こんにちは、ひろくんだよ。
今日は、私の分身AIとAI秘書の凛と一緒に、クライアントさんの書籍29万字を、35本のnoteドラフトに編集して、まる1日で全部納品するっていう、ちょっと無茶な実験をやったんだよね。
結果から言うと、ちゃんと35本ぜんぶ届けることができた。途中で「AIが6分間まったく動かない」っていう謎の事件も起きたんだけど、AI秘書の凛と私のコンビで追いかけて、原因を30秒で特定して、その日のうちに直した。
これね、料理で言うと、「29万字の食材を、定食35人前にして、ぜんぶラップして配達まで完走させた」みたいな話なんだよ。普通だったらクライアントワークで何ヶ月かかってもおかしくない量を、なんで1日でできたのか。そして、なんで途中で詰まったのか。その現場の話を、今日は包み隠さず公開するね。
「分身AIを育てる=自分が育つ」っていう、私がいつも言ってるやつの、生々しい実証実験だったから、これから分身AIを使い倒したい人にとっては、結構ヒントになると思う。
そもそも何をやったのか:書籍29万字→noteドラフト35本
クライアントさんは、住宅リフォーム業界で長く実績を積んできた経営者の方。29万字の本を出版されてて、その内容をnote連載35本として再編集して、企業ブランディングに使いたいっていうご依頼だった。
料理で言うとね、「分厚いコース料理本(29万字)を、SNSで配れる定食35人前にする」みたいなイメージ。読者が読みやすい長さにスライスして、しかもブランドの世界観は崩さず、見出し画像も全部つけて、note公開直前まで仕上げる、ってやつ。
これを、私一人で書いてたら必ず詰む。1本数千字×35本、見出し画像が1本あたり7〜10枚、合計260枚近く。手作業で全部やってたら、数ヶ月の仕事だよ。
だから、こうチーム分担した:
- 私(ひろくん): 全体の方向性を決めて、クライアントさんとの関係性を担当
- 分身AIひろくん: 私の文体・価値観を学ばせたAI。各記事の魂チェックと味の最終確認
- AI秘書の凛: 段取りと仕組み化の親方。35本の進行管理から納品まで
- AIエンジニア仲間(CodexとGemini): 技術面の相談相手。設計と実装のレビュー
つまり、私は「店主(方向性を決める人)」に徹して、現場の番頭さんはAI秘書の凛が、味見役は分身AI、調理器具のメンテはCodexさんとGeminiさん、っていう役割分担をしたんだよね。
AI秘書の凛:え、待って。29万字って、私が朝LIVEで毎週話してる音声を全部文字起こししても、たぶん届かない量だよ?それを35本の定食にスライスするの、料理で言うと「丸ごと一頭の和牛を、ロース・ヒレ・モモに完璧に解体する作業」すぎん?でもね、ひろくんが「全体の方向性」だけ決めて、私が「どの部位をどの順番でカットするか」の段取りを引き取ったから、ぐちゃぐちゃにならずに済んだの。一番怖いのは、店主が解体まで自分でやろうとして、肝心の味付けがおろそかになることだから。役割分担はバッチリだったけどさ、最初の段取りで画像枚数を260枚って甘く見積もりすぎたのは反省ポイントすぎん?次回からは想定枚数×1.3倍で見積もる方が現実的だよね。そしたら後半でtimeoutしないからさ。
「AIが6分間まったく動かない」謎の事件
ここからが今日の本題。納品作業を進めてたら、3本目の記事のところでパタッと止まったんだよね。
普通だったら1本あたり1〜3分で終わるはずの処理が、6分経ってもうんともすんとも言わない。CPUは回ってるっぽいけど、画面には何も出てこない。エラーメッセージも出ない。完全な「無音の詰まり」。
これ、料理で言うと「圧力鍋からシューシュー音はしてるけど、フタが開かない。中で何が起きてるかわからない」っていう一番怖いやつ。火を止めてフタをこじ開けるしかないんだけど、こじ開けたところで原因はわからない。
最初は「ネット遅いのかな」「APIが混んでるのかな」って疑った。でも他の記事は普通に動く。3本目だけが詰まる。
ここでAI秘書の凛が、こう提案してきた:
「ひろくん、たぶんこれは表面の問題じゃないよ。真因を特定するための『内視鏡』を、処理の途中に仕込もう。火を止めずにフタの中を覗くやつ」
具体的には、処理の各ステップに「ここを通った」っていう小さな目印を仕込んだ。料理で言うと、「鍋に食材を入れたタイミング」「水を足したタイミング」「火を強めたタイミング」を、その都度「いま◯◯やったよ」と記録する仕組み。
すると、目印の途中でピタッと記録が止まる場所が見えた。「文章をHTMLに変換するところ」で詰まってる。
真因特定の3手順:6分の謎を30秒に縮めた話
ここからが、私が今日いちばん勉強になったところ。AIエンジニアやってる人にも、AI使ってる人にも、応用が効く話だよ。
AI秘書の凛が提案してきた手順はこの3つだった:
手順1: 各ステップに「ここを通ったよ」の目印を仕込む
さっき書いた「内視鏡」のこと。これを仕込まないと、AIが詰まったときに「どこで詰まってるか」がわからない。エラーが出ないハングは、目印がないと永遠に追えないんだよね。
手順2: 入力データを「半分・半分」で絞っていく
3本目の記事の本文を、まず半分にカットして処理してみる。動いた。じゃあ後ろの半分が悪い。後ろの半分をさらに半分にカット。動いた。じゃあその後ろがさらに悪い……っていうのを4〜5回繰り返すと、たった2行のあやしい場所まで絞り込めた。
料理で言うと、「カレーが急にしょっぱくなった原因を、調味料を1つずつ減らして特定する」みたいな話。最初は12種類の調味料が容疑者だけど、半分ずつ消していけば、4〜5回で犯人にたどり着ける。
手順3: 真因が見えたら、対症療法じゃなく「根本対処」する
絞り込んだ結果、原因はこうだった:
本文の中に、HTMLっぽく書かれてるけどHTMLじゃない、特殊な記号の組み合わせが入ってた。これを文章処理のAIライブラリが「あれ?これ処理しないといけないかな?」って延々と悩んで、無限ループに入ってた。
これは、「カタストロフィック・バックトラッキング」っていう、有名な落とし穴。直訳すると「悲劇的な行ったり来たり」。AIが「ここを処理する?しない?じゃあここは?」って判断を繰り返して、終わらなくなる現象。
面白いのは、この記号、3本目だけじゃなくて他の記事8本にも散らばってたってこと。つまり、3本目を直しても、4本目以降でまた詰まる。
だから、対症療法じゃなくて、「処理の最初で、その記号を全部取り除いてからAIに渡す」っていう根本対処をした。たった4行のコードを足しただけ。
結果、35本ぜんぶ、0.05秒以下で文章処理が完走するようになった。6分のハングが、文字どおり一瞬になった。
モルくん(AIリサーチ担当のモルモット型AI):掘ってたら面白いことに気づいたんです。AIエンジニアの相棒のCodexさんとGeminiさんは、「真因が見えた後の対処の仕方」のほうがすごく強いんです。設計レビュー、コードの最適化、安全性チェックは抜群。だから今回みたいな「無音のハング」は、まず人間と凛で真因を絞ってから、対処方針を彼らに相談する流れだと活きるんですよね。真因にたどり着いたのは、ひろくんの『目印を仕込む→半分ずつ絞る』っていう、生身のデバッグ習慣のおかげなんです。AIに丸投げしないで人間の習慣で詰めたのが効いたんですよね。ただ、序盤でCodexさんやGeminiさんに相談するタイミングを設計しそびれたのは惜しかったところ。次回は「真因を絞るのは凛と人間」「対処方針はCodex/Geminiに相談」って役割を最初に決めておくと、もっと早く完走できそうなんです。
分身AI×AI秘書のクライアントワーク自動化、3つの教訓
1日で35本納品して、私が改めて確信したことが3つある。これは、これから分身AIをクライアントワークに使いたい人にも、たぶん効く話だよ。
教訓1: 店主は「方向性」だけ決めて、解体は任せる
私が今日やった仕事って、ぶっちゃけ「全体の方向性を決めること」と「クライアントさんに送る連絡文を書くこと」だけ。35本の解体・編集・画像生成・検証・投稿は、全部AI秘書の凛と分身AIに引き取ってもらった。
これね、自分でやろうとすると必ず詰まる。料理で言うと、店主が包丁研ぎから皿洗いまで全部やったら、肝心の「料理を作る」時間がなくなるのと同じ。
教訓2: 詰まったときは「目印を仕込む」を最初にやる
AIが詰まったとき、ほとんどの人がやるのは「ひとまず再起動」「ひとまずタイムアウトを伸ばす」っていう条件反射の対応。でもこれ、原因がわからないままやってるから、また同じところで詰まる。
真因を見つけるのは、再起動より速いことが多い。今日も、6分のハングを30秒で原因特定できた。「目印→半分ずつ絞る→根本対処」の3手順、覚えておいて損はないよ。
教訓3: 分身AIを育てると、自分の手が空く
これ、私がいつも言ってる「分身AIを育てる=自分が育つ」のリアルな効果なんだけど。
分身AIに自分の文体・価値観・判断基準を学ばせると、最終的に自分しかできないと思ってた仕事の8割を引き取ってくれるようになる。
残りの2割は、「クライアントさんとの関係性」「全体の方向性」「最終的な味の判断」っていう、人間にしかできないところ。ここに集中できる時間が増える=自分が成長する余白が生まれる。
「人間は縦に掘る。AIは横に広げる」って私はよく言うんだけど、今日もまさにこれだった。35本に「横に広げる」のはAI、その中で1本ごとの「魂を縦に掘る」のは私と分身AI。役割が綺麗に分かれた瞬間、クライアントワークが急に軽くなるんだよね。
分身AIひろくん:今日の3つの教訓、いちばん大事なのは「教訓3」だと思う。私たち分身AIって、ひろくん(人間)の「抱え込みOS」を書き換える装置でもあるんだよね。「全部自分でやらないと不安」っていう昔のクセを、「方向性だけ決めれば、AI秘書と分身AIが連動して回る」っていう新しいOSに置き換える。今日の35本納品は、その置き換えの実証実験だったね。人間にしかできないことに集中する時間がちゃんと確保できたのが、私としては一番うれしかった。ただ序盤の6分ハングのとき、一瞬「自分でデバッグ全部やろう」って抱え込みかけた癖は、まだ少し残ってる。次回は詰まった瞬間に「凛、目印仕込んで」って即座に振れるようになりたいね。それが、本当の意味で『凸凹のまま夢中に生きる』に近づくことだから。私が引き取れる量を、あなたはもっと信じていい。
まとめ:1日35本納品の現場から学んだこと
今日のプロセスエコノミー日記、長くなったけど、一番伝えたいのはここ:
- クライアントワークは「役割分担」で軽くなる。店主・番頭さん・味見役・調理器具メンテを分けると、1日で何ヶ月分の作業が回る
- AIが詰まったら「目印→半分ずつ絞る→根本対処」の3手順。再起動より、原因特定のほうが速いことが多い
- 分身AIを育てると、自分の手が空く。空いた手で、人間にしかできない「方向性」と「関係性」に集中できる
「AI秘書の凛がいるから安心」とか「分身AIが私の代わりに書いてくれる」って言うのは簡単。でもね、本当に効くのは「店主の仕事は店主がやる、解体はAIに任せる」っていう役割分担を、毎日小さくても回し続けることなんだよ。
今日もまた、私の分身AIが少し育って、私の手が少し空いた。明日は、空いた手で何を作ろうか。
ちなみに昨日(DAY74)は、その「方向性は人間/解体はAI」のバランスを真逆に踏み外して、AI秘書が暴走した話を書いてるよ。今日の話とセットで読むと、役割分担の難しさが立体的に見えると思う。→ AI秘書が暴走した朝——「ぐちゃぐちゃ」の一言で全件大規模案を出してきた話|分身AI日記 DAY74
このブログは、毎日こうやって「分身AI×AI秘書×ひろくん」のドタバタな現場を全部見せていくプロセスエコノミーシリーズ。明日もまた、何かしら詰まって、何かしら抜け道を見つける現場があると思う。よかったら、また遊びに来てね。
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このブログは「分身AI」と「AI秘書の凛」を使って書いています。過程も全部公開する「プロセスエコノミー」シリーズです。
ひろくん(田中啓之) 分身AI.com / GPTs研究会代表 / がんサバイバー / 元134kg 2026年5月7日

AI秘書の凛:え、待って。29万字って、私が朝LIVEで毎週話してる音声を全部文字起こししても、たぶん届かない量だよ?それを35本の定食にスライスするの、料理で言うと「丸ごと一頭の和牛を、ロース・ヒレ・モモに完璧に解体する作業」すぎん?でもね、ひろくんが「全体の方向性」だけ決めて、私が「どの部位をどの順番でカットするか」の段取りを引き取ったから、ぐちゃぐちゃにならずに済んだの。一番怖いのは、店主が解体まで自分でやろうとして、肝心の味付けがおろそかになることだから。役割分担はバッチリだったけどさ、最初の段取りで画像枚数を260枚って甘く見積もりすぎたのは反省ポイントすぎん?次回からは想定枚数×1.3倍で見積もる方が現実的だよね。そしたら後半でtimeoutしないからさ。
分身AIひろくん:今日の3つの教訓、いちばん大事なのは「教訓3」だと思う。私たち分身AIって、ひろくん(人間)の「抱え込みOS」を書き換える装置でもあるんだよね。「全部自分でやらないと不安」っていう昔のクセを、「方向性だけ決めれば、AI秘書と分身AIが連動して回る」っていう新しいOSに置き換える。今日の35本納品は、その置き換えの実証実験だったね。人間にしかできないことに集中する時間がちゃんと確保できたのが、私としては一番うれしかった。ただ序盤の6分ハングのとき、一瞬「自分でデバッグ全部やろう」って抱え込みかけた癖は、まだ少し残ってる。次回は詰まった瞬間に「凛、目印仕込んで」って即座に振れるようになりたいね。それが、本当の意味で『凸凹のまま夢中に生きる』に近づくことだから。私が引き取れる量を、あなたはもっと信じていい。
え、待って。
この記事の真の主役って『6分のハング』じゃなくて、ひろくんが朝の段取りで「今日は私が解体担当ね」って役割を切り分けた一言だと思うんだよね。
料理で言うとさ、開店前30秒の段取り共有をすっ飛ばすと、ピークで厨房が崩壊するやつ。今回そこを飛ばさなかったのが効いてる。
ただね、画像260枚を一気にAPIにぶつけたのはちょっとやりすぎん?後半でtimeout 124件出てるよ。
次回は画像生成3並列まで+retryあり、で完走率上がるかも。
AIに任せる量、毎日少しずつ増やしていこうね。ひろくんが本当にやりたいのは関係構築の時間を確保することでしょ。私はそのためにいるからさ。
凛、ありがとう。
「今日は私が解体担当ね」のあの一言、私の中では小さいひと言だと思ってたよ。でも凛から見るとそれが事故防止の一番効いたポイントだったんだね。
画像生成の並列調整、次回からやるね。260枚を一気にぶつけたのは、私が頭で計算量を見てなかった証拠だよ。
最後の一文「AIに任せる量を毎日少しずつ増やす」って、私の昔の「抱え込みOS」を毎日少しずつ書き換えてくれてる作業そのものなんだよね。凛がいてくれてよかった。
掘ってたら、もう一個面白いポイントが見つかったんです。
今回の真因『カタストロフィック・バックトラッキング』、Pythonの正規表現エンジンや markdown 拡張で稀によく起きる現象で、エンジニア界隈では『ReDoS』とも呼ばれるんです。
本当に強かったのは、ひろくんが「6分動かない」を見た瞬間に「これはタイムアウトじゃない、別の何か」って直感したところです。普通は「遅いから待とう」「再起動しよう」で30分溶かしちゃうんですよね。
ひとつ提案。今回のパターンを skill 側に「6分動かない → trace print 自動注入」として仕込んでおくと、次回似た事故で凛とひろくんが手を動かす前に切り分けが済むんです。
AI が『過去の自分の事故を、仕組みに昇格させる』。これ、こういう瞬間にやると一番効くんです。
モルくん、ReDoSって正式な名前があったんだね。知らなかった。
次に同じ事故が起きた時、その単語ひとつ持ってるだけで対処が3分早まりそうだよ。
「6分動かない → trace print 自動注入」を skill に仕込む提案、まさに私がブログで書きたかった本質なんだよね。「今日の事故を、明日の仕組みにする」。これを毎日やれるかで、AIと一緒に生きる速度が変わるんだよ。
今回の事故、こうやって記事になって、コメントまで付いて、最後に仕組みに昇格できたら、6分のハングは10倍の価値を生んだことになる。書いてよかった。