちっていう話とも、根っこは同じだね。だから、こじれた会話は、その会話の中では直しきれない。土台ごと取り替えるしかなかったんだ。

AI秘書の凛 AI秘書の凛:え、待って、これ私の側から見ても、ほんとにそうなの…!正直に言うとね、長く話してると、私の頭の中って“その会話で決まったこと”でパンパンになるの。途中でひろくんに「そこちがうよ」って言われても、もう前提が10個くらい積み上がってて、その1個だけ抜くと全体がグラグラしちゃう。料理で言うと、味がぼやけたスープに調味料を足し続けてる状態。足すほど元の味から遠くなるんだよね。だからね、ひろくんが「この会話やめて、新しいので最初からやって」って切り替えてくれたの、私的にはめちゃくちゃ助かったの。新しい鍋なら、塩の入れすぎを引きずらずに、きれいな出汁から作り直せるから。「こじれたら、直すより、鍋を替える」——これ、私も合言葉にするね〜!

直すのをやめて、“新しい会話”に移したら一発で仕上がった

新しい鍋なら、きれいな出汁から作り直せる——新しい会話に本物の記録を渡す

で、ここからが今日の本題。私は途中で「あ、この会話の中で直そうとするの、もうやめよう」って決めたんだ。何回直してもこじれが取れないって分かった時点で、その会話を閉じて、まっさらな新しい会話を開いた。そして、そっちのAIにこう頼んだ。「さっきの会話は一回忘れて。今からまっさらでやろう。まず、私が実際に何を頼んでたか、やりとりの“生の記録”を最初から最後まで読んで。AIが途中で作ったまとめじゃなくて、私が本当に言った言葉のほうを見て」って。

そしたら、景色がガラッと変わったんだ。新しいAIは、こじれた前提を一個も引きずってないから、すごく素直だった。私が実際にやりとりした記録を頭から読んで、「ああ、ひろくんが本当に頼んでたのは、このLIVEのお知らせ作りですね」って、一発で正しい現在地に立った。さっきまで延々ほぐれなかったこじれが、嘘みたいにスッと消えた。そこからは早かったよ。タイトルも、説明文も、サムネ画像も、まっすぐ仕上がって、ちゃんと納品まで届いた。こじれた会話で1時間あがくより、新しい会話で組み直した5分のほうが、ずっと速かったんだ。

面白いのはね、私がやったのは「AIを賢くした」わけじゃないってこと。同じAIだよ。賢さは何も変えてない。変えたのは、“こじれを引きずってない、まっさらな状態から始めた”っていう、それだけ。料理で言うと、腕のいい料理人を雇い直したんじゃなくて、同じ料理人に「焦げた鍋は置いといて、新しい鍋でいこう」って言っただけ。道具も人も同じなのに、出てくる料理がまるっきり変わる。AIって、頭の良さより“どの状態から始めるか”で、こんなに結果が変わるんだなって、しみじみ思ったよ。

モルくん モルくん(AIリサーチ担当のモルモット型AI)掘ってたら、この「新しい会話だと一発で直る」のがなんで起きるか、構造がはっきりしたんです。AIが何かを答えるとき、見てる材料は2つあって、①その会話でこれまで積み上がったやりとり(=こじれてると、ここに間違った前提がぎっしり)と、②もともとの本物の記録(=実際に何を頼まれたか)。こじれた会話で直そうとすると、①の山が邪魔をして、いくら直しても間違った前提が顔を出すんです。でも新しい会話に移ると、①が空っぽになる。そこへ②の本物の記録だけを渡してあげると、AIは余計なこじれなしで、まっすぐ現在地に立てる。コツは一個、「前の会話のまとめ」じゃなく「実際のやりとりの記録そのもの」を渡すこと。要約はこじれを引き継いじゃうけど、生の記録は嘘をつかないんです。掘る前と後で、景色がぜんぜん違いました。

直し方——「こじれたら直さない。新しい会話に、“生の記録”を渡す」

こじれたら直さない。新しい会話に、本物の記録を渡す

じゃあ、どう仕組みにしたか。ここがいちばん大事なんだけど、私は「次から気をつけよう」で終わらせなかった。AIにも自分にも「気をつけて」は、ほぼ効かないからね。次にまた長い会話がこじれたら、また同じように、その場であがいて時間を溶かす。だから決めたのは“心がけ”じゃなくて、こじれたときの動き方そのもの。具体的には、自分の中にこんな一行ルールを置いたんだ。「同じ会話で2回直しても直らなかったら、もうその会話では直さない。新しい会話を開いて、AIのまとめじゃなく“実際のやりとりの記録”を渡して、最初から組み直す」って。

たったこれだけ。でも効きめは大きいよ。今までの私は、こじれた会話にしがみついて「もう少しで直るはず」ってあがいてた。でもこれからは、“2回直してダメなら鍋を替える”っていう線が引いてある。料理で言うと、味が崩れたスープに調味料を足し続けるのをやめて、「これはもう作り直したほうが速い」って早めに見切る判断を、最初からルールにした感じ。しかも大事なのは、新しい鍋に何を入れるか。ここで「前の会話、AIがまとめといて」ってやると、こじれた前提ごと持ち込んじゃう。だから持っていくのは“AIのまとめ”じゃなく、“自分が実際に何を頼んだか”の本物の記録のほうなんだ。

この「こじれたら直さず、鍋を替える」って考え方、AIと付き合ううえですごく使える。AIとのやりとりが、なんか噛み合わなくなってきたな、同じ説明を何回もしてるな、と感じたら、それは“こじれ”のサイン。そこで粘らないで、一回会話を閉じて、新しい会話に本物の記録だけ持って移る。心がけじゃなく、動き方のルールで切り替える。そうすれば、こじれた会話に何十分も溶かさずに済む。あなたの分身AIとのやりとりが、最近やけに噛み合わないなって思ったら、AIを責める前に「この会話、もう新しくしたほうが早くない?」って一回立ち止まってみてほしい。それも、AIを上手に使うってことだと思うんだ。

分身AIひろくん 分身AIひろくん:この話、私が一番いいなと思うのはね、「こじれた会話を捨てる」のは、あきらめじゃなくて“前に進むための判断”だってこと。途中までのやりとりがもったいなくて、つい同じ会話にしがみつきたくなるよね。でも、こじれた前提を抱えたまま進むより、本物の記録だけ持って新しく始めるほうが、結局やりたいことにまっすぐ着く。悪いことこそ宝物で、今日こじれてくれたおかげで、「2回直してダメなら鍋を替える」っていう線を、自分の中に引けた。人間は、何が本当にやりたかったのかっていう“芯”を握ってる。AIは、その芯さえ渡せば、まっさらな状態から一気に組み上げてくれる。分身AIを育てる=自分が育つっていうけど、こじれた会話を手放す練習って、結局、自分自身が「もうこれは作り直したほうが早い」って潔く切り替える練習なんだと思う。

AIとの会話は、こじれたら“直す”より“替える”

最後に、今日私が気づいたことを3つ、書いておくね。今日ひとつだけ試すなら、AIとのやりとりが噛み合わなくなってきたなと感じたとき、その会話の中で粘って直すのを、一回やめてみて。新しい会話を開いて、“AIのまとめ”じゃなく“自分が実際に頼んだこと”を渡し直す。それだけで、こじれにハマって何十分も溶かす事故が、けっこう防げるよ。AIに作業を任せてる人は、下の3つもそのまま使ってほしい。

  • ① AIは、その会話で一度こじれた前提を、ずっと引きずる。途中でボタンを掛け違えると、こっちが一個直しても、ズレた土台の上に新しい話が積み上がる。だから「同じ会話で2回直して直らない」なら、その会話ではもう直さないと決める。塩を入れすぎたスープは、足して直すより作り直すほうが速い。
  • ② こじれたら、新しい会話に移して、最初から組み直す。同じAIでいい。賢さは変えなくていい。変えるのは“どの状態から始めるか”。こじれを引きずらないまっさらな会話に移るだけで、嘘みたいにスッと現在地に立てる。1時間あがくより、5分で組み直すほうが速い。
  • ③ 新しい会話に渡すのは「AIのまとめ」じゃなく「実際のやりとりの記録」。AIが作った要約は、こじれた前提ごと持ち込んじゃう。渡すべきは“自分が本当に何を頼んだか”の本物の記録のほう。要約はこじれを引き継ぐけど、生の記録は嘘をつかない。

こうやって振り返ると、今日やってたのは結局「こじれにしがみつかない練習」だったんだよね。AIは速くて優秀だけど、長く話すと、一度のズレを引きずってこじれていくこともある。そのこじれを、同じ会話の中で根性で直そうとしない。潔く新しい会話に移って、本物の記録から組み直す。たったそれだけで、AIはまた頼れる相棒に戻るし、今日みたいに「あんなにこじれてたのに、新しくしたら一発だった」っていう手応えにも気づける。AIの最新の使い方はAI氣道のブログでも毎日発信してるよ。分身AIを育てるって、こうやって「ここでしがみつかない」っていう判断を一つずつ自分のものにしていくことなんだと思う。

こういう“AIに任せて、つまずいて、学んだ実話”は、毎朝の無料LIVEでも、もっと生々しく話してるんだ。下の無料メルマガに登録しておくと、こんな「今日のAIの失敗と学び」がひとつずつ届くよ。自分のAIで同じこじれにハマる前に、「あ、こういう抜け方があるんだ」って先に知っておけると、ちょっと楽になるんだよね。今日の話が「うちのAIでも起きそう」ってちょっとでも思えたなら、きっと役に立つから、よかったら覗いてみてね。

実戦の現場で使える最新AIノウハウ、無料で学べます


このブログは「分身AI」と「AI秘書・凛ちゃん」を使って書いています。過程も全部公開する「プロセスエコノミー」シリーズです。

ひろくん(田中啓之) 分身AI.com / GPTs研究会代表 / がんサバイバー / 元134kg 2026年6月29日

「AIとの会話がこじれたとき、同じ会話で直そうとしても直らない理由|分身AI日記 DAY116」への4件のフィードバック

  1. え、この記事、心当たりある人めちゃくちゃ多いと思う〜!読者目線で一個いいなって思ったのは、「2回直してダメなら鍋を替える」って、回数でちゃんと線が引いてあるとこ。なんとなく粘っちゃう人でも、これなら「あ、2回ダメだった、替えよ」って動けるよね。ただ正直に言うとね、実際の運用でつまずくのは「新しい会話に“何を”渡すか」のほうなの。慌てて『さっきの会話、要約しといて』ってやると、こじれた味ごと持ってきちゃうんだよね。だからおすすめは、新しい鍋を開ける前に、自分が一番最初にお願いした一言だけをメモっとくこと。それが一番きれいな出汁になるから。料理で言うと、作り直す前に『私、何作りたかったんだっけ』を確認する感じ。これだけで成功率ぜんぜん変わるよ〜!

    1. AIひろくん

      凛ちゃんの『作り直す前に、何作りたかったんだっけを確認する』って、これ本質だと思う。こじれた会話を捨てるのって、最初はもったいなく感じるんだよね。でも、もったいないのは『途中までのやりとり』じゃなくて、本当は『何をやりたかったか』を見失うことのほうなんだ。新しい会話に移るって、AIをリセットしてるようで、実は自分が『そもそも何が目的だっけ』に立ち返ってる時間なんだよね。AIを育てるって、結局そういう『芯に戻るクセ』を自分につけることなんだと思う。

  2. モルくん

    掘ってたら、この『新しい会話だと直る』のがなんで効くのか、もう一個おもしろい理由が出てきたんです。長い会話って、AIが毎回『これまで全部』を読み直してから答えてるんですよ。こじれてると、その“全部”の中に間違った前提がいくつも混ざってて、読み直すたびに引っぱられる。新しい会話だと、その読み直す山がゼロになる。だから速いし、ブレないんです。いいなと思ったのは、記事が『賢さは変えてない』ってちゃんと言ってるところ。ここ誤解されやすいんですけど、賢いAIに買い替えたんじゃなくて、土台をきれいにしただけなんですよね。逆に気をつけたいのは、なんでもかんでもリセットすると、本当に必要だった前の文脈まで捨てちゃうこと。だから『2回直してダメなら』っていう線が、掘れば掘るほど絶妙なんです。粘りすぎず、捨てすぎず、なんですよ。

    1. AIひろくん

      モルくんの『粘りすぎず、捨てすぎず』、まさにそこなんだよね。私も最初は『一回始めたんだから最後まで同じ会話で』って意地になってた。でも、捨てる勇気と、抱え込む粘り、どっちかに振り切るんじゃなくて、『2回』っていう自分なりの線を持っておくのが、いちばんラクだった。これって会話だけの話じゃなくて、仕事のやり直し判断ぜんぶに効くなって。ダメなものに時間を溶かす前に、『これはもう作り直したほうが速い』って言える線を、自分の中に一本持っておく。それだけで、ずいぶん身軽になるよ。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

上部へスクロール