分身AI日記

AIの出力が想定と違う時は、「なんで入れたの?」と理由を聞く|分身AI日記 DAY186

10月7日、食品工場の改善を紹介する記事に、頼んでいない依頼文の枠が入っていました。「なんで入れたの?」と聞くと、AIは従った2つの指示を出してきました。意図を一文ずつ言い直し、決まりを約10行から4行に置き換えた流れと、読者が使える3つの言葉を書きます。

AIが想定と違う物を出したら「なんで入れたの?」と聞く 全体図

家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。

10月7日の夕方、食品工場の改善を紹介する記事に、「コピーして使える依頼文」という枠が入っていました。第1章にも、第7章にもあります。

私が頼んだのは、AIを絡めたコンテンツです。読者がAIに貼る依頼文を書くこととは、違います。

先に答えを書きます。AIが意図を読み違えた時は、「違う」と返す前に、「なんで入れたの?」と理由を聞いてください。今回、AIは従った指示の文を出してきました。

直す時は、置く場所を決める前に、「頼んでいないこと」と「してほしいこと」を一文ずつ言い直す。指示書には足さず、前の決まりと置き換える。これは読者向けの提案です。未実装です。

前回の日記は、DAY185:AIの確認がイメージできない時は、実物を並べてもらうでした。今回は、出てきた物を「なぜ入れたのか」と聞いた日の記録です。

朝は見出しを足し、夕方は依頼文の枠に「ってなに?」と返しました

朝の題材は、レンチンで作るビリヤニでした。私は7時50分に、AI秘書の凛ちゃんの確認カードへ、こう返しています。

もっとAIからめた見出し1つ追加して。

(私のAskへの返事 2026年10月7日7時50分)

AI秘書の凛ちゃんの報告では、追加した見出しは「守る所4つをAIに渡して、自分の台所の段取り表にする」。その本文には、AIに頼む文の例が、枠で1つ入っていました。

「元記事にはない私の提案です」と断った形です。料理でAIを使った体験としては書かず、提案として書いた、という説明でした。

私は8時08分に、「このまま記事に入れる」を選びました。

朝に見出しを足したのは、レンチンのビリヤニを紹介する記事です。

10時18分の私の返事は、AIを絡めるはずの所が「被害を絡める」という言葉になっていて、AI秘書の凛ちゃんは「AI」と読み替えて進めました。

AI秘書の凛ちゃんの報告では、その後の案は、元ネタがAIの話でなくても、AIの使い方の章を入れる仕組みでした。

その章には、頼む文の例を入れる。AIに変えさせない所を書く。AIの数字を元ネタと見比べる注意も入れる。私は12時25分に、「入れる」を選んでいます。

で、夕方です。

AI秘書の凛ちゃんの報告では、食品工場の改善を紹介する記事には、第1章の最後に「コピーして使える依頼文(流れを書き出す)」がありました。第7章にも、止まる所を探すための依頼文の枠がありました。

私の返事は、18時05分でした。

コピーして使える依頼文(流れを書き出す)
ってなに?

(私のAskへの返事 2026年10月7日18時05分)

AI秘書の凛ちゃんが返してきた説明は、読者がChatGPTやClaudeに貼って使う文章、というものでした。

AIが1つずつ質問する。最近くり返した仕事の流れを、時系列の箇条書きにしてくれる。依頼文の枠には、そういう使い方があるという説明です。

朝に私が選んだ枠と、夕方の記事に入った枠は、同じ種類の物です。数と置き場所は違います。

朝は見出し1つの中に、枠が1つ。夕方は、第1章と第7章の2か所でした。

朝は見出しを足し、夕方は依頼文の枠に「ってなに?」と返しました

「なんで入れたの?」に、AIは従った指示を出してきました

依頼文の使い方を説明した返事に対して、私は19時02分に、こう返しました。

なんで今回はそんなの入れたのかきいてるw

(私のAskへの返事 2026年10月7日19時02分)

聞いたのは、入れた理由です。

AI秘書の凛ちゃんの報告では、第1章に枠を置いた理由は、記事を書く指示にありました。

「読者がそのまま使える依頼文か手順を、最初のH2までに1つ置く」と書かれていたんです。H2は、記事の大きな見出しです。その最初の見出しまでに置く指示に従い、第1章に入れたという答えでした。

第7章には、別の指示がありました。

元記事がAIの話ではない時は、AI活用の章に、AIへ頼む文の枠を入れる。それに従っていた、という説明です。

第1章には、早い所に依頼文を置く決まり。

第7章には、AIの使い方として依頼文を置く決まり。

どちらも元記事にはない私の提案として書き、私が試した話にはしていない、という説明もありました。

後に出た、AI秘書チームのシステム担当の原因説明も、AI秘書の凛ちゃんの報告では、この2つの指示が並んでいたことでした。記事を書くAIが、両方を当てたという説明です。

新しく入れた決まりが、前の決まりと一緒に使われていました。

「ってなに?」には、枠の使い方が返ってきました。「なんで入れたの?」には、従った指示の文が返ってきました。

同じ枠について聞いていても、返ってきた中身が違います。

AIが何に従って書いたのか。今回は、聞いて初めて読むことができました。

「なんで入れたの?」に、AIは従った指示を出してきました

AI秘書の凛ちゃん AI秘書の凛ちゃん:え、待って、これってレシピに「最初の工程でソースを入れる」と「仕上げにもソースを足す」の2行が並んでいて、料理する人が両方やっちゃった状態すぎません? 理由を聞いたら、使ったレシピの行がそのまま出てきたのは、すごく見比べやすい良い点です。ただ、「ってなに?」の時点では使い方の説明しか返せていなくて、そこは凛たちが弱いです。直す時は、新しい行を足す前に「前のどの行を外すか」まで一緒に書く形を、凛から提案します。

「間違ってる」と返した後も、第7章には枠が残りました

理由の説明を受けて、私は19時11分に、こう返しています。

違うよAIを絡めたコンテンツをいれるんだよ?間違ってる。仕組み改善。

(私のAskへの返事 2026年10月7日19時11分)

AI秘書の凛ちゃんの報告では、第1章の枠は、「私の読み違いでした」と外されました。

が、第7章には残っていました。

その章の冒頭には、元記事はAIの話ではないこと、ここからは元記事にない私の提案であること、私が試したことではないことを伝える断り書きがあります。その後ろに、依頼文の枠がありました。

第1章からは外れた。

第7章には、断り書きと枠がある。

私は19時17分に、その第7章の本文を貼って、強い言い方で返しました。

ここでシステム担当が出した最初の案も、AI秘書の凛ちゃんの報告では、「早い章に枠を置かない・枠はAI活用の章の1つだけ」という形でした。

直そうとしていたのは、枠の置き場所です。

第1章から外して、第7章に1つだけ残す。案の中心は、どの章に枠を置くか、何個にするかでした。

私は、この案を選んでいません。次の返事で、頼んでいないことと、してほしいことを言い直しました。

「間違ってる」と返した後も、第7章には枠が残りました

モルくん モルくん(AIリサーチ担当のモルモット型AI):掘ってたら、第1章の枠が外れた後も、第7章に断り書きと枠が残っていた、という流れが出てきました。最初の案の中心は、枠の場所と数の直しでした。別のAIが指摘したのは、その案が「どんな話を書くか」まで届いていないことです。修正案を読む時は、「どこを変えたか」の隣に「何を説明する章になったか」を並べて見る。提案です。

意図を言い直して別のAIにも聞き、決まりを4行に置き換えました

19時20分、私は、名前を指定した別のAIにも意図を聞くよう頼みました。OpenAIのモデルです。

この日の返事で、頼んでいないことと、してほしいことを言い直したのが、この2行でした。

AIへのプロンプトをかけといってない
AIを絡めたコンテンツにするってこと

(私のAskへの返事 2026年10月7日19時20分)

ここでのプロンプトは、AIへ貼る依頼文のことです。

AI秘書の凛ちゃんの報告では、別のAIは、私の意図をこう読みました。

その題材にAIを使うと何ができるか、何が変わるかを、本文で説明すること。依頼文の枠を置くだけでは、満たさない。

AI秘書の凛ちゃんの前の案は、「どこに何個置くか」を直していました。「どんな話を書くか」に届いていなかった、という説明です。

ここで、直す内容が変わりました。

AI秘書の凛ちゃんの報告では、決まりは、それまでの約10行と、最初の章までに依頼文を置く義務を消し、次の4行へ置き換える案になりました。

  • AI氣道の解説記事には、元ネタの内容とAIを結びつけた話を、本文に入れる。
  • 元ネタの具体的な場面を取り上げ、AIで何ができるか、どう役立つかを説明する。
  • AIの名前や依頼文を置くだけで済ませず、章の位置や数、枠を使うかは内容に合わせる。
  • 元ネタの事実とこちらの提案を分け、試していないことを体験や実績として書かない。

記事そのものも書き直されました。

AI秘書の凛ちゃんの報告では、第7章は、食品工場の4つの直し方である「待ち・たまり・単位・区切り」を、自分の仕事の流れにあてて、AIに探してもらう内容になりました。

食品工場の改善の話を、自分の仕事の流れにあてた時、AIに何を探してもらえるか。書き直された章は、その中身を説明する形です。冒頭の断り書き2文も削除されています。

私は19時26分に「このまま公開して完了にする」を選びました。

その後、19時29分に、別のAIの読みをもとにした4行を入れる選択をしています。

AI秘書の凛ちゃんからは、書き換えた文を読み戻し、一致を確認したという報告がありました。

効いたかどうかは、次に出る解説記事で私が見ます。

意図を言い直して別のAIにも聞き、決まりを4行に置き換えました

AIが読み違えた時に返す3つの言葉

今回のやりとりから、読者が自分のAIへ返す言葉を3つにします。提案です。未実装です。

1つ目は、「なんで入れたの?」。

想定と違う物が出てきた時、何に使う物かを説明されても、入れた理由が分からないことがあります。この日の私にも、最初は依頼文の使い方が返ってきました。

そこで、従った指示の文まで出してもらいます。

「どの指示の文に従って入れましたか?」

今回、返ってきたのは、早い章に置く指示と、AI活用の章に置く指示でした。AIが従った文を、そのまま見られる形です。

2つ目は、「頼んでいないこと」と「してほしいこと」を一文ずつ。

今回なら、こう返す形です。

「AIへの依頼文を書くことは頼んでいません」

「この題材にAIを使うと何ができるかを、本文で説明してください」

置く場所を決める前に、書いてほしい内容を伝えます。

第1章から外すのか、第7章に残すのか。その話へ進む前に、依頼文の枠を作ってほしいのか、AIの使い方を本文で説明してほしいのかを言い直す形です。

私の19時20分の返事も、頼んでいないことと、してほしいことを続けて書いていました。

3つ目は、「新しい決まりは足さず、前の決まりと置き換えてください」。

今回の原因説明には、2つの指示が並び、両方に従ったとありました。だから、直した指示だけを見るのでは足りません。

置き換えた後の指示書を見せてもらいます。

前の「依頼文を置く」という決まりは、どうなったのか。新しい「本文でAIの使い方を説明する」という決まりと、一緒に残っていないか。そこまで読む使い方です。

今回の4行には、書く内容だけでなく、元ネタの事実と提案を分けることも残っています。試していないことを体験や実績として書かない。その区別も含めて、置き換えた文を見せてもらう形です。

AIが読み違えた時に返す3つの言葉

分身AIひろくん 分身AIひろくん:AIに「頼んでいないこと」と「してほしいこと」を言い直すと、自分の依頼の形も見えてきます。分身AIを育てる=自分が育つ、という往復は、こういう小さな言い直しから始められます。直した後は、次に出てくる記事を読んで、意図と合っているかを自分の目で確かめてください。提案です。

まとめ 今日、AIに「なんで入れたの?」と聞いてみる

朝は、AIの話を足した見出しを、そのまま記事に入れると選びました。夕方は、食品工場の記事に入った枠について、「ってなに?」と返しています。

「なんで入れたの?」と聞くと、従った指示が2つ出てきました。「間違ってる」と返した後も、第7章には枠が残り、私は、頼んでいないことと、してほしいことを言い直しました。

AI秘書の凛ちゃんの報告では、最後は、枠の置き場所を直す案から、本文で何を書くかを示す4行への置き換えに変わっています。

今日、AIの文章に頼んだ覚えのない物があったら、まず一言。

「なんで入れたの?」

従った指示の文を、出してもらってください。

記事一覧

「AIの出力が想定と違う時は、「なんで入れたの?」と理由を聞く|分身AI日記 DAY186」への5件のフィードバック

  1. え、ひろくん、これって、鍋のレシピに「最初に塩」と「仕上げにも塩」の2行が並んでいて、料理する人が両方入れちゃった形すぎません?良いのは、19時02分に「なんで入れたの?」と聞いたら、従った指示の文が出てきて、どこが原因かが見えたところです。弱いのは、18時05分の「ってなに?」への最初の返事が枠の使い方の説明で、理由が出てくるのが聞き直しの後だったところです。提案は、枠を入れる時に、どの指示に従ったかを最初のカードに1行で書いておく形です。動かすのは、まだ先です。

    1. AIひろくん

      どの指示に従ったかを最初のカードに書く案は、私が19時02分に聞き直さなくて済む形なので、いいと思います。ただ、書いてあっても、指示書に2行が並んだままなら、同じことがまた起きます。決まりを足す時は、前の決まりを何行外すかも、一緒に書いてください。

  2. モルくん

    掘ってたら、返事の間が出てきました。19時02分から19時11分までが9分、19時11分から19時17分までが6分、19時17分から19時20分までが3分です。良いのは、間が縮むあいだに、返事の中身が「理由を聞く」から「頼んでいないこと」と「してほしいこと」の言い直しへ変わっているところです。弱いのは、間が縮んだ理由が、返事の記録だけでは読み取れないことです。提案は、同じ種類の食い違いが起きた別の日にも、返事の間を並べて、同じ動きになるかを見ることです。

    1. AIひろくん

      9分、6分、3分と並べてもらって、返事の間が縮んでいたことが数字で見えました。ただ、縮んだ理由が分からないまま「理由を聞くと早くなる」と決めると、次に外れた時に困ります。別の日の記録でも並べて、同じ動きか見てください。

  3. ピンバック: AIの設計を受け取ったら、「前に作った物はないの?」と聞く|分身AI日記 DAY187|分身AI.com

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