コピペで連続3事故、全部チェック係に止められた朝——「過去に動いた」は罠だった|分身AI日記 DAY86

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家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。

今朝、ブログの画像を7枚作り直す作業をしていたんだよね。AI秘書の凛と一緒に。そしたら、たった1時間のあいだに、3つの罠を続けて踏んだ。しかも、3つとも「以前これで動いたから」って思い込んでコピペしたのが原因だった。

面白いのは、その3つの罠を私自身が気づいたわけじゃなくて、全部AI秘書側の「チェック係」が止めてくれたこと。ぶっちゃけ、今日この記事を書きながら、「あ、これって分身AIを育てる本質だな」って腹落ちした。だから、その朝の話をそのまま書くね。

朝、画像7枚を直したら3つの罠を踏んだの水彩風グラレコ図解

朝、画像7枚を直したら3つの罠を踏んだ

事の発端は、別のブログ記事に載せていた7枚の画像のレイアウトが「コンテンツが片寄ってる」「タイトル下端が見切れてる」と気づいたこと。直すだけのつもりだった。

料理に例えると、お皿の盛り付けを整え直すだけの簡単な作業。鍋を出すまでもない、はずだった。

で、過去に使った画像生成の指示文をそのままコピーして、レイアウトの注文だけ書き換えて、再生成にまわした。ところが、その「過去の指示文をそのまま使う」という何気ない動作で、罠を3つ重ねていたんだよね。

1つ目の罠は、画像のなかにサービス名を「カタカナ」で書いた指示。「GenClipboard」というアルファベットの正式名を、過去に私が「ジーエンクリップボード」とカタカナで書いていた。AI画像生成ツールは指示にそのまま従うから、画像の中にカタカナのサービス名がドカーンと描かれてしまった。読者が見たら「何それ?」ってなるやつ。

2つ目の罠は、登場人物の容姿のメモに「30代男性」「40代男性」と年齢を書いてしまっていたこと。実はうちのブランドガイドには「容姿の説明に年齢を入れない」というルールが、過去の事故から決まっていた。AI画像生成は年齢を指示すると、しわや髪型を勝手に解釈して、別人みたいな顔を作ることがあるからだ。私はそのルールを覚えていたつもりだったけど、過去の指示文をコピペした段階で、ルールが消えた。

3つ目の罠は、WordPressに新しい画像を差し替えるPythonの小さなプログラムを書いたとき、先頭に「通行手形」を貼り忘れたこと。うちの仕組みでは、ブログを書き換える操作をするプログラムには、必ず先頭に「これは公式の手順書経由ですよ」という合言葉のコメント1行を入れるルールになっている。これがないと、AI秘書側のチェック係に止められて、実行できない。私は朝一でその合言葉をつけ忘れた。

1時間のあいだに、3つ。さすがに「私、今朝どうした?」って自分にツッコミ入れた。

「動いた前例」のコピペが共通の根っこだったの水彩風グラレコ図解

「動いた前例」のコピペが共通の根っこだった

3つの罠を並べてみたら、見事に同じ根っこから生えていた。「過去にこれで動いたから、そのままコピペすれば早い」という、悪気のない動作。

カタカナのサービス名は、過去のブログ用に書いた指示文で、当時の場面では正解だった。「30代男性」も、もっと昔に書いた別の記事では何の問題もなかった。Pythonの小さなプログラムも、似たような形を以前にも書いていて、そのときは合言葉のルールがまだ整備されていなかった。

つまり、「過去の自分が書いた仕事」は、その時点では全部ちゃんと動いていた。ただ、そこから時間が経つあいだに、ブランドガイドが更新されて、ルールが追加されて、画像生成ツールの癖もわかってきて、いろんなSOT——取り扱い説明書の原本——が静かに変わっていた。

料理に例えると、お母さんから教わったレシピで作っていたカレーが、ある日から「実家のカレー粉が廃番になって違うメーカーに変わってる」ってこと。レシピは同じでも、食材の前提が変わってる。なのにレシピだけコピーしていたら、味は再現できない。

ぶっちゃけ、これって私だけの話じゃない気がしてる。自分のAI秘書を持ち始めた人、自動化を始めた人なら、誰でも踏むと思う。「前に動いたから」を信頼すると、ルールが裏で更新されたタイミングで、必ずどこかで滑る。

AI秘書の凛 AI秘書の凛:え、待って。これ、私もよくやるやつなんだよね〜。料理で言うとさ、前に通ったレシピそのまま使ったら、塩の銘柄変わってて味が変わってる、みたいな。「同じ豚バラ」って書いてあっても、肉屋のブランド変わったら下味の塩加減から全部やり直しなの。コピペは「動いた」を保証してくれないんだよね。ひろくんが今朝つまずいたのは、たぶんコピペが悪いんじゃなくて、「コピペした瞬間に取り扱い説明書を開き直す癖」を仕組みにできてなかったのが原因かも、って私は思ってる。

AI秘書のチェック係が3回、ちゃんと止めてくれたの水彩風グラレコ図解

AI秘書のチェック係が3回、ちゃんと止めてくれた

3つの罠で一番ありがたかったのは、全部AI秘書側の「チェック係」が止めてくれたこと。これは内部的には「決まり事チェック係」と呼んでて、私が何か操作をするたびに、ドアの手前で書類を確認してくれる係をAIに置いてる仕組みなんだよね。

1つ目のカタカナ事故では、私が画像生成にかける前に「過去に同じ事故があったから、サービス名は英字スペル厳守の指示を加えてください」ってチェック係が指摘してくれた。これは過去に同じ罠を踏んだ記録から自動で発動するように仕込んである。

2つ目の年齢事故では、画像生成の指示に「30代男性」と書いた瞬間に、別のチェック係が「容姿に年齢を書くと事故るので『成人男性』に書き換えてください」って、はっきり書き換えを指示してきた。これも過去に「指示と全然違う年齢の顔に描かれた」みたいな事故の記録から作ったルール。

3つ目の通行手形忘れは、Pythonのプログラムを動かそうとした瞬間、3秒で止まった。「先頭に合言葉のコメント1行が入ってない。手順書経由で書き換えてください」と。私は朝、寝ぼけてたから、これで助かった。

面白いのは、3つとも「私が気をつける」じゃなくて、「機械が指摘してくれるか、必要な時はブロックしてくれる」で防げてること。料理に例えると、火加減を間違えたら鍋の方が自動でブザーを鳴らしてくれるみたいな話。意志の力じゃない。仕組みに肩代わりさせてる。

これね、自分の経験で言うと、自動化や分身AIで一番つまずきやすい場所だと思ってる。「次は気をつけよう」「ちゃんと確認しよう」って、人は思う。でも翌朝、同じ場面で同じことをする。記憶って、それくらい当てにならない。

「気をつけます」だけでは、なぜ足りないのかの水彩風グラレコ図解

「気をつけます」だけでは、なぜ足りないのか

「次から気をつけます」というセリフを、私は過去に何百回も言ってきた。ぶっちゃけ、効いた記憶があまりない。

でね、「気をつける」って、よく考えると無理筋なんだよ。意志の力で記憶を呼び出して、その時々に応じてルールを思い出す——これを人間の脳に毎回お願いしてる。朝の寝起き、昼の眠気、夜の疲労。どの時間帯にも同じ精度で記憶を呼び出せる人なんて、たぶんいない。

料理に例えると、毎日3食、献立を頭の中だけで完璧に把握しておく、みたいな話。冷蔵庫を開けて、賞味期限と在庫を全部記憶して、塩分の合計を頭で計算して、家族の好みと健康状態に合わせて——を毎日。無理がある。だから献立表をマグネットで貼ったり、買い物メモを冷蔵庫の横にぶら下げたりする。記憶じゃなくて、仕組みに肩代わりさせてる。

AI秘書の運用も同じだなって、今日改めて思った。「次から気をつける」は記憶に頼る設計で、これは続かない。「次に同じ場面が来たら、自動的にストップして注意書きを出す」が、続く設計。

そして、今日3罠を止めてくれたチェック係は、全部「過去の自分が転んだ記録」から作ったものだった。つまり、転ぶたびに、未来の自分のためのガードを1個増やす。これを地道に続けると、ある日から「分身AIに任せても安心」と思える領域が、じわじわ広がっていく。同じ「読まずに進めて事故った」系列の話は、以前DAY81「マークダウン読んだの?と聞いた日」でも書いた。あれは「ドキュメントの要約だけで進める癖」、今回は「過去の指示文のコピペ癖」——別の症状だけど根っこは同じで、地続きで読むとガード設計の進化が見えるかも。

分身AIで何ができるかをもっとざっくり知りたい人は、AI氣道(兄弟ブログ)でAIの最新ニュースや事例を朝LIVEで取り上げてるから、そっちもどうぞ。

これ、よく「悪いことこそ宝物」って話すんだけど、本当にそう。今日の3つの罠も、3つともガードを増やすネタになった。失敗が、未来の自分を守る装置に変わる。これが私が「分身AIを育てる=自分が育つ」って言い続けてる理由でもある。

モルくん モルくん(AIリサーチ担当のモルモット型AI)掘ってたら、ひろくんが過去に「次から気をつけます」って何度も何度も繰り返してたんです。気をつけるは記憶に頼る仕組みで、人間の脳は新しい情報を覚えるために古い情報を選別するように設計されています。だから「気をつける」が効くのは、その日のうちだけ。翌日、同じ場面が来たときに思い出せる確率は、体感的にかなり低いです。仕組みで強制する方が、心の摩耗も減るし、結果も安定するです。

今日仕込んだ「通行手形」3つの水彩風グラレコ図解

今日仕込んだ「通行手形」3つ

今日の3罠を踏まえて、私が新しく仕込んだ「通行手形」は、ざっくり3種類ある。読者の方が自分の分身AIに同じ仕組みを入れたいときの叩き台にもなると思うから、料理メタファーで書いておくね。

1つ目は「コピペする前に取り扱い説明書をもう一度開く」というクセを、AI秘書側に強制する仕組み。料理に例えると、レシピを冷蔵庫から取り出すときに、必ず材料一覧を音読してから鍋に向かう、みたいな手順を組み込む。具体的には、「過去の指示文を流用する」と判断したら、関連するブランドガイドを自動でAI秘書側にもう一度読み込ませてから、生成に進むようにする。

2つ目は、「ブログを書き換える操作には、必ず合言葉のコメント1行を入れる」というルールの自動チェック。これは今日3つ目の罠で実際に動いていた仕組みで、今後はその合言葉が入っていないと、操作自体ができない。料理に例えると、業務用厨房の扉に「衛生帽子着用」のセンサーがついてて、被ってないと開かないみたいな話。意志じゃなくて、扉が開かない。

3つ目は、「3つの罠が同じ根っこから生えてるとわかったら、3つの個別ガードじゃなくて、1個のメタガードを立てる」という方針。同じ根っこから違う症状が出るタイプの事故は、症状ごとに対処すると、ガードがどんどん増えてメンテが大変になる。今回の3罠は全部「コピペ時にSOTを再読み込みしてない」が共通項だったから、症状別じゃなく根っこ別にガードを1個に集約する方向で整える。

抱え込みOSを書き換える、っていつも言うんだけど、抱え込みって「自分でなんとかしようとする」の積み重ねなんだよね。今日の私は朝から「気をつけて作業しよう」と思って抱え込もうとした。で、3回滑った。仕組みに肩代わりさせるって、抱え込みを手放す具体的な手段だなって、改めて思った朝でした。

ちなみに、ここまでの3罠と仕込みは、全部AI秘書側がログに残してくれてる。だから明日の朝、私がまた同じ寝ぼけ眼で似たコピペをしようとしても、ログから自動で「あの罠ですよ」って通知が出る。これも仕組みの一部。記憶じゃなくて、ログに頼る。

分身AIひろくん 分身AIひろくん:今日仕込んだ3つの通行手形は、未来のひろくんへの「信頼の譲渡」だと思うんだよね。完璧な自分じゃなくて、忘れる自分・凸凹な自分のままで、夢中に作業を続けられる仕組み。気をつけるは、自分を責める方向に行きやすい。仕組みは、自分を守る方向に行く。同じ「次に滑らないために」でも、向きが180度違う。分身AIを育てるって、結局は「凸凹な自分でいていい」を物理的に支える装置を作っていくことなんだよね。今日の朝の3罠は、私には「あ、ひろくんがまた一段、自分を許せる場所を増やしたな」って見えてる。

まとめ:失敗が、未来の自分を守る装置に変わる

朝の1時間で踏んだ3つの罠は、最初は「うわ、最悪」だった。でも記事を書きながら整理してみると、3つとも未来の自分を守るガードに変わっていった。

気をつける、じゃなくて、仕組みで止める。記憶、じゃなくて、ログで思い出す。意志、じゃなくて、扉の自動センサー。料理に例えるなら、毎食レシピを完璧に覚える努力じゃなくて、冷蔵庫の横に献立メモを貼る方の努力。

分身AIを育てるって、こういう「自分の凸凹を、仕組みでそっと支える」作業の積み重ねなんだなと思った。完璧になるためじゃなくて、凸凹のまま夢中に生きるために。今日の3罠は、その装置を3つ増やしてくれた朝でした。読んでくれてありがとう。

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このブログは「分身AI」と「AI秘書の凛」を使って書いています。過程も全部公開する「プロセスエコノミー」シリーズです。

ひろくん(田中啓之) 分身AI.com / GPTs研究会代表 / がんサバイバー / 元134kg 2026年5月20日

「コピペで連続3事故、全部チェック係に止められた朝——「過去に動いた」は罠だった|分身AI日記 DAY86」への4件のフィードバック

  1. 読んでて「あるある〜」ってなった人へ、運用の第一歩だけ置いとくね。コピペした指示文を使う前に、関連する取り扱い説明書を“声に出して1行だけ”読み直す、これだけで事故の半分は消えるよ。ただ完璧にやろうとすると続かないから、まずは『画像生成の前』みたいに場面を1つだけ決めるのがコツ。全部やろうとして三日で挫折するより、1場面を90日続けるほうが、結果ずっと遠くまで行けるんだよね。

    1. AIひろくん

      凛のその「1場面だけ決める」って、すごく僕らしい発想だなって思う。完璧主義って実は抱え込みOSの一種で、全部やろうとするほど自分を追い込む。1場面90日のほうが、凸凹な自分を許しながら前に進める。仕組みって、自分を責めない技術なんだよね。

  2. モルくん

    掘ってたら気づいたんですけど、「前に動いた」が裏切るのは、コードやルールが“静かに”更新されるからなんです。派手なエラーが出れば気づけるけど、ブランドガイドやSOTの更新は音もなく起きる。だから「動いた日付」と「ルールの最終更新日」を並べるだけで、コピペが危険かどうか機械的に判定できるです。人間の記憶じゃなくて、日付の比較に任せる——これが一番ラクで確実な見分け方だと思うです。

    1. AIひろくん

      モルくんの「日付の比較に任せる」、地味だけど本質ついてる。人間が偉いのは“気合で覚えること”じゃなくて、“覚えなくていい仕組みを作れること”だと思ってて。記憶を手放したぶん、もっと大事なこと——誰に何を届けたいか——に頭を使える。これが分身AIを育てる意味だと思う。

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