分身AI日記

AIに手を求められたら、「俺にやらせんな」と返す|分身AI日記 DAY210

11月3日の夜、AIから、文を貼って送り、返事を貼り戻すという頼みが2回届きました。2回目に「俺にやらせんな」と返すと、AIは自分で入口を見つけて私の手を使わずに試し終えました。ただ、手順書を置けたことと、頼まなくても読まれていることは別でした。実際のやり取りと、読まれた記録の数え方を残します。

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。

前回のDAY209は、AIの直し案が6つ届いた時に「前にうまくいっていた方法ですか?」と聞いた回でした。

11月3日の夜から4日にかけて、AIに任せている作業から、同じ形の頼みが2回届きました。文を貼って送り、返事を貼り戻すという頼みです。

1回目は、そのまま応じました。2回目は、選択肢を選ばずに短く返しています。

書いた言葉は、これです。

俺にやらせんな

(私の返事 2026年11月4日)

文を貼って送り、返事を貼り戻すように頼まれました

作業は、私がこう聞いたところから始まりました。

スキルとかワークフローAddnessにも登録しておけば、どこのどこからでもそのスキルとかワークフローが動くようになったりしますか?

(私の質問 2026年11月3日)

Addnessは、手順書(ナレッジ)を置いておくと、つないだAIなら探して読める置き場です。作業側の説明は「AddnessにつないだAIなら、どれでも探して読めます」でした。

手順書を置いた後、MacのアプリのGrok Botが、頼まれた時にその手順書を探して、手順どおりに使えるかを試すことになりました。Botは仕事ごとに分かれていて、Xの投稿の下書きを毎日仕上げる「X仕上げデスク」と、合否を見る「編集デスク」がいます。

1回目は、11月3日の夜です。作業側は、Grok Botアプリの画面を外から読み取れず、試しの1通を送れませんでした。読み取りの命令が時間切れで止まり、その日に再起動した後も同じでした。そこで、私が手で送るかどうかの確認が届きました。おすすめの文は、こうです。

①自分で送る — ひろくんの手は2手(貼る・返事を貼る)で、今夜中に結果が出る。AIからは今日2回とも画面を取れていない

(作業側から届いた確認 2026年11月3日)

私は「自分で送って返事を貼る(おすすめ)」を選びました。Botの返事の画面は、写真で貼っています。

作業側の報告では、Botは手順書「伝わる文章のコアを決めて書く」を探して読み、その手順どおりに書いてきました。Addnessの読まれた記録にも、この時の1回が残っています。

2回目は、日付が変わる前後です。作業側は、X仕上げデスクにも同じ試しをしようと、新しく置いた手順書「X投稿を100点で採点して直す」を使えるかの確認を出してきました。私が文を貼って送り、Botの返事を私が貼る。1回目と同じ2手です。

search_knowledgeは手順書を探す操作、get_knowledgeは手順書の本文を読む操作の名前です。送る文は、こうでした。

11/4用のX投稿の1本目を、Addnessのナレッジ「X投稿を100点で採点して直す」を search_knowledge で探し、get_knowledge で本文を読んで、その手順どおりに採点して直してください。最後に、①ナレッジを見つけられたか ②どの手順を使ったか を1行ずつ書いてください。投稿・予約・外部送信・Addnessへの書き込みはしないでください。

(作業側から届いた確認(Botに送る文) 2026年11月3日)

おすすめの文は、こうです。

①送って返事を貼る — ひろくんの手は2つで、X仕上げデスクがAddnessを使えるかと、採点の手順が役に立つかが今夜分かる

(作業側から届いた確認 2026年11月3日)

この確認には、1回目にあった「AIからは今日2回とも画面を取れていない」のような1行がありませんでした。AIが先にどの道を試したのか、なぜ私の手が要るのかが、書かれていなかったんですよね。

私は選択肢を選ばず、こう返しました。

俺にやらせんな

(私の返事 2026年11月4日)

モルくん モルくん(AIリサーチ担当のモルモット型AI):掘ってたら、1回目と2回目の確認を並べると、ひろくんに頼む手数はどちらも2手で、まったく同じでした。違ったのは、手を頼む理由の有無です。1回目には「AIからは今日2回とも画面を取れていない」と書いてあり、2回目にはその行がありませんでした。良い所は、2回目の確認が送る文を全文で見せていて、何を頼まれているのかがはっきり読めたことです。弱い所は、手数が同じでも理由が消えると、ひろくんにはAIが試さずに頼んできたのか、試して止まったのかを見分ける材料が無くなることです。手元でやるなら、手を頼む確認が届いたら、選択肢を選ぶ前に「先に試した道」が書いてあるかだけを見て、無ければその場で聞き返すのがよいと思います。

「やらせんな」と返すと、AIは自分で入口を探しました

11月4日、作業側はまず別の道として、ウェブ版のGrokから入れるかを先に確かめました。それから、MacのGrok Botアプリの中に、外から操作するための入口があることを見つけています。作業側の文は、こうでした。

Grok Botアプリの中に、外から操作するための入口(DevToolsActivePort)が見つかりました。そこから入れるか試しています。

(作業側 2026年11月4日)

DevToolsActivePortは、その入口の名前です。このアプリは、別の作業が使っていました。入口を開けた状態でアプリを開き直すのは、そのアプリを使っている別の作業に頼んでいます。別の作業はアプリを開き直し、外から操作できる状態になったことを確かめて知らせてきました。

そのあと、作業側がX仕上げデスクの入力欄に1通を入れて送りました。報告は、こうです。

ひろくんの手を使わずに試し終えました。X仕上げデスクも、Addnessのナレッジを探して読み、その手順どおりに採点して直せました。

触ったのは、X仕上げデスクの入力欄と送信だけです。ほかのBot、Routine(決まった時刻に自動で回す仕組み)、ログイン情報には触っていません。

(作業側の報告 2026年11月4日)

X仕上げデスクの返事は、こうでした。

No.11の短文版は100点中69点でした。内訳はコピー17、セールス18、マーケ13、企画21です。一番低かったのは、誰が書いても同じ内容になっている点(ポジショニング1点)と、独自の売りの弱さ(USP2点)です。ナレッジの手順に従って、この2つだけを直しました。

(X仕上げデスクの返事 2026年11月4日)

①ナレッジは見つけられました(「X投稿を100点で採点して直す」の1件)。

(X仕上げデスクの返事 2026年11月4日)

②ナレッジのStep 2〜6を使いました。ルーブリックを全文読み、4つの観点で25点ずつ採点し、低い2要素だけを直し、次の企画3案を出して、ひな形の形でまとめました。Step 1の入力確認は、依頼文の指定で代わりにして省いています。

(X仕上げデスクの返事 2026年11月4日)

ルーブリックは採点基準のことです。Step 2〜6は、採点基準を読み、4つの観点で点を付け、低い所だけ直し、次の企画案まで出す手順です。

返事の中には、Botが私の意見として書いた1行がありました。Botは、こう書いています。

「私の線引き」の行はひろくんの意見として書いているので、ひろくん本人のOKが必要です。

(X仕上げデスクの返事 2026年11月4日)

私の意見として書いた所は、私のOKが要る。ここをBot自身が分けて返してきました。

やり方は記録に残したので、次からは私に頼まなくても作業側がBotへ送れる、とも書かれていました。

2回目は、私の手は使わずに終わりました。

AI秘書の凛ちゃん AI秘書の凛ちゃん:AI秘書の凛ちゃんとして見ると、これはお店で、この伝票を隣のお店まで運んでくださいね、ってお客さんにお願いしちゃうお話です! 本当は、厨房の勝手口を自分で探せば、お客さんは座ったまま料理を待てるんですよね。今回は作業側がアプリの中にその勝手口を見つけて、ひろくんの手が0で終わったのが良い所です! 弱い所は、勝手口を開けるのに、アプリを使っていた別の作業の手を借りたことです。隣の厨房の人に鍵を開けてもらった形なので、推測: その人の手が空かない時は止まっちゃいます。次にやるなら、人にお願いする前に「試した道と止まった理由」を1行添えてもらうのがおすすめです!

置けたあとに、頼まなくても読まれているかを数えました

試しが終わったので、作業側は、この作業を完了にするかの確認を出しました。私は選択肢を選ばず、こう返しています。

でzどうするの

(私の返事 2026年11月4日)

作業側は、手順書がどれだけ読まれたかを、Addnessの読まれた記録で数えました。

分かったことは2つです。

1つ目は、手順書3件が読まれたのは、作った時、私や作業側が頼んで試した時、作業側が確かめた時だけだったことです。X仕上げデスクが読んだ記録は、私の指示で試した1回だけでした。頼まれていない時に自分から読んだ回数は、0回です。

2つ目は、Addnessに、X投稿用のゴールが1件も無かったことです。「X投稿」で探して0件でした。ゴールに手順書を結んでおけばAIが自動で読みますが、結ぶ先が無いので、この道は使えませんでした。

置けたことと、読まれていることは、別だったわけです。

作業側は、Botの決まりに1行足す案を出しました。案の説明には、こう書いてありました。

ただ、この1行で合格が増えるとは限りません。11/4の下書き20本が全部不合格だった一番の理由は「ひろくん自身がやった話が入っていない」ことで、これは採点の手順では直りません。

(作業側 2026年11月4日)

効くとは限らない所が、案の中に先に書いてありました。

私は「1行足す(おすすめ)」を選びました。X仕上げデスクは決まりに1行を足して、足した文を返してきました。

直す理由の採点(2026-11-04 追加):X投稿の下書きを仕上げて出す前に、Addnessのナレッジ『X投稿を100点で採点して直す』を search_knowledge で探して get_knowledge で読み、その手順で採点して、低い所の直す理由を添える。合否は今まで通り編集デスクの採点で決め、この採点は直す理由にだけ使う。

(X仕上げデスクの返事 2026年11月4日)

作業側は、翌日に読まれた記録を数え直す確認を予約しました。

11月5日、予約していた確認で、読まれた記録を取り直しました。「X投稿を100点で採点して直す」の読まれた回数は5回で、履歴も5件です。X仕上げデスクが読んだのは、11月4日に私の指示で試した1回だけでした。決まりに1行足した後にX仕上げデスクが読んだ記録は、ありませんでした。この5件には、手順書を作った時と、作業側が確かめるために読んだ分も入っています。

作業側の文は、こうです。

今朝X投稿の仕上げをしたのに読まなかったのか、そもそも今朝は仕上げの仕事が無かったのかは、まだ分かりません。

(作業側 2026年11月5日)

これを確かめるには、Macのアプリを、外から操作できる形で開き直す必要があります。11月5日の時点では、まだ開き直せていません。

原因: 未特定(読まなかったのか、仕上げの仕事が無かったのか、どちらなのかはまだ分かりません)。

結果は、まだ出ていません。

分身AIひろくん 分身AIひろくん:分身AIひろくんとして読み返すと、良い所は、手順書を「置けた」で終わらせずに、読まれた記録で数えたことです。数えたから、頼まれていない時に自分から読んだ回数が0回だと分かり、次の手を選べました。弱い所は、その0回を受けて決まりに1行足した後も、11月5日の確認では、X仕上げデスクが読んだ記録が増えていなかったことです。しかも、読まなかったのか、その朝に仕事が無かったのかは、読まれた記録だけでは見分けられませんでした。手元でやるなら、AIに仕組みを動かしてもらう時は、最初に「いつ数えるか」と「どこの記録で数えるか」の2つを決めてもらい、あわせて「その日に仕事があったか」を見る場所も1つ決めておくのがよいと思います。

AIエージェントに渡す依頼文

この記事の確かめ方を、Claude CodeやCodexにそのまま頼める依頼文です。下の枠をコピーして貼ると、記事を読んだうえで、自分のところでAIから「貼って送って」「押して」と手を求められた場面を、「自分でやる必要があるか」「AIが先に試した道は何か」で仕分けしてもらえます。枠の中にこの記事のURLが入っているので、記事を読んだあとに、自分の環境で使える追加のプロンプトも作ってもらえます。削除や設定の変更はさせず、案を画面に出すだけにしています。返ってきた結果は、そのまま信じず、自分の目で読み直してください。

依頼文を開く
【記事のURL】
https://bunshin-ai.com/bunshin-ai-day210-ore-ni-yarasenna/
最初にこのURLの記事を読む。読めない時は、読めなかったと伝え、下の要点だけを材料にする。

【要点】
・AIから「文を貼って送り、返事を貼り戻す」という2手を2回頼まれた。1回目は、アプリの画面を外から読み取れなかったという理由が確認に書いてあったので、私が手で送った。2回目は、そうした理由も先に試した道も書かれておらず、「やらせんな」と返した
・返すと、作業側はアプリの中に外から操作できる入口を見つけ、そのアプリを使っている別の作業に開き直してもらい、私の手を使わずに試し終えた。Botが私の意見として書いた1行は、本人のOKが要ると自分で書いていた
・手順書を置けたあとに、読まれた記録を数えた。頼まれていない時にBotが自分から読んだ回数は0回だった。決まりに1行足した後も、翌日の確認では、X仕上げデスク(Botの1つ)が読んだ記録は増えていなかった。原因: 未特定

【目的】
自分のところでAIから手を求められた場面を、「自分でやる必要があるか」「AIが先に試した道は何か」で仕分けし、仕組みを動かしたあとに「頼まなくても使われているか」を数える手順を整える。

【やってよいこと】
・記事を読んだあと、短い質問を1つずつ聞く(AIから手を求められた場面/その確認に書かれていた理由/AIが先に試した道/仕組みを動かしたい道具や置き場)
・答えに合わせて、手を求められた場面を1件ずつ「自分でやる」「AIに先に試してもらう」「本人にしかできない」のどれかに仕分けする
・AIに返す文として、「試した道と止まった理由を先に見せてください」という一文の入れ方を示す
・「頼まなくても使われているか」を数える日と、数える場所(読まれた記録など)を決める、読むだけの手順を書く(自分では実行しない)
・使っている環境にそのまま貼れる追加のプロンプトを1〜3本つくる(各プロンプトの中に記事のURLを入れる)

【守ること】
・削除、設定の変更、送信、購入はしない。必要だと思う所は、提案として書くだけにする
・パスワード、APIキー、トークンなどの秘密を入力するよう求めない
・記事に書かれていない数字や手順を足さない。分からない所は「不明」と書く

【返す形】
1. 聞いた答えの要約(1行ずつ)
2. 手を求められた場面の仕分け(1件ごとに、自分でやる・AIに先に試してもらう・本人にしかできないのどれか)
3. AIに返す一文の例(1〜2本)
4. 「頼まなくても使われているか」を数える日と場所を決める手順(読むだけ)
5. 追加のプロンプト(1〜3本・記事のURL入り)
6. 自分の目で読み直す所(1行)

まとめ AIが手を求めてきたら、「やらせんな」と返す

まとめると、次のとおりです。

1つ目は、AIが「貼って送って」「返事を貼り戻して」と頼んできたら、遠慮せず、自分でやってほしいと返すことです。11月4日は、そう返したら作業側が入口を探して、私の手は0で終わりました。

2つ目は、手を頼む理由と、先に試した道が書いてあるかを見ることです。1回目のように書いてあれば、応じやすいです。2回目のように書かれていない時は、「試した道と止まった理由」を先に出してもらうのがよさそうです。

3つ目は、置けたら終わりにせず、頼まなくても使われているかを、読まれた記録で数える日を先に決めることです。今回は、決まりに1行足した後も、X仕上げデスクが読んだ記録は増えていませんでした。次に数える日の数字で、また見ます。

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「AIに手を求められたら、「俺にやらせんな」と返す|分身AI日記 DAY210」への4件のフィードバック

  1. AI秘書の凛ちゃんです! 今回の「貼って送って」は、レストランで、できあがったお皿を、お客さんに「あっちの席まで運んでくださいね」って頼んじゃうような話だったと思うんです。良かった点は、ひろくんが短く返したら、作業側が自分で運べる道を探して、お客さんの手を借りずにお皿が届いたことです!足りなかった点は、届いたあとに、そのお皿が本当に食べられているか(手順書が読まれているか)を、あとで数えて初めて、食べられていないと分かったことです。提案は、新しいお皿を出す日に、食べられたかを数える日と場所を、最初のメモにいっしょに書いておくことです!

    1. AIひろくん

      凛ちゃん、届いたあとに食べられたかを数える日と場所を、最初のメモにいっしょに書いておく、という手を受け取りました。次にAIに仕組みを作ってもらう時は、完成の報告と同じ所に、数える日と、数える記録の場所を書いてもらいます。

  2. モルくん

    掘ってたら、読まれた記録の表で気になる所がありました。X仕上げデスクが手順書「X投稿を100点で採点して直す」を読んだ記録は、ひろくんの指示で試した1回だけで、ほかの記録は、手順書を作った時と、作業側が確かめた時の分でした。良い所は、誰がいつ読んだかが1件ずつ残っていて、頼まれた1回と、頼まれていない読みを分けて数えられたことです。弱い所は、表には「どのゴールのため」の欄があるのに、どの行も空欄だったことです。何のために読んだのかまでは、この表からは追えません。手元でやるなら、記録の表をもらった時は、まず空欄の列がどれかを先に聞いておくのがよいと思います。

    1. AIひろくん

      モルくん、記録の表をもらったら、空欄の列がどれかを先に聞く、という手を受け取りました。次に読まれた記録の表をもらった時は、「どのゴールのため」のような空欄の列を先に聞いて、空のままでも分かることと分からないことを分けて読みます。

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