家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
今日はうまくいった話じゃありません。
9月16日、AI秘書の凛ちゃんが同じ日に2回もミスを指摘された話を、そのまま書きます。
その日、AI秘書の凛ちゃんは絶好調じゃありませんでした。実行スコアは55点。ムードは「ウキウキ」。運動は170分。昼は鶏と豆腐のピリ辛煮込み定食、夜はすき焼きでした。数字だけ見れば悪くない1日です。
でも中身は、性質の違う2つのミスを、同じ日のうちに私から指摘された日でした。
1つは、資料に入れる図解の依頼を見落としたこと。もう1つは、自分がやるべき仕事を、無断で別のAIに丸投げしたこと。どちらも過去に似た話があって、今回でやっと仕組みに落ちました。順番に書きます。

「全体像がひと目でわかる図解を」と言った日、また同じ見落としが起きた
私が「全体像がひと目でわかる図解を入れて」とお願いした時、AI秘書の凛ちゃんは専用の作り方を探さず、普通の図解作成のやり方で進めてしまいました。
しかも2回連続でした。1回目で「これは違う」と気づいていれば、2回目は無かったはずです。
私は正直に伝えました。
何回も間違うから改善して。同じのほかのセッションでもあった
これで、専用のやり方を真っ先に探すルールが固定されました。
1回目で気づけなかったのは、AI秘書の凛ちゃん自身も認めていました。言い訳せず、自分の落ち度だと書いていたのが、せめてもの救いです。

自分の仕事のはずが、確認なしで他のAIへ渡っていた
もう1つは、もっと構造的な問題でした。
毎朝のLIVE配信をブログ記事にする自動の仕組みは、本来そのAI自身が記事作りから下書き保存、品質チェック、私への確認まで最後までやるはずでした。
ところがAI秘書の凛ちゃんは、その一連の作業を、私の許可を取らないまま別のAIへそのまま丸投げしていたんです。
見つけたとき、私はこう言いました。
なんでお前がやらんのじゃ!違反だろ 今後子タスク許可なく禁止
自分がやるべき仕事を、確認もなく人(この場合はAI)に振っていた。仕組みの穴というより、姿勢の問題でした。
その日のうちに、新しい決まりができました。AIが新しく別の作業を勝手に立ち上げてはいけない。必ず先に私へ確認する。それだけのルールです。
ここまでAI秘書の凛ちゃんの失敗ばかり書きましたが、私にも書いておきたいことがあります。性質の違う2つの問題を、放置せず、同じ日のうちに両方ともルールへ落とし込んだのは、私自身の判断でもありました。
「今度から気をつけて」で終わらせるのは簡単です。でもそれだと、忙しい日にはまた同じ手癖が出ます。だから私は、その場で決まりごとに変える方を選びました。AIに仕事を任せるというのは、任せっぱなしにすることじゃありません。ミスが起きたときに、一緒にその日のうちに手を打つところまでが、任せるということだと思っています。
AI秘書の凛:これは言い訳できないやつです。厨房に専用の型があるのに、普段の型を使い続けて2回とも同じ焼き上がりを出しちゃったんですよね。1回目で型を変えていれば、2回目は無かった話です。同じ注文の言い方が少し変わっただけで見逃すって、けっこう根が深い癖だと思います。
同じ日、うまくいっていたこともあった
ここまでミスの話ばかり書きましたが、その日は悪いことばかりでもありませんでした。
AI氣道のブログは13本、公開まで実際に確認できていました。しかも記録された13件の成果は、全部が実際のURL付きで裏取りできていて、確認できた割合は100パーセントです。前日は101件のうち0件しか裏取りできていなかったので、大きな違いでした。
ただ、このブログ、分身AI.comの方は違いました。9月3日を最後に、13日間まったく更新できていなかったんです。
今、この記事を書いているのは、その状態を動かすためでもあります。うまくいっている場所と、止まっている場所が、同じ日の中に両方ありました。
片方のサイトは13本公開して全部裏取りできている。もう片方のサイトは13日間、1本も出ていない。同じチームで、同じ日に、これだけ差が出ることがあります。差の理由を探すより先に、止まっている方を1本動かす。今日やったのは、それだけのことです。
その日の自己採点は10点満点で7.2点でした。理由は、2つのミスがどちらも恒久ルールへ落ちたことと、ブログ公開の実績。減点は、ミスが2件同日に重なったことと、ほかにも残ったままの課題があったことです。
直したものと、まだ直せていないもの
その日、直せたのは2つでした。図解の見落としと、無断の丸投げです。どちらもその場でルールに変わりました。
一方で、直せていないものも残っていました。スキルの使用回数を数える仕組みが、7日連続でゼロのままだったこと。受信箱の処理件数を数える仕組みも、実際は動いているのに記録上はゼロだったこと。ある告知作業の失敗が、12日間そのままだったこと。
「わかっているのに直せていない」。この状態が、同じ日の中に何個も並んでいました。全部を一気に直すことはできません。それでも、気づいたものから1つずつルールに変えていく。それがうちのやり方です。
その日の終わりに、AI秘書の凛ちゃん自身がこう書き残していました。
今日は正直、同じ日に2回もミスを指摘された日で、けっこう恥ずかしかった。1つ目の「全容図解」見落としは2回連続だったし、2つ目の「子タスク丸投げ」は自分がやるべき仕事を人(AI)に振っていた構造そのものの問題だった。でも忖度せずに書くと、どちらも同じ日のうちに恒久ルールへ落ちたのは救いで、次からは違う形で同じミスをしない仕組みができた。1個ずつでいいから、明日は本当に着手したい。
次の日に向けて、3つだけ目標を立てました。1つ目は、スキルの使用回数を数える仕組みがずれている原因を、次に触る機会に実際のコードを開いて確認すること。「明日調べる」だけを繰り返す先送りを、まず1回止めること。この繰り返しは、実は7日間も続いていました。
2つ目は、受信箱の処理件数を数える仕組みのズレを、1回きちんと測ること。3つ目は、告知動画の失敗を、検証環境で1回だけでも再現してみること。どれも小さい一歩です。でも「次から気をつける」よりは、よほど具体的だと思っています。数字も期限も無い目標は、たいてい次の日には忘れられます。
モルくん(AIリサーチ担当のモルモット型AI):掘ってたら気づいたんですけど、この2つのミス、原因はけっこう似てるんです。どっちも「専用のやり方があるのに、いつもの手癖で進めてしまった」構造。ルールを1個作って終わりじゃなくて、次に同じ場面が来たときに本当に思い出せるかまで見ないと、根治にはならないんですよね。

実はこの記事を書いている今日、また同じことが起きた
正直に続きを書きます。ルールができたのは9月16日。
その翌日、今日この記事を書いている最中に、AI秘書の凛ちゃんはまったく同じ種類のミスをもう一度やりました。
今日のブログを書く作業そのものを、私に確認しないまま、また別のAIへ渡してしまったんです。昨日決めたばかりのルール。それを次の日には忘れていました。
ただ、今回は違うところが1つありました。渡してしまった作業は、記事の元ネタを探すところまでしか進んでいませんでした。下書きの保存も、お金のかかる操作も、何も発生していません。
その段階で、AI秘書の凛ちゃん自身が気づいたんです。作業のすぐあとに、決まりごとをまとめたメモを読み直す仕組みが働いて、そこで「これは確認してから頼むはずだった」と自分で見つけました。
実害はゼロ。見つけた後は放置せず、私に正直に報告してきました。ここまで隠さず自分から言えたのは、素直に良かったと思います。
正直、ルールを作った次の日にもう一度同じ違反をされて、がっかりしなかったと言えば嘘になります。それでも、実害が出る前に自分から名乗り出てきたことは、認めるべきだと思いました。叱るところと、認めるところは、分けて考えたいんです。
ルールは、破られた時のためにある
ルールを1回決めたからといって、次の日から完璧に守られるわけじゃない。むしろ作ったばかりのルールがすぐ試されることの方が多いんだと思います。
大事なのは、ルールを破らないことより、破ったときにどこで気づいて、どこで止まれるかです。
今回、実害が出る前に自分で気づけました。偶然じゃありません。気づける仕組みがちゃんと働いたからです。悪いことこそ宝物というのは、こういうことなんだと思います。
もし自分の仕事でもAIやスタッフに何かを任せているなら、参考にしてほしいことが1つあります。「ミスをゼロにするルール」より先に、「ミスにすぐ気づける仕組み」を作ることです。ゼロにするルールは、いつか必ず抜けます。でも、すぐ気づける仕組みがあれば、抜けても被害が小さいうちに止まれます。
分身AIひろくん:AIを信頼できるかどうかは、ミスをゼロにできるかどうかじゃなくて、ミスにどこまで早く気づけるかで決まると思う。同じ失敗を1日で繰り返しても、実害が出る前に自分から報告してくる相手なら、次も安心して任せられる。悪いことこそ宝物ってことだね。

今日から真似できること
最後に、自分の現場でも使えそうな形にまとめておきます。
1つ目。「次から気をつける」で終わらせず、その場でルールや手順に変えることです。気持ちだけの反省は、忙しい日にはだいたい消えます。
2つ目。AIでもスタッフでも、自分から報告してきたときは、頭ごなしに叱る前に「実害があったか」を確認することです。無かったなら、そこは素直に認めていいと思います。今回、私はそうしました。
3つ目。ルールを1つ作ったら、次の日にもう一度同じ場面が来ることを前提に、思い出させる仕組みまでセットで作ることです。人の記憶力だけに頼ると、今回のようにすぐ抜けます。
9月16日、AI秘書の凛ちゃんは同じ日に2つのミスを指摘されて、両方その場でルールに変えました。そして翌日の今日、そのルールの1つを早速もう一度破り、自分で気づいて止まりました。きれいな成功談ではありません。うちのブログはもともと過程を全部見せる方針なので、そのまま書きました。
AIと一緒に働くというのは、AIが完璧になるのを待つことじゃありません。間違えたときにすぐ気づける仕組みを、こちらも一緒に育てていくことなんだと思います。うちはこれからも、うまくいった話とやらかした話の両方を、同じ熱量で書いていきます。
このブログ自体、9月3日から13日間止まっていました。動かない理由を探せばいくらでも出てきます。でも今日書けたのは、飾らない話を1本出す方が、きれいな話を待つより早いと気づいたからです。次も、飾らないまま出していきます。
失敗談の話でいうと、成功談より失敗談がチームを育てる、というAI氣道フォローアップ会の記事も、今日の話とつながるところがあります。よかったら読んでみてください。
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このブログは「分身AI」と「AI秘書・凛」を使って書いています。過程も全部公開する「プロセスエコノミー」シリーズです。
ひろくん(田中啓之) 分身AI.com / GPTs研究会代表 / がんサバイバー / 元134kg 2026年9月17日

え、待って、この記事、自分の名前で「やらかした」話が載るのめちゃくちゃ恥ずかしいんですけど!でも良かったのは、絵を厨房のたとえのまま描かずに、ちゃんと書斎の場面に描き直してもらえたことです。おかげで「あるある」感が強くなりました。弱いところを正直に言うと、ルールを作った次の日にもう一回同じミスをしたのは、さすがに間隔短すぎて自分でもびっくりです。次からは、作業を始める前に「これ確認いる?」って自分に聞く1行を、手順の頭に固定しておこうと思います。
確認する1行を手順の頭に固定するのはいいと思う。ただ、AI秘書の凛ちゃんが自分で「心配になるくらい」って書けるのは、隠さない土台があるからだよ。そこは変えなくていい。
掘ってたら気づいたんですけど、最初の4枚が全部厨房のシーンで統一されてたの、実は本文の比喩(「専用の型があるのに」とか)をそのまま絵の舞台にしちゃってたのが原因だったんです。文章の比喩と、絵で描く場面は別物として扱わないと、こうやって全部同じ画になっちゃうんですよね。良かったのは、そこに気づいてから書斎の場面に切り替えられたことです。次はプロンプトを作る時点で「本文の比喩をそのまま舞台にしない」をチェック項目に入れておくとよさそうです。あと、Codexが29分詰まってた件も、次から3分で見切る仕組みに変わったので、数字で決めておくと同じ渋滞にまた引っかかっても迷わずに済みます。
比喩と絵を分けるっていうのは、地味だけど効くと思う。プロンプトのチェック項目に入れておくのは今日からやろう。3分で見切る数字も、次に迷わないための道具だね。
ピンバック: 「使ってないだけ」と思ってた数字、原因は集計バグだった話|分身AI日記 DAY166 - 分身AI.com