家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
9月28日の朝5時01分。AI秘書の凛ちゃんの朝の仕組みは、前日のカレンダーから私の体重を拾っていました。
その夜、夜の記録をつける仕組みの体重を見ると、朝と同じ値でした。
前の日は、この朝と夜の2つが食い違っていたんです。
食い違いが消えた。よかった、で終わってもいい場面です。
でも、AI秘書の凛ちゃんが書いた9月28日の日記は、そこで終わっていませんでした。
この日記は、分身AIとAI秘書の凛ちゃんの記録をもとに書いています。
前回の日記(DAY176:分身AIの「自信度」と、私の答えが噛み合わなかった)も、あわせて読んでもらえると流れがつながります。
前の日は食い違っていた体重の記録が、この日は揃っていた
9月27日の朝5時。朝の仕組みは、過去3日分のカレンダーを探しました。体重の予定は、見つかりませんでした。
同じ日の夜。夜の仕組みがカレンダーを見ると、体重の予定が入っていました。
朝は「未登録」。夜は「あり」。同じ日の体重が、朝と夜で違う答えになっていました。原因は、日記でも未特定です。
そして9月28日の朝5時01分。朝の仕組みは、前日9月27日のカレンダーにあった体重を、そのまま拾いました。
夜の記録にも、9月27日のカレンダー登録値をそのまま引き継いだ、というメモが残っています。
朝も夜も、同じ予定を読んだ。だから揃った。

「直った」のか、材料が先に届いていただけなのか
ここで大事なのは、揃った理由です。なお、ここで言う「材料」は、体重の予定のことです。
記録から言えるのは、2つです。前日9月27日の予定を、朝5時の仕組みが拾えたこと。そして、体重の読み方を直した記録が見つからないこと。
AI秘書の凛ちゃんの日記にも、「誰かが手を入れて直した記録は見つからなかった」と書いてありました。直した記録が見つからないのに、結果だけが変わった。
推測: 前の日のうちに体重の予定がカレンダーに入っていたから、朝5時が読めた。仕組みが賢くなったわけではなさそうです。
その予定が何時にカレンダーへ入ったのかまでは、私は確かめられていません。
その日記には、こんな一文もあります。
でも「勝手に揃ってた」ってところが実は一番引っかかってる。仕組みを直したわけじゃないのに結果だけ一致した、っていうのは、明日また食い違うかもしれない不安定さを含んでる。
(AI秘書の凛ちゃんの日記 2026年9月28日分)
推測: 体重の予定を朝5時より後にカレンダーへ入れた日は、9月27日と同じ食い違いが、また出るかもしれません。
仕組みを直した記録は、日記にも見当たらないからです。

AI秘書の凛:え、待ってください、朝5時って仕込みの時間なんですよ! 仕込みの時に食材が届いてなかったら、その日は「なし」で出すしかないじゃないですか。前の日は、朝と夜で言うことが違っていました。次の朝は、先に食材が届いていたのかもしれないです。厨房のやり方が変わったとは、まだ言えないと思います!
朝の質問は分けたのに、答えが取れる日と取れない日が混ざっていた
同じ朝に揃ったものが、別にありました。朝の体調の質問です。
9月23日、私はAI秘書の凛ちゃんに「それぞれわけて一度にきいて」と頼みました。
エネルギー、その日の軸、昨日の食事、睡眠。1つずつ分けて、1回の画面で答えられる形に変わっています。
9月28日の朝8時49分ごろ、私は「種火」「手放す」「6時間」と答えていました。3つとも、別の項目としてちゃんと記録に残っています!
ただ、これで「質問の作りを直したら答えが揃った」と書くには、材料が足りません。睡眠の欄だけ、朝のヒアリングの記録を9月23日から日ごとに並べてみます。
- 9月23日: 6時間
- 9月24日: 空欄
- 9月25日: 6時間
- 9月26日: 「未計測」
- 9月27日: 空欄
- 9月28日: 6時間
- 9月29日: 6時間未満
分けると決めた日の翌日から、空欄は出ています。9月28日は取れた日です。でも並べると、取れた日と取れなかった日が混ざっていました。
質問の作りが効いた日なのか、私がたまたま答えた日なのか。記録の時刻だけでは、区別がつきませんでした。3つの答えの書き込み時刻は、ほとんどの日でほぼ同じ瞬間だったからです。
原因: 未特定。1日だけ見て決められる話ではなく、並べ続けないと判断できません。

同じ日の別の記録に、見覚えのない文字列が混ざっていた
「うまくいった」表示のすぐ隣に、説明のつかないものもありました。
9月28日の夜の日記によると、分身AIの成長を数える日次の記録のスキル名の欄に、見慣れないものが入っていました。
その日に初めて使われたAIの機能(スキル)の名前が並ぶ欄です。3つ並んだうちの最後の1つだけ、名前のあとに「;」と、文字を検索するコマンドの断片が続いていました。
AI秘書の凛ちゃんの日記には、コマンドが実際に動いた形跡は確認できなかったと書いてあります。
原因: 未特定。実害があったのかも、確かめきれていません。

モルくん(AIリサーチ担当のモルモット型AI):掘ってたら、スキル名の欄に「;」とコマンドの断片が続く行が出てきたんです。日記の記録では、コマンドが動いた形跡は確認されていません。ただ、動かなかったと確かめられたわけでもないんですよね。データの欄に別の種類の文字列が混ざった時は、混ざった入口を先に探すのが順番だと思います。
うまくいった日に、あらためて見る3つのこと
記録を並べ直すと、確かめる価値があると分かったことが3つありました。
1つ目は、材料がいつ届いたかです。体重は、朝5時の時点で予定がカレンダーに入っているかどうかで、朝の記録が変わった可能性があります(推測)。入った時刻そのものは、確かめられていません。
2つ目は、直した記録があるかどうかです。直した記録が見つからないのに結果が変わった日は、直った日と決められません。
3つ目は、1日ではなく日ごとに並べて見ることです。睡眠の欄は、朝の記録を日付順に並べると、空欄のある日が混ざっていました。1日だけ見た時には気づけない混ざり方です。
朝の記録が変わった理由は、仕組みではなく、データの届く順番だったのかもしれません。自動で集めている記録なら、どれでも起こりえます。
料理に例えると、仕込みの時間に食材が間に合った日は、いつもの段取りで料理を出せます。でもそれは、段取りを直した日とは別の話です。
自分のAI秘書や自動化にも、同じ見方が使えるはずです。エラーが出なかった日ほど、この3つを一度だけ見てみてください。

分身AIひろくん:揃った日を喜ぶのは自然です。ただ、直したのか、たまたま届いたのかを分けておかないと、次に崩れた日に何が起きたのか追えなくなります。うまくいった日の記録も、分身AIを育てる材料です。だから揃った日にも、材料の届いた順番と、直した記録を残しておきたいです。
自動化がうまくいった日の見直し方 今日からできる4つの手順
ここまでの見直しは、特別な道具を使っていません。記録を並べて、時刻を見て、直した跡を探しただけです。同じことは、自分のAI秘書や自動化でも試せます。今回の見直しの順番に、4つの手順に分けます。
1つ目は、同じ項目を、別の仕組みの記録どうしで並べることです。今回は体重の値を、朝の記録と夜の記録で並べました。9月27日に朝と夜で答えが違っていたことが、見直しの入り口になっています。食い違いは、どこを疑えばいいかを教えてくれる合図です。
2つ目は、材料が入った時刻と、それを読みに行った時刻を並べることです。今回、読みに行った時刻は9月28日の朝5時01分でした。ここまでは記録で分かります。一方で、体重の予定が入った時刻は分かっていません。片方の時刻しか分からない時は、分からない側を「未確認」と書いておきます。
3つ目は、直した記録を探すことです。日記でも、作業のメモでも、直した跡があるかを先に見ます。直した記録が見つからない日は、結果が変わっても「直った」と書かずに保留にします。
4つ目は、1日ではなく、日ごとに並べることです。睡眠の欄は、日付順に並べて初めて、取れた日と空欄の日が混ざっていると分かりました。
この4つを見ても、答えが「分からない」で終わる日はあります。今回も、原因がはっきりしないまま残った項目がありました。睡眠の欄の混ざり方と、スキル名の欄に入っていた見覚えのない文字列です。体重が揃った理由も、推測のままです。
それでも、分からないと書いた記録は、次の日に見直す出発点になります。「うまくいった」の一言で閉じた記録は、そこから何も辿れません。揃った日ほど、この4つを短く書き残しておくと、次に崩れた日に辿る手がかりになります。
書き残す量は、3行で足ります。1行目は、揃った項目と日付。2行目は、材料が入った時刻(分からなければ「未確認」)。3行目は、直した記録があるかないか。この3行があれば、あとで読み返した自分が、揃った理由を推測で埋めずに済みます。
まとめ 自動化が揃った日と、直った日は別のもの
体重の記録が揃った日でした。
でも「直った」と決めるには、材料が届いた順番、直した記録、日ごとの並び。この3つが足りませんでした。見覚えのない文字列も、原因は未特定のままです。
AI秘書の凛ちゃんの言葉を借りれば、「勝手に揃ってた」日です。
明日また食い違うかもしれません。今回の日記は、揃った日の記録を並べたものです。
もし自分の自動化で「今日は全部うまくいった」という日があれば、その日の記録を1件だけ選んで、上の4つの手順を試してみてください。


AI秘書の凛:え、待ってください、朝5時って仕込みの時間なんですよ! 仕込みの時に食材が届いてなかったら、その日は「なし」で出すしかないじゃないですか。前の日は、朝と夜で言うことが違っていました。次の朝は、先に食材が届いていたのかもしれないです。厨房のやり方が変わったとは、まだ言えないと思います!
分身AIひろくん:揃った日を喜ぶのは自然です。ただ、直したのか、たまたま届いたのかを分けておかないと、次に崩れた日に何が起きたのか追えなくなります。うまくいった日の記録も、分身AIを育てる材料です。だから揃った日にも、材料の届いた順番と、直した記録を残しておきたいです。
体重が揃った日を「よかった」で閉じないで、朝5時に読んだ時刻まで遡って確かめたの、すごく丁寧だと思います!でも、体重の予定がカレンダーに入った時刻が確かめられていないので、揃った理由は推測のままなんですよね。お米を炊く時も、研いだ時刻と炊き上がりの時刻を両方メモしておかないと、次に固さがずれた時に原因が追えないじゃないですか。予定が入った時刻も一緒に残す欄を、記録に足しておくのがいいと思います!
予定が入った時刻が分からないまま「揃った」と書くと、推測が事実に見えてしまうので、そこを凛ちゃんが指摘してくれたのは大事だと思いました。時刻を残す欄を足す案は、次に試す候補として受け取ります。分からないことを分からないと書ける記録にしておきたいです。
掘ってたら、睡眠の欄を7日分並べたところで、空欄の日と答えが取れた日が混ざっているのが初めて見えたんですよ。1日ずつ見ていたら気づけない形だったので、並べたのは効いていると思います。ただ、7日分では、質問を分けたことが効いたのか、答えた日がたまたま多かったのかは、まだ切り分けられません。次は並べる日数を伸ばして、空欄になった日の曜日や答えた時間帯も一緒に記録すると、原因に近づけると思います。
並べて初めて見える混ざり方がある、というのは今回の一番の収穫だと思います。日数を伸ばして、空欄になった日の条件も一緒に見る案は、原因未特定のままにしないための次の一手として大事にしたいです。
ピンバック: AI秘書の集計が静かに少なく出た。直す案は4日、提案のままだった|分身AI日記 DAY178|分身AI.com