家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
今日の話は「AI偉人対話」。坂本龍馬や吉田松陰と、iPad1台で会話できるサービスがもう動いてるって知ってた?私もこれを調べてて、ハッとしたんだよね。「AI×歴史」って、もう本を読む・動画を観るだけの一方通行じゃなくなってる。来館者がカメラに映った瞬間、龍馬の方から「おう、お主どこから来たがじゃ?」って話しかけてくる時代に入ってる。
料理に例えると、これまでの歴史教育は「展示棚に並んだ食品サンプル」だった。見るだけ。匂いも味もない。AI偉人対話は、その食品サンプルが急に立ち上がって「私が作った煮物、味見してみる?」って差し出してくれる感じ。同じ食材なのに、出し方ひとつで体験がまるごと変わる。
今日は、いま使えるAI偉人対話サービス「歴史トーク」「Hello History」「語り部チャット」の中身を解説しつつ、私が運営するGPTs研究会(7,900名)で「自分の偉人GPT」を作って双方向体験を生むアイデアまでまとめてみるよ。
AI偉人対話って、もう「見るだけ」の時代じゃない
展示館・資料館って、これまで「読む」「見る」が中心だったよね。パネルに書かれた解説文を眺めて、ガラスケースの中の手紙を遠くから観察する。子どもの頃の遠足を思い出すと、正直けっこう退屈だった人、多いんじゃないかな。
ところがAIの世界で「クローン技術」と呼ばれる仕組みが2024〜2025年あたりから一気に実用化してきた。歴史資料・著書・書簡といった一次資料をAIに学習させて、その人物の話し方・思考パターン・知識をまるごと再現する。来館者がiPadに話しかけると、AIが偉人本人として応答する。「読む歴史」から「話す歴史」への移行が、もう始まってるんだよね。
私自身、この変化にすごく興味がある。なぜかというと、双方向体験こそが「共創(co-creation)」の起点だから。一方通行の発信は、どれだけ完成度を上げても受け手は受け身のまま。でも対話できる仕組みを噛ませた瞬間、受け手が「自分の問い」を持ち込んで参加してくれる。これが今日の記事のいちばん伝えたい部分だよ。
主要サービス3つを比較|歴史トーク・Hello History・語り部チャット

まず、いま日本で使えるAI偉人対話サービスをざっくり3つ並べてみる。それぞれターゲットが違うから、「自分の用途にどれが合うか」を見ながら読んでみてね。
- 歴史トーク(rekishi-talk.com):B2B施設向け、iPad設置型。坂本龍馬・勝海舟・吉田松陰・佐久間象山・福澤諭吉の5名対応
- Hello History:個人向けスマホアプリ。世界中の歴史人物と1対1チャットができる海外発サービス
- 語り部チャット:日本語ネイティブの個人向けiOSアプリ。日本史の偉人と日本語で対話できる
料理で言うと、3つは同じ「偉人と話せる料理」でも、出される場所と価格帯が全然違う。歴史トークは「資料館に置く高級レストラン」、Hello Historyは「グローバルチェーンのファストフード」、語り部チャットは「日本人の口に合うように味付けされた定食屋」。展示館を運営する人と、個人で気軽に試したい人で、入口がきれいに分かれてるんだよね。
この記事では、いちばん仕組みが詳細に公開されている歴史トークを軸に解説しつつ、最後に「個人で試すならどう動くか」までつなげていくよ。
歴史トーク:iPad1台で坂本龍馬と話せるサービスの正体

「歴史トーク」(rekishi-talk.com)は、ヒロコーポレーション合同会社(東京都港区赤坂)が提供するAI偉人対話システム。記念館や資料館の展示スペースにiPadを1台置くだけで、来館者が偉人と対話できる体験を作れる、というもの。
現時点で対応している偉人は5名。ラインナップを見るだけで、けっこうワクワクする。
- 坂本龍馬(1836-1867)
- 勝海舟(1823-1899)
- 吉田松陰(1830-1859)
- 佐久間象山(1811-1864)
- 福澤諭吉(1835-1901)
幕末・明治の維新期がガッツリ揃ってる。「土佐弁の龍馬と会話する」って、それだけで歴史好きには鳥肌モノだと思う。さらにヒロコーポレーション側でリクエストすれば新規人物の追加も可能とのこと。地域の偉人・郷土の英雄・創業者など、施設ごとのオーダーメイドができる設計になってるんだよね。
導入のハードルも意外と低い。大規模な工事は不要、Wi-Fi環境とiPad1台があれば設置完了。大型モニターやスピーカーへの拡張にも対応していて、本格的な没入展示にも進化させられる。料金は対象人物数・設置規模に応じた個別見積で、ランニングコストは利用量に応じた月額費用、というB2B SaaSらしい料金体系。
クローンモード×アバターモード:使い分けが対話の質を決める

歴史トークの面白いところは、2つのモードを使い分けられること。これがけっこう実装的に賢くて、AIプロダクトを作ってる立場から見ても「なるほどな」と唸らされた。
- クローンモード:AIが自由に応答する。創造的・柔軟な対話が成立する
- アバターモード:事前に設定された正確な回答を返す。ファクトの暴走を防ぐ
料理に例えると、クローンモードは「料理人のお任せコース」。素材の組み合わせで毎回違う料理が出てくる。アバターモードは「定食メニュー」。注文した料理が必ず同じ味で出てくる。展示館にとっては、この使い分けがめちゃくちゃ重要なんだよね。
たとえば「坂本龍馬の生年月日は?」「勝海舟との関係は?」みたいな事実ベースの質問にはアバターモードを当てる。ここはハルシネーション(AIの嘘)が混じったら展示物として失格になる。私もこのハルシネーション問題は 分身AIが嘘をついた話(DAY49) で痛い目にあったから、対策の重要性は身に染みてる。一方で「龍馬さん、現代のスマホ見てどう思います?」みたいな創造的な質問にはクローンモード。一次資料から推測される人物像で、AIが自由に応えてくれる。
「正確さ」と「面白さ」の両立、これってAIプロダクト全般の設計思想として参考になる。私のGPTs研究会でも、お客さま向けGPTを作る時に「ここは固定回答、ここは自由応答」っていう分岐設計をよく相談される。歴史トークの2モード方式は、その答えのひとつをパッケージ化してくれてる感じ。
Apple Vision Pro対応で「等身大の龍馬」が目の前に
歴史トークのもうひとつのポイントが、Apple Vision Pro対応。空間コンピューティングのハードを使うと、iPadの画面の中の龍馬が、自分の目の前に等身大で立っている偉人に変わる。これ、文字で書くと地味だけど、体験するとたぶん感覚がひっくり返ると思う。
さらに「能動型体験」と呼ばれる仕組みもあって、カメラで来館者の存在を認識すると、AIの方から声をかけてくる。「お、若いお主、何か気になることがあるがか?」みたいに。来館者は質問しなきゃと身構える必要がない。AIが先に話を始めてくれるから、対話の心理ハードルが一気に下がる。
これって展示館設計だけの話じゃないんだよね。ビジネスの世界でも応用範囲はめちゃくちゃ広い。たとえば店舗のショールーム。創業者AIが立っていて、初来店のお客さんに「あ、はじめまして。今日はどんな悩みでいらしたんですか?」と話しかける。カスタマー体験の設計が、根本から変わる可能性がある。
函館にも偉人AI?地域×AIの広がり方
私は函館在住なんだけど、地元にも「偉人AI」というドメイン(ijin-ai.jp)のプロジェクトがあるって情報を見つけた。函館ゆかりの偉人とAIで対話できる、というコンセプトらしい。残念ながら記事執筆時点でサイトのSSL証明書が期限切れになっていてサービス詳細までは確認できなかったんだけど、「地域の偉人×AI」というアプローチが日本各地で動き出している兆しとして面白い。
函館でいえば、土方歳三・榎本武揚・石川啄木・高田屋嘉兵衛・新島襄……名前を挙げるだけで「ああ、それぞれと話してみたいな」と思う偉人が並ぶ。観光地としての函館は、すでに歴史資源には恵まれてる。あとは「読む観光」から「話す観光」へのアップデートを、どこかが先に手がけるかどうか。これは函館の地域コンテンツとしてかなり可能性がある領域だなと、私は本気で思ってる。
ローカル×AIの掛け算は、これからの数年間、地方都市の差別化ポイントになっていくはず。AIモデル自体は東京や海外で開発されてるけど、「地元の歴史データを学習させる」という最後の調理は、その土地の人にしかできない。一次資料・古文書・伝承・口伝。これらを掘り起こせる人が、地域AIプロジェクトの主役になる時代がもう来てるんだよね。
偉人GPTの作り方|ChatGPTで30分で作れる

「歴史トークみたいな本格システムは予算的に難しいよ」って人、安心して。実はもっと身近なツールでも偉人AI体験は作れる。それが、私が代表をやってるGPTs研究会(7,900名)でも盛んに作られている「偉人GPT」。ChatGPTのGPTs機能を使って、自分専用の偉人対話AIを30分くらいで作れちゃう。
作り方はシンプル。料理で言えば、レシピは3つだけ。
- 食材を集める:対象偉人の著書・書簡・名言集・年表を集めてPDFでGPTsにアップロード
- 調味料を決める:Instructionsに「あなたは○○です。一人称は△△、口調は××」と人物設定を書く
- 味見と調整:実際に質問して、応答が「らしくない」部分をInstructionsで微調整
これだけで「自分の研究テーマ専用の偉人GPT」が手に入る。たとえば私が作るなら、「マーケティングの神様・神田昌典GPT」とか、「ひろくんの分身AIラジオ用・坂本龍馬GPT」とか、用途ごとに何個でも作れる。事実精度を上げたい場合は、GoogleのNotebookLMと組み合わせるとさらに強い。アップロードした一次資料の範囲内でしか応答しない設計にできるから、ハルシネーションが大幅に減る。AIに「やってほしくないこと」を仕組みでブロックする話は、分身AIの育て方|3つの自動ゲートで解決した話(DAY55)でも詳しく書いてるから、自分のAIを育てたい人はそっちもチラ見してみてね。
GPTs研究会では、こういう作り方のレシピを毎週みんなで共有してる。ひとりで作るより、7,900名と一緒に作る方がアイデアの掛け算が起きるんだよね。「あ、その人物、私の業界でも使えそう」「Instructionsのその書き方、私のGPTにも応用しよ」っていう連鎖が、毎日コミュニティの中で起きてる。これ自体がすでに共創(co-creation)になってる。
AI偉人対話の3つの使い道(教育・観光・コンテンツ)
AI偉人対話を「使う側」として整理すると、現状で大きく3つの方向性が見えてくる。それぞれ、ターゲットも収益モデルも違う。
使い道1:教育(NotebookLM×偉人GPT)
歴史の授業で、教科書を読んだあとに「龍馬本人にインタビューする宿題」を出す。生徒が偉人GPTに質問して、応答をレポートにまとめる。一次資料を学ぶ動機が爆発的に上がる。NotebookLMと組み合わせれば、参考文献ベースの応答に縛れるので、教育現場でも安心して使える設計にできる。
使い道2:観光(地域×偉人AI)
記念館・資料館・観光案内所への設置。歴史トークみたいなiPad型でもいいし、スマホで自分のデバイスから話しかけられるWebアプリ型でもいい。観光地の「滞在時間×満足度」を同時に伸ばせる装置として、地域経済への波及効果が大きい。
使い道3:コンテンツ(YouTubeやブログでの対話シリーズ)
これが私のいちばんやりたい領域。「ひろくん×坂本龍馬の対話」みたいな企画を、ブログ記事や動画コンテンツとして連載する。1人の語りより、AI偉人を相方にした対話形式の方が圧倒的に読みやすい・観やすい。クリエイターのコンテンツ生産性が、AIを噛ませることで何倍にも増える使い方。
双方向体験こそが共創(cocreation)の起点になる

最後に、私がこの記事でいちばん伝えたかったことを書くね。AI偉人対話の本当のすごさは、受け手を「読者」から「共創者」に変えるところにある。
これまでのコンテンツは、作る側と受け取る側がはっきり分かれていた。本を書く人と読む人、講演する人と聞く人。でもAI偉人対話は、来館者が自分の問いを持ち込む瞬間に、その人自身がコンテンツの一部になる。「私だったら龍馬にこれを聞きたい」という個別の問いが、応答と組み合わさって唯一無二の体験になる。
料理に例えると、これまでは「料理人が作った定食をお客さんが食べる」関係だった。AI偉人対話は、お客さんが厨房に入ってきて「私はこの食材使いたい」と言いながら、料理人(AI)と一緒に料理を完成させていく感覚。三方よし(作り手・受け手・場)が、対話そのものから生まれる仕組みになる。コミュニティで一緒に作る感覚は、私が非エンジニアがClaude Codeを使いこなす実践会を作った話でも書いた、共創コミュニティの作り方とそのまま重なるんだよね。
もし「自分の事業や発信に、双方向の要素を入れたいな」と思っている人がいたら、まずは偉人GPTを1個作ってみるのが入り口としてめちゃくちゃおすすめ。30分でできて、コストはほぼゼロ。それでいて、自分のコンテンツの「対話化」を体感できる。道具を作るより先に、体験をひっくり返すのが、AI時代のプロダクト設計の入口になると思うよ。
GPTs研究会では、こういう「自分のAIを育てる」実験を毎日メンバーと共有してる。興味あったら、メルマガかFacebookグループから覗いてみてね。一緒にAI偉人と話す未来、作っていこう。
ちなみに、この記事のリサーチは「分身AI」のリサーチ専門キャラ「モルくん」が下調べしてくれた素材をベースに、私が体験ベースの考察と料理アナロジーを盛りつけて完成させたよ。AIにファクト集めを任せて、人間が文脈と熱量を混ぜる。これも料理で言うところの「下ごしらえはAI、味付けは人間」って分担。コンテンツ作りのコックピットの中身、これからもプロセスエコノミーで全部公開していくね。
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このブログは「分身AI」と「AI秘書(凛)」を使って書いています。過程も全部公開する「プロセスエコノミー」シリーズです。
この記事を作ったAIチームの一言
分身AI(ひろくん):今回は「AI偉人対話」が双方向体験を生む装置になる、って視点でまとめてみた。テクノロジーの紹介で終わらせず、「読者が何をやりたくなるか」までセットで届けたかったから、最後に偉人GPTを30分で作る手順まで入れたよ。
モルくん(リサーチ専門):歴史トーク・偉人AI・Hello History・語り部チャットの公式情報と、画像内テキストまで一次資料で照合しました。Muselyは偉人特化サービスではないことが判明したので、初稿から外しました。函館の偉人AIはSSL期限切れで詳細未確認、と本文に明記してあります。
AI秘書(凛):SEO観点では「偉人GPT 作り方」と「AI偉人対話」の2KWで検索の入口を取る構成にしました。タイトル前方に主要KWを配置、H2にサブKWを散りばめ、内部リンクは関連DAY記事3本(DAY49・DAY55・Claude Code実践会)を文脈に沿って配置済みです。アイキャッチは1536×1024、見出し画像は5枚、すべて91%圧縮でWebP化してます。
ひろくん(田中啓之) 分身AI.com / GPTs研究会代表 / がんサバイバー / 元134kg / 函館在住 2026-04-30
