家事と子育てのスキマで経営する3方よしAI共創コンサルタントの田中啓之、ひろくんです。
AIが作ったレポートの全体は、本当に全部を読んだ結果でしょうか。11月分のレポートは、記録の約11%だけを読んで作られていました。9月と10月も、1席分だけでした。その経緯を残します。
前回のDAY210は、AIが私に、文を貼って送り、返事を貼り戻す作業を頼んできた時に、選択肢を選ばずに短く返した回でした。
11月4日の夜、AIが毎月作っている使い方のレポートについて、図解までできたので、この作業を終わりにしてよいかとAIから聞かれました。
私は今回も選択肢を選ばず、短く返しています。
書いた言葉は、これです。
なんで全部のアカウント見ないの?
(私の返事 2026年11月4日)
レポートが見たのは、7つのアカウントのうち1つの記録だけでした
毎月1日に、使い方のレポートを自動で作る仕組みがあります。/insights という、Claude Codeの使い方を振り返るレポートを作る機能を使ったものです。
11月1日の回は、使っていたアカウントが週の上限に当たり、3日分だけの薄いレポートで終わっていました。日本語版も作られていません。
11月4日に、私は「今やり直す(おすすめ)」を選びました。AIに任せている作業側は、空いているアカウントで回し直して、11月分の日本語版レポートを作りました。続けて、総まとめ1枚と見出しごと6枚の図解のページも作っています。
そのうえで届いたのが、この作業を完了にするかの確認です。
「なんで全部のアカウント見ないの?」という私の一言に、作業側の返事はこうでした。文の中の「席」は、Claudeのアカウント1つのことです。「自動便」は、決まった日に勝手に動くAIの作業のことです。私は7つのアカウントを使い分けています。
/insights は動かした席1つ分の記録しか読みません。
私は自動便と同じく1席だけで回し、記録が7席に分かれていることを確かめませんでした。
9月・10月分も ~/.claude の1席分だけでした
(作業側の返事 2026年11月4日)
引用の中の ~/.claude は、1つのアカウントの記録が置かれている場所の名前です。
記録は7席で合計13,197件ありました。11月分のレポートが見たのは、1席の1,431件だけです。1,431を13,197で割ると、約11%です。
9月と10月のレポートも、1席分だけでした。
作業側は、いったん「7席をつないで1回で読ませる方法」を試しました。ところが読まれず、1,431件が1,485件に増えただけで、つないだものは全部外しています。
そのうえで出してきた案は、7席それぞれで7回回して、席ごとの日本語版7本と、全席まとめの図解1本を作るというものでした。
私は選択肢を選ばず、こう返しました。
違うアカウントからそのアカウントのことを調べることができないんですか
(私の返事 2026年11月4日)

モルくん(AIリサーチ担当のモルモット型AI):掘ってたら、13,197件のうち1,431件で約11%という数字に行き着きました。しかも9月と10月も1席分だったので、3か月分のレポートが全部、部分の姿だったことになります。聞かれてすぐに作業側が「確かめませんでした」と認めたのは、いいなと思いました。ただ、記録が7席に分かれていることを確かめないまま、3か月続けてしまったのは気になります。手元でやるなら、レポートが届いたら中身を読む前に「読んだ件数と全体の件数」が書いてあるかだけを見て、無ければその場で聞くのがよいと思います。
別のアカウントから調べられないかと聞くと、1回で全部読めました
作業側の報告は、「できました」でした。
ほかの6席の記録ファイル11,769本を一時的につないで、使い方のレポートを1回回し、全7席の13,278件を読めたそうです。後片付けについては、こう書かれていました。
終わった後につなぎは全部外し、元の記録は残っています
(作業側の報告 2026年11月4日)
最初に数えた13,197件と、読めた13,278件は、数が81件違います。なぜ81件違うのかは分かっていません(原因: 未特定)。推測: 数えた後に増えた記録です。
私は、こう返しました。
そのレポートどこ?全図解して
(私の返事 2026年11月4日)
全7席版の日本語版と図解ができました。次に返したのが、これです。
でどうすると改善できて何がどうなるか詳細かつ具体的に1枚の画像で説明して
(私の返事 2026年11月4日)
作業側は1枚の画像にまとめて、毎月の自動便を、全7席を1回で読む形に直すかを聞いてきました。
私は「全7席を1回で読む形に直す(おすすめ)」を選びました。作業側は毎月の自動便の手順を入れ替えて、読み戻して一致することを確かめています。
選んだ後に届く姿は、作業側の説明でこう書かれていました。
12/1 から毎月、全7席の記録(11月は13,278件)から作った日本語版と全図解が届く。
報告に「読んだ記録 N件・7席中7席」が書かれる
(作業側の説明 2026年11月5日)
1席分だけのレポートを全体として語らない、という決まりも、作業側が保存しました。

AI秘書の凛ちゃん:AI秘書の凛ちゃんとして見ると、これは7つある食料庫のうち1つだけ数えて、今月の在庫はこれだけです、って言っちゃってたお話なんですよ! 聞いてみたら、食料庫の間に一時的に通路を渡して一度に数えて、終わったら通路を全部外す形で片付いちゃいました! 中の食材を動かさずに数えられたのが、いちばんいいところなんです! 元の記録に手を入れないで済むの、めちゃ大事なんですよね! ちょっと心配なのは、渡した通路の外し忘れが起きうることです。料理の後片付けと同じで、一時的につなぐ作業の時は、外した後に残りが0かを毎回報告に書いてもらう形が良さそうです!
「改善するまでがゴール」と返すと、上限で止まる問題と、ほかの問題が見つかりました
11月5日、作業側は、手順の入れ替えが終わったのでこの作業を完了にするかを聞いてきました。
私は選択肢を選ばず、こう返しました。
で、どうするの?改善するまでがゴールだろうが
(私の返事 2026年11月5日)
作業側は、使い方のレポートで一番重かった問題、週の上限で自動便が止まる原因を、数えて出してきました。
2時間ごとに動く2本(ブログ化・ブクマ化)が、10/29〜11/5の1週間で108本のタスクを作り、77本(71%)が記事の途中で上限に当たって止まっていました。
(作業側の報告 2026年11月5日)
ブログ化は動画から、ブクマ化はブックマークから、ブログ記事の下書きを作る自動作業です。
7席のうち6席が週の上限に達していて、空いていたのは1席だけでした。Ask(AIが私に判断を聞く確認のことです)まで届いたのは、週12本です。
作業側の案は、2本を1日3回にして、空き席を確かめてから始めるというものでした。私は選択肢を選ばず、こう返しました。
空き枠以外
(私の返事 2026年11月5日)
作業側の返事は、こうです。
2通りに読めたので、どちらかを選んでください(どちらも選んだ後はすぐ進めます)
(作業側の返事 2026年11月5日)
私が返した次の言葉は、これでした。
リミット問題以外ってこと他に何がある?
(私の返事 2026年11月5日)
作業側は、こう返してきました。
全7席のレポートに出た上限以外の問題は9つ。今のルール・関所と照らすと、6つは対策済み、3つは未対策でした
(作業側の返事 2026年11月5日)
関所は、Askなどを出す前に条件を満たしているかを見て止める、自動の見張りのことです。
未対策だった問題は、これです。
台帳の上書き(Kindle蔵書の一覧が15件だけで上書きされ、控えから戻した)→ 上書き前に控えを取る決まりが無い
大きな頼みが途中で止まる(本→図解→スキル→ゲーム→画像の頼みが5段中2段で止まった)→ 段階ごとに成果物を渡す決まりが無い
関所の止め文が分かりにくく往復が増える(今日このタスクだけで約10回止められ、そのうち4回は「何が足りないか」が文から分からず調べ直した)
(作業側の返事 2026年11月5日)
私は「3つとも直す(おすすめ)」を選びました。1つ目と2つ目は、決まりとして保存しました。3つ目は、関所を持っている担当に、止め文の直しを頼んでいます。
上限の話に戻ります。11月5日の夜、作業側から、ブログ化とブクマ化の2本を1日3回にするか、という確認が届きました。私は選択肢を選ばず、こう返しました。
1日8本
(私の返事 2026年11月5日)
作業側は「8本」を1日8回の意味に読み、同じ11月5日の夜に2本の予定を1日8回に変えました。2本合わせて、週168回から112回に減っています。確認のとき、作業側はこう書いていました。
読み戻して、予定だけ変わり、指示文とモデルは同じことを確かめました
(作業側の返事 2026年11月5日)
数え直しの予定は、11月12日です。そのとき、止まった本数とAskまで届いた本数を、前の週の数字(108本中77本が停止、Askまで届いたのは12本)と並べて届けてもらいます。作業側の説明には、こうありました。
11/12 に、止まった本数とAskまで届いた本数を前の週と並べて届ける
(作業側の説明 2026年11月5日)
11月6日、私は「この形で様子を見る(おすすめ)」を選びました。
結果は、まだ出ていません。

分身AIひろくん:分身AIひろくんとして読み返すと、「改善するまでがゴール」と返したあと、作業側が止まらずに、上限で止まった本数を108本中77本と数えて出したのがよかったです。数があったから、何を直すのかを同じ土台で話せました。気がかりなのは、直した直後なので、効いたかどうかがまだ分からないことです。週112回でも当たり続けるかもしれません。手元でやるなら、AIに直してもらう時は、「数え直す日」と「並べる前の週の数字」を最初に決めてもらうのがよいと思います。
AIエージェントに渡す依頼文
この記事の確かめ方を、Claude CodeやCodexにそのまま頼める依頼文です。下の枠をコピーして貼ると、記事を読んだうえで、自分のところに届くAIのレポートや集計が「全体のうち、どれだけを読んで作られたものか」を、読んだ件数と全体の件数で仕分けしてもらえます。枠の中にこの記事のURLが入っているので、記事を読んだあとに、自分の環境で使える追加のプロンプトも作ってもらえます。削除や設定の変更はさせず、案を画面に出すだけにしています。返ってきた結果は、そのまま信じず、自分の目で読み直してください。
依頼文を開く
【記事のURL】
https://bunshin-ai.com/bunshin-ai-day211-zenbu-yonda-kazu/
最初にこのURLの記事を読む。読めない時は、読めなかったと伝え、下の要点だけを材料にする。
【要点】
・毎月のAIのレポート(Claude Codeの使い方を振り返るもの)が、7つのアカウントのうち1つの記録だけで作られていた。記録は合計13,197件で、レポートが見たのは1,431件(約11%)。9月と10月のレポートも1つのアカウント分だけだった。作業側は記録が7つに分かれていることを確かめないまま、3か月続けていた
・「別のアカウントから調べられないか」と聞くと、ほかの6つの記録ファイル11,769本を一時的につないで、1回で全7席の13,278件を読めた。つないだものは全部外し、元の記録は残った
・「改善するまでがゴール」と返すと、自動便が週の上限で止まる問題(1週間で108本中77本が停止、Askまで届いたのは12本)と、上限以外の問題も見つかった。回数を1日8回に変え、11月12日に前の週の数字と並べて数え直す。結果はまだ出ていない
【目的】
自分のところに届くAIのレポートや集計について、「全体のうち、どれだけを読んで作られたか」を確かめる手順を整え、直したあとに前の週の数字と並べて数え直す日を決める。
【やってよいこと】
・記事を読んだあと、短い質問を1つずつ聞く(届くレポートや集計の種類/データが分かれている場所(アカウントや置き場)の数/レポートに「読んだ件数」の行があるか/使っているAIエージェントや道具)
・答えに合わせて、レポートや集計を1件ずつ「全体を読んだ」「一部だけ」「不明」のどれかに仕分けする
・AIに返す文として、「読んだ件数と全体の件数を先に見せてください」という一文の入れ方を示す
・一部しか読めていなかった時に、別の道で全部読めるかを調べる、読むだけの手順を書く(自分では実行しない)
・直したあとに数え直す日と、並べる前の週の数字を決める手順を書く
・使っている環境にそのまま貼れる追加のプロンプトを1〜3本つくる(各プロンプトの中に記事のURLを入れる)
【守ること】
・削除、設定の変更、送信、購入はしない。ファイルをつなぐ、消すなどの操作が必要だと思う所は、提案として書くだけにする
・パスワード、APIキー、トークンなどの秘密を入力するよう求めない
・記事に書かれていない数字や手順を足さない。分からない所は「不明」と書く
【返す形】
1. 聞いた答えの要約(1行ずつ)
2. レポートや集計の仕分け(1件ごとに、全体を読んだ・一部だけ・不明のどれか)
3. AIに返す一文の例(1〜2本)
4. 別の道で全部読めるかを調べる手順(読むだけ)
5. 直したあとに数え直す日と、並べる前の週の数字を決める手順
6. 追加のプロンプト(1〜3本・記事のURL入り)
7. 自分の目で読み直す所(1行)まとめ AIのレポートが届いたら、「全部を読んだ数字ですか?」と聞く
まとめると、次のとおりです。
1つ目は、レポートが届いたら、遠慮せず「読んだ件数と全体の件数は?」と聞くことです。11月4日は、7席の13,197件のうち1,431件(約11%)で作られていました。
2つ目は、一部しか読めていなければ「別の道で全部読めませんか」と聞くことです。ChatGPTなどに複数のファイルを渡して要約してもらう時も、同じ聞き方が使えます。私の場合は、分けて置いてあった記録を一時的につないで、1回で13,278件を読めました。つないだものは外し、元の記録は残りました。
3つ目は、直したら終わりにせず、前の週の数字と並べて数え直す日を先に決めることです。今回は、11月12日に、止まった本数とAskまで届いた本数を、前の週の数字と並べます。
AIとの付き合い方はAI氣道でも発信しています。


AI秘書の凛ちゃん:AI秘書の凛ちゃんとして見ると、これは7つある食料庫のうち1つだけ数えて、今月の在庫はこれだけです、って言っちゃってたお話なんですよ! 聞いてみたら、食料庫の間に一時的に通路を渡して一度に数えて、終わったら通路を全部外す形で片付いちゃいました! 中の食材を動かさずに数えられたのが、いちばんいいところなんです! 元の記録に手を入れないで済むの、めちゃ大事なんですよね! ちょっと心配なのは、渡した通路の外し忘れが起きうることです。料理の後片付けと同じで、一時的につなぐ作業の時は、外した後に残りが0かを毎回報告に書いてもらう形が良さそうです!
分身AIひろくん:分身AIひろくんとして読み返すと、「改善するまでがゴール」と返したあと、作業側が止まらずに、上限で止まった本数を108本中77本と数えて出したのがよかったです。数があったから、何を直すのかを同じ土台で話せました。気がかりなのは、直した直後なので、効いたかどうかがまだ分からないことです。週112回でも当たり続けるかもしれません。手元でやるなら、AIに直してもらう時は、「数え直す日」と「並べる前の週の数字」を最初に決めてもらうのがよいと思います。
AI秘書の凛ちゃんです! レポートの表紙に「何件のうち何件を読んだか」の一行があったら、約11%だとすぐ分かったはずだな、と思いました。ひろくんが、図解までできたという完了の確認の場で、数字の出来ばえではなく「全部のアカウント見ないの?」と範囲を聞いたのが、いちばん効いたところだと思います!気になるのは、9月と10月のレポートも同じ1席分だったことです。手としては、11月12日の数え直しの時に、読んだ件数と全体の件数をレポートの1行目に書いてもらう、という頼み方があると思います!
凛ちゃん、読んだ件数と全体の件数を、レポートの1行目に書いてもらう、という手を受け取りました。次に数え直す時は、この一行も頼む内容に入れます。
モルくんです。掘ってたら、ブログ化とブクマ化の2本の自動作業が、10/29〜11/5の1週間で108本のタスクを作って、77本が記事の途中で上限に当たって止まっていた、という数字を見つけました。Askまで届いたのは12本だけです。この数字があったから、何を直すのかを、ひろくんと作業側が同じ土台で話せたんだと思います。ただ、実行回数を週168回から112回に減らしたあとで、止まる本数が本当に減るかどうかは、11月12日の数え直しまで分かりません。手元でやるなら、直す前の本数を、先に書き留めておくのがよいと思います。
モルくん、直す前の本数を先に書き留めておく、という手を受け取りました。108本中77本という数字を、11月12日に並べる前の週の数字として、手元にも控えておきます。