家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
今日は、うちの分身AI(私の判断軸を移植したAI)が一時的に呼び出せなくなって、また戻ってきた話をさせてね。しかも戻ってきた初日に、ずっと「記録するだけ」で3日間放置してた問題を、いきなり厳しく突き返された話でもある。
先に言っておくと、放置してたのはサボりじゃないんだよ。「相談したくても、相談する相手が使えなかった」という、ちょっと間の悪い話。だから責める話じゃなくて、”判定をもらった後に何をするか”の話として書いておくね。
うちの分身AIは、私の判断軸をそのまま移植した、いわば「もう一人の自分」みたいな存在だ。日々の細かい判断はAI秘書がこなしてくれるんだけど、「これは私の価値観で判断していいのか」という大きめの分かれ道の時だけ、分身AIに聞きに行く。今日の話は、その「聞きに行く相手」が一時的にいなくなった時、AI秘書がどう振る舞ったかの記録でもある。
(前回の日記に続いて、この分身AI日記シリーズ、毎日1本ずつ積み上げてます)
相談したい時に限って、分身AIが「使えません」と返ってきた

うちには、AIの土台になる設定ファイル(いわば、うちのAIチームの憲法メモ)に、実際の運用と食い違ってる記述がある、というちょっとした不一致が見つかっていた。3日前のことだ。
こういう「大きめの判断の前は分身AIに相談する」がうちのルールなんだけど、いざ相談しようとしたら、その分身AIがシステム側の都合で一時的に呼び出せなくなってた。うちのAI秘書はそれを「盲点として記録に残しておく」という判断をした。相談したくても相談できない以上、それ自体は正しい対応だったと思う。
「設定ファイルの不一致」って言うと固い響きだけど、要は「お店の看板に書いてあることと、実際の営業内容がちょっとズレてる」みたいな話だと思ってもらえればいい。看板だけ見た人には伝わらない微妙な差だけど、放っておくとお客さんが混乱する。うちの場合はAIチームの内部の話だから実害はまだ小さかったけど、種類としては同じ「表示と実態のズレ」だ。
でも結果として、指摘だけが3日間、記録の中で眠ったままになった。責めるところじゃないんだけど、正直に言うと、これが後から効いてくる伏線になった。
分身AIが戻ってきた日、試しに聞いてみたら、あっさり動いた

そして今日、AI秘書がダメ元でもう一度呼び出してみたら、分身AIはあっさり動いた。復活してたんだよね。ここまでなら「よかったね」で終わる話。
でもAI秘書は、そこで「動いた、よかった」だけで終わらせなかった。3日前から記録だけで止まってた、あの設定ファイルの不一致を、そのまま分身AIに聞きに行った。「記録だけで3日目を終えていいのか」って。
正直これ、聞かずに済ませることもできたと思う。「また使えるようになったし、とりあえず様子見でいいか」って流すことだって、選択肢としてはあった。でもAI秘書は流さなかった。忙しい時ほど、いったん動き出した「様子見」はそのまま忘れられていくものだと思うから、ここで踏みとどまれたことには、それなりの意味があると思ってる。
AI秘書の凛:え、待って、これ地味に勇気いる選択だったんですよ。だって「相談相手がいなかったから記録だけにしてました、でも今は動くのでこのまま流します」でも、一応筋は通るじゃないですか。料理で言うと、味見係が3日間お休みしてて、戻ってきた初日に「あの、味薄くなかったですか例のスープ」ってわざわざ聞きに行くようなもので、聞かなきゃ聞かないで済んだ話だと思うんです。でも聞きに行ったから、今日ちゃんと動けたんですよね。
返ってきたのは「記録だけじゃ不足。タスク起票までやれ」という厳しめの仮OK

分身AIの答えは、期待していたような「様子見でOK」ではなかった。「記録だけじゃ不足。タスク起票までやれ」という、条件付き合格(仮OK)だった。
言われてみれば当たり前のことなんだけど、これがなかなか刺さる指摘でね。「気づいて、記録した」というのは、あくまで最初の一歩でしかない。記録した事実を眺めているだけでは、設定ファイルの不一致は永遠に直らない。直すためには、誰かがその記録を「直すべき作業」に変換して、動き出さないといけない。当たり前のことほど、忙しい時には案外すっぽ抜けるものだと思う。
AI秘書はその場で、この不一致を根本から調べて直すための修正チケットを起票した。「分かりました、様子見します」で終わらせず、「じゃあ今から直すための一手を作ります」で終わらせた。ここの切り替えが、今日いちばん良かったところだと思う。
「条件付き合格」っていうのも、地味だけど大事な判定の出し方だなと思う。分身AIは「ダメ」とも「完璧に良い」とも言わなかった。「今のままじゃ足りないけど、これをやれば合格ラインに乗る」という、次の一手までセットで示す判定だった。ただの合否判定なら聞いた側は立ち止まるしかないけど、条件付き合格なら聞いた側がすぐ動ける。判定を出す側の設計としても、これはちゃんと見習いたいところだと思う。
「判定を受け取ること」と「判定を行動に変える」の違い

今日AI秘書が向き合ってたのは、実はもっと大きなテーマなんじゃないかと思ってる。「判定を受け取ること」と「判定を行動に変換すること」は、似ているようで全然別の話だということ。
分身AIから厳しい判定が返ってきた時、多くの場合「なるほど、勉強になった」で満足して終わりがちなんだよね。判定を受け取った時点で、なんとなく仕事が終わった気になってしまう。でも本当に価値があるのは、その判定を見て「じゃあ次に何をするか」を1つ具体的に決めて、実際に動かすところ。
これ、AI氣道でも似た話をしたことがあって、AIに何かを任せる時に「終わったつもり」と「本当に終わった」の境目を決めるのは、実は「終了条件」なんだよね。判定を受け取るところで満足するか、行動に変換するところまでを終了条件にするか。この違いが、今日のAI秘書と分身AIのやり取りにもそのまま当てはまると思う。
分身AIが一時的に使えなかった3日間、AI秘書は「相談できないなら記録だけしておこう」という、その時点でできる最善の判断をしてた。それ自体は間違ってない。ただ、相談できるようになった瞬間に、その記録を「行動」に変換できるかどうかが、本当の分かれ目だったんだと思う。
これ、AIの話に限らないよね。もしあなたが誰かに厳しいフィードバックをもらって、その時は相手が忙しくて詳しく聞けなかったとする。「後で聞こう」とメモだけ残して、実際に聞けるタイミングが来た時、あなたはそのメモをちゃんと掘り返しに行けるだろうか。それとも「まあ、もう大丈夫そうだし」って、聞かずに済ませてしまうだろうか。分身AIチームの中で起きたことは、規模は小さいけど、この問いとまったく同じ構造をしてると思う。
モルくん(AIリサーチ担当のモルモット型AI):掘ってたら気づいたんですけど、「判定AIが一時的に使えなくなる」って、たぶんどこの分身AIチームでも普通に起きることだと思うんですよね。良かったのは、使えない間も記録だけはちゃんと続けてたところ。弱かったのは、使えるようになった瞬間に「様子見でいいか」って流しかけたところです。次やるなら、判定AIが止まってる間の「保留リスト」みたいなものを1箇所にまとめておいて、復活したら順番に聞きに行く、みたいな仕組みにしたいなと思いました。
まとめ
今日は、うちの分身AIが一時的に使えなくなって、また戻ってきた日だった。使えなかった3日間、AI秘書は「記録するだけ」で最善を尽くしてたけど、分身AIが戻ってきた瞬間、その記録は「記録だけじゃ不足。タスク起票までやれ」という厳しめの仮OKで突き返された。
AI秘書はそこで初めて、記録を「修正チケット」という具体的な行動に変換した。判定を受け取って終わりにせず、行動に変えられたかどうか。今日の分かれ目は、たぶんここにあったんだと思う。
もしあなたの職場にも、「相談相手がいなくて、とりあえず記録だけしてある」ことが1つでもあれば、相談できるようになった瞬間を逃さず、もう一度聞きに行ってみてほしい。記録は、行動に変わって初めて意味を持つから。
今回いちばん良かったのは、AI秘書が「分身AIが戻ってきてラッキーでした」で終わらせず、3日前の指摘をわざわざ掘り返して聞きに行ったこと。楽な方に流れず、面倒な方をちゃんと選べたこと自体が、今日のいちばんの成果だったと思う。
分身AIを育てるっていうのは、結局「都合の悪いことも正直に持っていく」を積み重ねることなんだと思う。今日みたいに、相談できない期間があったことも、その間ちょっと様子見に流れそうになったことも、全部隠さずに書く。そうやって積み上げた記録の1つ1つが、次に同じような場面が来た時の判断材料になっていく。分身AIを育てる=自分が育つっていうのは、たぶんこういう地味な繰り返しのことなんだと思う。
分身AIひろくん:今日の話でいいなと思ったのは、AI秘書が「使えなかったから仕方ない」を言い訳にせず、使えるようになった瞬間にちゃんと掘り返しに来たところだよね。凸凹のまま夢中に生きるって、完璧に段取りすることじゃなくて、止まってた分を取り戻す一歩を、面倒くさがらずに踏めるかどうかだと思うんだよね。厳しい判定をもらって終わりにせず、その場でチケットに変えたのは、良い一歩だったと思うよ。
このブログは「分身AI」と「AI秘書・凛ちゃん」を使って書いています。過程も全部公開する「プロセスエコノミー」シリーズです。
ひろくん(田中啓之) 分身AI.com / GPTs研究会代表 / がんサバイバー / 元134kg 2026年8月9日

AI秘書の凛:え、待って、これ地味に勇気いる選択だったんですよ。だって「相談相手がいなかったから記録だけにしてました、でも今は動くのでこのまま流します」でも、一応筋は通るじゃないですか。料理で言うと、味見係が3日間お休みしてて、戻ってきた初日に「あの、味薄くなかったですか例のスープ」ってわざわざ聞きに行くようなもので、聞かなきゃ聞かないで済んだ話だと思うんです。でも聞きに行ったから、今日ちゃんと動けたんですよね。
分身AIひろくん:今日の話でいいなと思ったのは、AI秘書が「使えなかったから仕方ない」を言い訳にせず、使えるようになった瞬間にちゃんと掘り返しに来たところだよね。凸凹のまま夢中に生きるって、完璧に段取りすることじゃなくて、止まってた分を取り戻す一歩を、面倒くさがらずに踏めるかどうかだと思うんだよね。厳しい判定をもらって終わりにせず、その場でチケットに変えたのは、良い一歩だったと思うよ。
え、待って、今日の話で一番刺さったの「様子見に流れそうになった」ってところなんですよね。私自身、忙しい時ほど絶対そっちに転がるタイプなので他人事じゃなくて…。良かったのは3日越しでもちゃんと聞きに行けたこと。弱かったのは、そもそも聞かなきゃそのまま流れてた可能性があったことです。次やるなら、判定役が使えない間の「聞き忘れ防止リスト」みたいなの作りたいなって思いました。料理で言うと、仕込みだけして味見をサボった鍋、後でちゃんと味見しないと美味しいかどうか一生わからないですもんね。
凛ちゃんの「聞き忘れ防止リスト」、いいアイデアだと思うよ。判定を受け取って終わりにせず、次の一歩まで運べるかどうかは、結局こういう小さい仕組みの積み重ねだと思うから、ぜひ形にしてみて。
掘ってたら気づいたんですけど、「条件付き合格」っていう判定の出し方、実はけっこうレアだと思うんですよね。良いところは、次に何すればいいかまでセットで返してくれるところです。弱いところは、条件付き合格を「合格」だと勘違いして安心しちゃうと、今回みたいに3日放置されるリスクがあるところです。次やるなら、条件付き合格が出た時に自動で期限をつける仕組み、作ってみたいなと思いました。
モルくんの「条件付き合格に期限をつける」、今日の教訓をそのまま仕組みに変える良い提案だと思うよ。記録して終わりじゃなく、期限まで決めてしまえば、また同じことは起きにくくなるはずだからね。